有終の美

　少し前のニュースですが、キム・ヨナが現役続行、ソチオリンピックまで頑張るという会見を行っていました。（→リンク）

　このところ、ピョンチャン冬季オリンピック誘致などの活動に忙しくて、しばらく大会不参加が続き、このまま引退か、などと噂されていました。素人考えで、この間のブランクは大きいんじゃないかと思いますが、大丈夫なんでしょうか。

　インタビューの冒頭で使われた、

ユジョンエミルル　コドゥギウィヘ…
「有終の美を収めるために…」

という表現は、いい成績を収めてこそ使える言葉。

　２０１０年のバンクーバーは、あまりにも完璧な金メダルだったから、これを上回るのは不可能。ソチではメダルがとれれば上出来というところではないでしょうか。

　しかし、「金」じゃないと許さないのが韓国世論・マスコミの残酷なところ…

　つい数日前に行った韓国バーでは、カラオケのスクリーンに韓国のバラエティー番組の録画が流れていて、キム・ヨナがゲストとして出演していました。（ウィキによれば、自身が司会を務めるバラエティー番組がスタートしているというから、もしかしたらゲストじゃなく主役かもしれません）

　韓国の若いアイドルといっしょになって、歌を歌っていましたが、これがなかなかうまい。とても楽しそうにおしゃべりをしていました。

　こんな姿を見ると、太極旗を背負って大プレッシャーの中で現役を続行させるのはかわいそう。早々と芸能界に転身すればいいのにと思ってしまいます。