初めて日本を訪れる韓国人が,日本の街路で目を瞠るのが自転車。
「ちょっと,ちょっと。あれご覧なさいよ」
韓国人同士で話をしていたので,指さす方向を見ると,サラリーマンらしき人が自転車に乗っている。日本ではありふれた光景です。これが韓国人には珍しい。
韓国で自転車とは労働者が運搬用に使う物です。まともな大人の乗るものではない。韓国の街中で,重い荷物に耐えられるように何本もの鉄パイプで補強したいかつい自転車をときどき見かけます。
だから,洋服(=韓国語でスーツを意味する)を着たサラリーマンや,ミニスカートでお化粧したOLが自転車に跨がって最寄りの駅まで行くという風習は,韓国人の目に非常に奇異に映るようです。
最近でこそ,子どものプレゼントに自転車を買ったり,サイクリング車やマウンテンバイクに乗る人も増えていますが,日常生活の足として使う発想はない。
二村洞で自転車に乗って(補助シートに子どもを乗せて)走り回っているアジュンマを見たら,日本の駐在員夫人と思ってまちがいない。
だいたい,今の大人世代はほとんど自転車に乗れない。日本に来た留学生は,まず自転車に乗る練習をするそうです。かつてヨイド(漢江の中州,というか島)に大きな広場があって,自転車が乗れるようになっていた。有事(北朝鮮の南侵)には飛行場に転用できるようにという,コンクリート敷きの広場です(危機意識の薄弱な金大中政権時代に,普通の公園にされてしまいましたが)。
子どもを連れてときどきいきましたが,アベックたちがきゃあきゃあいいながら自転車の練習をしていた。危なっかしくて見ていられませんでした。
日本人はほとんどの人が自転車に乗れる,という話をするとびっくりします。
最近はどうか知りませんが,私の娘たちが日本で小学校に通っていたころは,平衡感覚を鍛えるためでしょうか,一輪車の練習が励行されていました。
韓国に赴任したとき,家で乗っていた一輪車を持参し,ときどき近くの漢江市民公園に持って行って,乗っていた。そのときの韓国人たちの驚きようと言ったら……。一輪車にすいすい乗るうちの上二人の娘は,サーカス団の花形並に注目されたものです。
「ちょっと,ちょっと。あれご覧なさいよ」
韓国人同士で話をしていたので,指さす方向を見ると,サラリーマンらしき人が自転車に乗っている。日本ではありふれた光景です。これが韓国人には珍しい。
韓国で自転車とは労働者が運搬用に使う物です。まともな大人の乗るものではない。韓国の街中で,重い荷物に耐えられるように何本もの鉄パイプで補強したいかつい自転車をときどき見かけます。
だから,洋服(=韓国語でスーツを意味する)を着たサラリーマンや,ミニスカートでお化粧したOLが自転車に跨がって最寄りの駅まで行くという風習は,韓国人の目に非常に奇異に映るようです。
最近でこそ,子どものプレゼントに自転車を買ったり,サイクリング車やマウンテンバイクに乗る人も増えていますが,日常生活の足として使う発想はない。
二村洞で自転車に乗って(補助シートに子どもを乗せて)走り回っているアジュンマを見たら,日本の駐在員夫人と思ってまちがいない。
だいたい,今の大人世代はほとんど自転車に乗れない。日本に来た留学生は,まず自転車に乗る練習をするそうです。かつてヨイド(漢江の中州,というか島)に大きな広場があって,自転車が乗れるようになっていた。有事(北朝鮮の南侵)には飛行場に転用できるようにという,コンクリート敷きの広場です(危機意識の薄弱な金大中政権時代に,普通の公園にされてしまいましたが)。
子どもを連れてときどきいきましたが,アベックたちがきゃあきゃあいいながら自転車の練習をしていた。危なっかしくて見ていられませんでした。
日本人はほとんどの人が自転車に乗れる,という話をするとびっくりします。
最近はどうか知りませんが,私の娘たちが日本で小学校に通っていたころは,平衡感覚を鍛えるためでしょうか,一輪車の練習が励行されていました。
韓国に赴任したとき,家で乗っていた一輪車を持参し,ときどき近くの漢江市民公園に持って行って,乗っていた。そのときの韓国人たちの驚きようと言ったら……。一輪車にすいすい乗るうちの上二人の娘は,サーカス団の花形並に注目されたものです。
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