コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

真カ研月例会 6月

2006-06-21 23:10:58 | 真宗カウンセリング
今日、龍谷大学深草で行われた、真宗カウンセリング研究会月例研究会に参加してきました。初参加です。

2年前に真宗カウンセリング研究会代表の松岡先生の言葉に賛同して真カ研の会員になりましたが、昨年からのミニカン・エンカウンターの研修会を経て、ここまでたどり着いたなって感じがあります。

仏法のときもそうなんですが、まず人に惹かれ、体験を経て、理論を学び始める…そういう流れがぴったり来るのかもしれません。実際、仏書にしろカウンセリングの本にしろ、以前も読むのは読んでます。しかし、こう理屈だけが浮いてる感じで私の身に根を張る感じが有りません。それが実体験を基に理論に触れると驚くようにはいってくる。目の前のテキストや、そこで交わされる会話が実感をともなって聞けるのです。

自分なりのへんなこだわりがあって、始めるのはきりのいい4月からと決めていました。しかし都合で4月5月は参加できず…でも気分的には4月から始めてるものがあるので、都合のついた今月からの参加です。
久々に龍大のキャンパスに足を踏み入れました。案内で会場は「紫英館」であることは判っていましたから、門を入ったところにある「紫英館」のインフォメーションで会場をたずねました。「そこの階段を上がって、左に行った突き当りです」と聞いたので「簡単だ」と思い階段を上がって左に曲がりました。すると様々な事務室があります。「右左を間違えたか?」と後ろを振り向きますが、会談があるのは学舎の一番端。仕方が無いので事務所の間を進んでいきます。正面の壁まで来ると横に曲がっています。ここまでに目的の部屋はありません。仕方が無いので曲がって進むと今度は、学長室、副学長室、経済学部長室などの部屋が続きます。少し不安になりました。しかし、進むしかない…道はジグザグに曲がりながら続いていきます。エレベーターホールにたどり着いて初めて目的地を示す標識を見つけました。目的地はまだまだ奥です。でも、行くべき方向が間違ってないのは安心感を与えてくれました。いろいろな会議室を越えて、「共同研究室」がありました。なんとか着き…良く見ると「共同研究室6」となっている。隣には「5」。慌てて案内を見ると「共同研究室」としか書いていない…仕方なしに一つ一つのドアに聞き耳を立てながら進んでいきます。一番奥の部屋の前まで行くと、聞きなれた声が…恐る恐るノックをしてドアを開けました。知っている顔がそこにありました。しかし、なにやら打ち合わせ中。どこでも座っていいことだけ確認して席につきます。ほとんど知っている方なのでホッとはしましたが、打ち合わせが続く中、落ち着かない感じにそわそわした気持ちがどんどん膨れてきます。

時間になり、はじめにチェックインがあり、そこで口を開いてやっと落ち着けた感じがあります。知った顔ぶれでも場所が変わるとちょっと違う雰囲気に感じますし、初めて参加するグループにはどうしても緊張してしまいます。

その後の輪読では、少しずつ口を開けるようになっていきました。以前だと思ったことがあっても、「初心の私のこと、間違ったこといったらどうしよう」「ずれたこと言って雰囲気壊したらまずい」などという動きに縛られていましたが、今の私はその辺は楽に動ける感じがします。

うーん、導入まででこんなに書いちゃいました(苦笑)ちょっと仕事もしなきゃならないんで、無理せず今日はここまでにします。
昨日のミニカン実践の事も書きたいので、続きはどちらが先になるかわかりません。