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今飼っている犬は、2006年にわが家にやってきました。
ちょうどその年の3月、私はこのブログをソウルで始めました。
ですから、このブログはわが家の愛犬、ハイジとほぼ同じ年齢になります。
正確には、ハイジは2005年に生まれたので、数か月年長です。
ある日、私一人をソウルに残して帰国した家族から「犬を飼い始めた」という連絡を受けました。
「ペットショップで買ったの?」
「ううん、ブリーダーをやってる友達から譲ってもらったの」
「ブリーダー?」
私はブリーダーという言葉を知りませんでした。
2008年1月発行の三省堂国語辞典第6版には、ブリーダーが立項されています。
ブリーダー〔breeder〕家畜・ペット・昆虫などを飼育したり繁殖させたりする人。
ところが同じ辞書の第4版(1992年発行)にはこの言葉は載っていません。
第5版(2001年発行)は、韓国に置いてきてしまったので、残念ながら、ブリーダーが載っているかどうか確認できません。
きっと私が韓国にいる間(1996~2007年)の間に、日本語に定着したのだと思われます。
後で聞くと、ハイジを譲ってくれた友達というのは、職業としてブリーダーをしているわけではなく、子ども(私の娘の同級生)に犬の出産を見せてやりたくて、飼っている雌犬に種付けをしてくれるように、職業的ブリーダーに頼んだということです。
5匹生まれた仔犬たちはすぐに引き取り手が見つかりましたが、もっとも虚弱そうだった1匹が残っていて、その名前がハイジ(雄だけど)だったために、私の妻が引き取りを決意した経緯については、以前書いたことがあります(リンク)。
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元気だった頃
16年経った今、母犬と兄弟のうち3匹までが死に、残っているのはハイジともう1匹だけだそうです。
今やハイジは両目がまったく見えず、わずかに嗅覚を頼りに覚束ない足取りで歩いています。
妻が日課として散歩に連れ出しますが、寒さに弱いので、あまり歩きたがらない。
家の中では、ガスヒーターの前で寝ていることが多くなりました。
一歳になる孫がそばで大泣きしても一向に気にしません。たぶん耳も聞こえないのでしょう。
こんな老犬ですが、結婚して外に出た娘たちも、里帰りするたびに抱きしめます。
間違いなく家族たちに癒しを与える存在です。
韓国式に「伴侶犬」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。
ちょうどその年の3月、私はこのブログをソウルで始めました。
ですから、このブログはわが家の愛犬、ハイジとほぼ同じ年齢になります。
正確には、ハイジは2005年に生まれたので、数か月年長です。
ある日、私一人をソウルに残して帰国した家族から「犬を飼い始めた」という連絡を受けました。
「ペットショップで買ったの?」
「ううん、ブリーダーをやってる友達から譲ってもらったの」
「ブリーダー?」
私はブリーダーという言葉を知りませんでした。
2008年1月発行の三省堂国語辞典第6版には、ブリーダーが立項されています。
ブリーダー〔breeder〕家畜・ペット・昆虫などを飼育したり繁殖させたりする人。
ところが同じ辞書の第4版(1992年発行)にはこの言葉は載っていません。
第5版(2001年発行)は、韓国に置いてきてしまったので、残念ながら、ブリーダーが載っているかどうか確認できません。
きっと私が韓国にいる間(1996~2007年)の間に、日本語に定着したのだと思われます。
後で聞くと、ハイジを譲ってくれた友達というのは、職業としてブリーダーをしているわけではなく、子ども(私の娘の同級生)に犬の出産を見せてやりたくて、飼っている雌犬に種付けをしてくれるように、職業的ブリーダーに頼んだということです。
5匹生まれた仔犬たちはすぐに引き取り手が見つかりましたが、もっとも虚弱そうだった1匹が残っていて、その名前がハイジ(雄だけど)だったために、私の妻が引き取りを決意した経緯については、以前書いたことがあります(リンク)。
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元気だった頃
16年経った今、母犬と兄弟のうち3匹までが死に、残っているのはハイジともう1匹だけだそうです。
今やハイジは両目がまったく見えず、わずかに嗅覚を頼りに覚束ない足取りで歩いています。
妻が日課として散歩に連れ出しますが、寒さに弱いので、あまり歩きたがらない。
家の中では、ガスヒーターの前で寝ていることが多くなりました。
一歳になる孫がそばで大泣きしても一向に気にしません。たぶん耳も聞こえないのでしょう。
こんな老犬ですが、結婚して外に出た娘たちも、里帰りするたびに抱きしめます。
間違いなく家族たちに癒しを与える存在です。
韓国式に「伴侶犬」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。
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