先生が修士論文を仕上げるために忙しかったので、ミャンマー語のレッスンはしばらくお休みでした。
やっと書き上げたということで、約2か月ぶりのレッスン。テキストの学習(ヤンゴン外国語大学の外国人向け教科書)はすでに終わっていたので、この日はこれまでに習った言い回しを使ってのフリートーキング。といっても、初級の表現しか知らないし、習った単語もあらかた忘れているので、途中から英会話になりました(先生は日本語ができません)。
「いつミャンマーに帰りますか」
「9月です」
「ヤンゴンですか」
「いえ、ネピドーです。ネピドーの大学で教えます」
先生は30歳で、最近結婚した私の長女と同い年。この若さで大学教授になるというのは、よほど優秀なのでしょう。
ミャンマーは学制が日本とは異なり、16歳で高校を卒業します。大学は、学部によって年数が違うのですが、文科系の学部は3年、理科系は4~5年、医学部は6年だそうです。先生の専攻は農学で、5年とのこと。
「結婚はしないんですか」
「しません」
「なんで?」
「男は嫌いだから」
(…)
「また、どこか外国に留学するんですか」
「しません。ずっと外国にいたから、お母さんが、もうどこにも行くなって」
先生は21歳でミャンマーの大学を卒業したあと、中国に4年間留学。その後日本に3年間いました。
「ご両親もネピドーですか」
「いえ、ヤンゴンよりも南の地方です。だから一緒には住めないけれど、同じ国内だからすぐ会えるでしょう」
「ウー・ティンアウンリン(私のミャンマー語の名前)は、ミャンマーに来ないんですか」
「行きたいです。夏休みは無理だけど、年末年始に夫婦で行こうと思っています」
「ヤンゴンですか」
「ヤンゴンは2回行ったので、今度はバガンとかインレー湖がいいかなあ」
「インレー湖はいいですよ。1月は気候もいいし」
ミャンマーの12月、1月は、タイと同様乾季で涼しく、旅行するのに最もよい季節です。
「ミャンマーに来たら連絡ください。案内してあげますよ」
「チェーズーティンバーデー(ありがとう!)」
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