韓国のファーストレディー、金建希

写真：バイデン米大統領とあいさつする金建希

　米国のバイデン大統領が、日本に来る前の韓国に寄りました。

　バイデン大統領は、22日の夜、晩餐会に先立ち、国立中央博物館で尹錫悦夫妻と挨拶を交わしました。

　そのあと、バイデン大統領は尹錫悦大統領に向かって、次のように言ったそうです。

「アメリカにはこんな言葉がある。尹大統領と私は「marry up」した男たちだ」

　marry up とは、「自分よりも学歴・収入・地位が高い相手と結婚すること」だそうです。

　意訳すれば、「私たちは出来すぎの奥さんを持ってるね」とでもなるんでしょうか。

　いわゆる社交辞令ですね。

　尹大統領の奥さんの金建希（キム・ゴンヒ）さんは実業家で推定資産7億円。

　10年前に結婚したとき、検察官だった尹錫悦氏には、貯金が190万円ぐらいしかなかった（リンク）そうですから、「奥さんのほうが収入が多かった」のは確かなようです。

　尹錫悦が大統領選挙戦を戦っているとき、金建希氏の美貌が話題になり、Naver cafe やFacebookなどにファンクラブが出来て、十万人近くの会員を集めているそうです。


写真：Facebookのファンクラブより

　金建希氏が身に着けている服、サンダル、装飾品などがすぐに売り切れてしまうので、「완판녀 ワンパンニョ、完販女？」と呼ばれているんだとか（リンク、韓国語）。

　今回はバイデン氏が妻を帯同してこなかったので、金建希氏も挨拶だけして晩さん会には出なかったそうです。

　今後は、韓国のファーストレディーとして海外歴訪に一緒に行くのでしょう。

　日本の元首相夫人のようにでしゃばって夫の足を引っ張らなければいいですが。