11月17日、日本で初めてのミャンマー祭りが芝、増上寺で行なわれます。
その前の日、ミャンマー語のレッスンが終わったあと、久しぶりに高田馬場にミャンマー料理を食べに行きました。
いつも行くマンミャンマーを覗いてみると、入口の扉が半開きになり、店の中は食材であふれています。その真ん中で、顔見知りのおばさんが何やら一生懸命働いている。
「ミンガラーバー」
「ああ、今日はお店はやってない。明日の準備で大変だから」
マンミャンマーもミャンマー祭りで出店するようです。
「明日、頑張ってね」
そして、もう一軒、ミンガラーバーに行きましたがこちらは店が閉まっている。やはり明日の準備のためでしょうか。
仕方なく、栄通りをぶらぶら歩いていくと、奥の方にミャンマー語の看板が。入ったことのない店です。
「いらっしゃいませ」
初老のおじさんが迎えてくれます。夫婦二人でやっているようです。先客の大学生らしき日本人男性の二人組は、モンヒンガー(ナマズスープ麺)を食べていました。
「初めてなんですけど、何がお勧めですか。ご飯もので」
「ダンバウはいかがですか」
ダンバウとは、ドライカレーのようなご飯の上に鶏の手羽をのせた料理。インド料理の影響の強い料理のようです。
勧めにしたがって、ダンバウとミャンマービールを頼みました。
店の名前はスィゥー・ミャンマー。スィゥーとは不思議な表記です。ご主人に意味を聞いてみました。
「友だちという意味です」
ご主人の発音を聞くと、スウェーと書くほうが発音に近いようです。
「友だちはタンゲージンじゃありませんでしたっけ」
「スウェーは、タンゲージンよりもっと親しい感じです。家族みたいな」
「明日のミャンマー祭りには、お店出さないんですか」
「うちは出しません。ここを休むわけにいかないから」
まもなく開店一周年。ダンバウもおいしかったし、ご夫婦とも、とても感じがいいので、また来ようと思います。
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