ソウルが観測史上最大の大雪に見舞われたそうです。
韓国は寒いけれど,平地の雪は少ない。積雪にはなれていないので,交通マヒが起こりやすい。
私が韓国にいたときも,「数十年ぶりの大雪」があって,交通が大混乱しました。子どもたちは喜んで雪遊びに興じていましたが,ソウルの雪はパウダースノーなので,雪だるまは作りにくいし,雪合戦しようにも,雪玉が固まらない。日本の雪の日と勝手がちがったことを覚えています。
新聞記事をみると,天気予報の不正確さと除雪作業の遅れを非難する社説がありました。(→リンク)。最近は中央日報も,原文の検索がしやすくなっているようですね。上部右の「韓国語で読む」をクリックすると韓国語を見ることができます(→リンク)。
「ソウルでは昨日、気象観測が始まった1937年以来、最高の積雪量を記録した。事実上100年ぶりの大雪という」
この論理関係が「?」ですが,それはともかく…
韓国語で「大雪」は,漢字語でポクソル(暴雪)。日本では使わない言葉です。同様に,大雨は「暴雨」。日本語でも激しい風は「暴風」といい,「暴風雨」,「暴風雪」は使うけれども,「暴雪」,「暴雨」は使わない。
固有語ではどういうかというと「ポンポンヌン」。ヌンは雪,ポンポンは雪が激しく降る様を形容する擬態語です。日本語の「どか雪」という感じでしょうか。
日本語で,雪の降る様を表す擬態語はあるのかな。
「ちらちら」は降り始めの感じだし,「しんしん」は静かに積もる感じ。激しく降る様子にはなじみません。
がんがん?
じゃんじゃん?
ぼんぼん?
「大雪」(デソル)も使わないわけではなく,先の記事の中でも,「大雪警報」という熟語で使われている。熟語専用なのでしょう。
韓国の漢字の読み方を覚えると,飛躍的に語彙力が伸びますので,韓国語の学習法としてお勧めです。
韓国は寒いけれど,平地の雪は少ない。積雪にはなれていないので,交通マヒが起こりやすい。
私が韓国にいたときも,「数十年ぶりの大雪」があって,交通が大混乱しました。子どもたちは喜んで雪遊びに興じていましたが,ソウルの雪はパウダースノーなので,雪だるまは作りにくいし,雪合戦しようにも,雪玉が固まらない。日本の雪の日と勝手がちがったことを覚えています。
新聞記事をみると,天気予報の不正確さと除雪作業の遅れを非難する社説がありました。(→リンク)。最近は中央日報も,原文の検索がしやすくなっているようですね。上部右の「韓国語で読む」をクリックすると韓国語を見ることができます(→リンク)。
「ソウルでは昨日、気象観測が始まった1937年以来、最高の積雪量を記録した。事実上100年ぶりの大雪という」
この論理関係が「?」ですが,それはともかく…
韓国語で「大雪」は,漢字語でポクソル(暴雪)。日本では使わない言葉です。同様に,大雨は「暴雨」。日本語でも激しい風は「暴風」といい,「暴風雨」,「暴風雪」は使うけれども,「暴雪」,「暴雨」は使わない。
固有語ではどういうかというと「ポンポンヌン」。ヌンは雪,ポンポンは雪が激しく降る様を形容する擬態語です。日本語の「どか雪」という感じでしょうか。
日本語で,雪の降る様を表す擬態語はあるのかな。
「ちらちら」は降り始めの感じだし,「しんしん」は静かに積もる感じ。激しく降る様子にはなじみません。
がんがん?
じゃんじゃん?
ぼんぼん?
「大雪」(デソル)も使わないわけではなく,先の記事の中でも,「大雪警報」という熟語で使われている。熟語専用なのでしょう。
韓国の漢字の読み方を覚えると,飛躍的に語彙力が伸びますので,韓国語の学習法としてお勧めです。
今年もよろしくお願いします。
雪の積もる様を記す擬態語ですが
積もるなら童謡のごとく
「ズンズン」積もるというがありますが…。
太宰治の「津軽」には
「こな雪」「つぶ雪」
「わた雪」「ざらめ雪」とか
雪の状態を表す言葉がありましたが…
雪といっても雪質がいくつもあると
一つの共通の言葉で表す言葉が
少ないのかななんて思ったりしました。
ズンズンは雪専用というわけじゃないような気がします。
津軽のような雪国では,雪の名称も,また擬態語も豊富なのかもしれませんね。