3.11のことをお話させていただいた翌日、小P連の役割のひとつとして会議に出席させていただいた。
「子どもを共に育む「親支援」プログラム」
その活動のひとつは「ほっこり子育て広場」として、PTAの家庭教育学級などに支援員を派遣して行う、子育てにまつわるワークショップ。
そして、今回の会議で議題となった、将来子育てをすることになる「中学生」に、乳幼児に触れてもらうことで「子育て」を体感してもらうプログラム。
私自身は、今年度に初めてプロジェクト会議に参加したため、お聞かせいただいたのはすでに進行しているものの説明だったけど、その意図するところは十分に伝わってきた。
当然この取り組みには予算が割かれ、有識者による準備が行われているのだろうから、京都市のPTAとして存分に活用させていただくことが大事だと思う。
その上で、課題などをどんどんフィードバックして、よりよいプログラムを育てていければ良いと思う。
その日の夜は、偶然にも自分の小学校で「ほっこり子育て広場」を実践する日。
いくつかのテーマの中から、「ふれあう ~本当はいっぱい話したい 思春期の対応~」を。
いつもの事ながら参加者は少なく、その点は残念だが、参加してくださった方にはとてもいい時間を過ごしていただけたと思う。
いつかこのプログラムを受けられる方の為に詳細は省くが、テーマを元に少人数のグループで話し合うのはとても楽しい。
忙しい保護者だからこそ、この1時間強の時間、自分を振り返る時間を持つというだけでも大きな意味がある。
きっかけは子育ての課題となるワークショップだけれど、その内容で学ぶことより、ホッと一息つく時間を持つことと、ほかの方の意見を聞いて「いろんな考え方があるんだな」と気づくことが大事なんだと思う。
このあたりは支援員さんが上手に動かしてくださるのだが、そのいろんな考え方を否定することなく、自分の考えを責められることなく、「今の自分で大丈夫」と味あわせてくださる。
だからこそ、ほかの方の考えかたも尊重しながら聞くことが出来る。
こういうプログラムを学校で行えるのですから、ぜひいろんなPTAで採用していただければ良いですよね。
4月になったら、ぜひ年間のPTA行事計画に合わせて、このプログラムを取り込んでいただければと思います。
(京都市以外の皆様、ローカルな企画でごめんなさい)