毎年、代々木公園では、世界各国のお祭りが開かれます。タイ祭り、ブラジル祭り、ベトナム祭り…。しかし、ミャンマー祭りはなかった。
ミャンマーに民主政権が誕生したのが2011年。今年五月には、安倍首相が、日本の首相としては36年振りにミャンマーを訪問。今、ミャンマーは日本企業の進出ラッシュが起きているようです。
安倍首相の奥さん、昭恵さんも、ミャンマーに寺子屋を、という運動を続けていたこともあり、今年初めてミャンマー祭りが開かれることになりました。とはいっても、場所は代々木公園ではなく、増上寺。仏教のつながりもあるのかもしれません。
祭りの目玉は、安倍昭恵さん、サッカーの中田英寿も出演するシンポジウム。1時からのシンポジウムの整理券を10時半から配ります。
私が10時すぎに行くと、すでにかなりの行列が。それでも無事整理券を入手。時間があるし、何か食べようか。
とりあえず、ミャンマービール500円を購入し、ビールを片手に屋台を見て歩きます。
「あら、昨日はごめんなさい」
マン・ミャンマーのお店です。
「昨日は徹夜です。一睡もしていません」
ミャンマーのお餅と、ミャンマー風油麺。麺のほうを注文して、腹拵え。ほかにも、ミンガラーバー、シュエー・オーといった、私の知っているお店が軒を連ねます。
すべての料理は500円均一。何か取り決めがあるようです。
奥のほうにステージがあり、ミャンマーの踊りが始まりました。
最初はプロらしき踊り子が、王宮で演じられたきらびやかな踊りを披露します。続いて、たぶん留学生たちでしょう、素人っぽい踊りも続く。客席がぎっしりで、立ち見の人も多い。
12時を過ぎたころ、私のミャンマー語の先生も来ました。知り合いが多いらしく、いろいろなところで挨拶をしている。私のことを紹介してくれたりもします。
「チャノォ・ナメー・イヌナベ・バー」
(私の名前は犬鍋です)
屋台にあるいろいろな食べ物について説明してくれますが、日本語が必ずしも完璧じゃないので、あまりよくわからない。
「すみません、僕はシンポジウムのほうに行くので、またのちほど」
シンポジウムの模様は、次回書きます。
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ウルドゥ語、ヒンディ語は、「ナーム」です。
ビルマ語(ミャンマー語)は、シナ・チベット語族なので、インド・ヨーロッパ語族とは違いますが、単語だけ共有することはよくあります。
ところで、英語のnameは、ローマ字読みだと「ナメー」だと、中学の先生が言ってました(笑
「名前」を表す単語がなく、印欧語(サンスクリット?)から借用したのかどうか、よくわかりません。
バーという終助詞(?)も、日本語のです・ますにそっくり。丁寧さを表します。
語順、助詞、助数詞なども似ているものが多く、文字の難しさにめげずに挑戦してみれば、案外、日本人にとって学びやすい言語かもしれません。