コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

真カ研月例会 10月

2006-10-21 03:05:44 | 真宗カウンセリング
火曜のエンカウンターに引き続き、水曜日には月例会があった。
振り返ってみると、7月と9月(8月はお休み)の月例会の報告をサボってる。
なので、今月は忘れないうちに。

とはいえ、内容は基本的にテキストに沿って進められるので、そのあらすじだけにしても長くなるからパス(笑)
テキストはロジャーズさんの論文だが、私にとっては法座やミニカン・エンカウンターで体験していることを理論づける機会としてしている。したがって、体験の有無によって、身に迫って受け取れるところと、想像でしかない部分がある。勉強によって知識を高めるというのを苦手としているからだ。

むしろ、その内容に触発されて、参加者が話し合う内容に惹かれる。私よりも実践されている先輩諸氏の言葉は深みがあるし、私に足りないところを補ってもらえる。

「セラピィの過程」の話だったのだが、最後のほうで「今までの自己概念を組み替え、次第に新しい経験を取り入れられるように再構成する」というところに導かれるのだが、そこを聞いたときにカウンセリングに出会って変化してきた私自身を思った。しかし、そのことについて「まさに、『今、ここ』の精神ですね」という発現を聞いた瞬間、すでに過去の体験を自己概念としてしまって、さらなる新しい経験をはねつけていた自分に気付いた。
うーん、すぐに出来上がろうとする自分がハッキリしますね。

振り返りの時間があれば、そのことを話してみようと思ったが、時間がなくそのまま終わってしまったので、忘れないうちに書いておきたかった。

来週のエンカウンターから仕切り直しです。

「かりもん」氏がこの月例会のことをブログに書かれているので、リンクをしておきます。みなさんもご参照ください。
「かりもんの実践的!真宗法座論」