韓国バーで知り合った友人が何人かいます。別の店で偶然出会ったりすることもある。お互いに行く店が同じような所だからでしょう。
そのような友達の一人から、お店の情報を聞いたりもします。先日、そのようにして仕入れた情報を便りに、新しい韓国バーを開拓しました。
カウンターには韓国人の先客がいて、ママはずっとその客と韓国語で話しています。
「そうそう、30日にパーティーやるから来て。店のお酒ぜんぶ飲んでいいから」
(???)
私の注文をとりにきたときに聞いてみました。
「お店、閉めちゃうの?」
「あら、お客さん、韓国語わかるんですか」
いろんな事情があって、4年ほど続けた店を月末に閉めるそうです。
「なんだ、いい店を見つけたと思ったら、残念だなあ」
カウンターの内側に、ボストンバッグがあって、そこから小犬が顔を出しています。
「種類はなんですか」
「チワワ」
「いつも店に連れてくるんですか」
「毎日じゃないけどね。家で一人でお留守番はかわいそうだから」
こんどは犬に向かって、
「これからどうしようかね、○○ちゃん」
お店を閉めたらしばらく休んで次のことを考えるそうです。
そういえば韓国出張のときに乗ったANAの中で映画を見ました。日韓路線は時間が短いので、片道で一本見切れない。それで往復合わせて一本を見ました。
「レンタネコ」
貸し猫業を営む女性のお話です。心の中に「穴」をかかえた人々が、猫に癒しを求めるというストーリー。封切りはこれからのようなので、くわしいストーリーは書きませんが、猫が主人公で、以前見た「ねこばん」に似ています。
韓国人は一般に猫が嫌いなので、動物に癒しを求めるならば犬ということになるのでしょう。
この店のママも、バラ色の生活を夢見て日本の生活を始めたが、紆余曲折あって自分の店を畳まなくてはならない。心の中にポッカリと穴があいているように見受けられました。
次にやる事業では成功してほしいものです。
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