生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

微妙な書きぶり・・・

2012年09月02日 18時19分22秒 | その他
昨日、合同説明会でもらってきた通信制大学の資料を読み込んでいる。

変な小説やハウツー本より、読むべきところが多く、興味の湧く読み物となっている。で、やはり目を引くのは慶應義塾大学の学生募集要項である。

慶應義塾大学は、そのネームバリューからか、入学案内における制約条項はトップクラスで厳しい。

例えば、学生募集要項のp.11の項番10の「押印」・・・

>本人、保証人氏名の欄はそれぞれが記入し、押印(親子、夫婦でも同じ印鑑は不可)
>してください。外国籍の人は押印または署名してください。

無論、保証人を求める大学もあるが、「親子、夫婦でも同じ印鑑不可」と明記するところが凄い!一緒にもらってきた近畿大学の出願書類には「保証人欄」さえないのに・・・

とはいえ、入学願書は各大学のポリシーで要求されているので仕方ない。それが受け入れられなければ出願しなければいいだけである。その選択肢が学生にはあるので、あまり、こういった各校のルールを指弾しすぎることはNGだろう。

さて・・・

タイトルの「微妙な書きぶり・・・」というのは、p.3の「二重学籍」についての条項。

>①慶応義塾内の大学・大学院の二重学籍は認められません。
>②他大学・大学院との二重学籍は、在学校の了解が得られた場合に、認められることがあります。

一般的に、慶應義塾大学の通信は「二重学籍可能校」として知られているが、募集要項をよくよく読んでみると「認められることがあります」と、完全可能校とは言い切れない。といいつつ、放送大学大学院のように二重学籍の特別申請が必要とも書かれていない。入学志願書の「学歴欄」で二重学籍のチェックをすることもあるのだろうか?

あと、慶應義塾大学では、出願の際、志望理由書も必要となる。

>1.大学で何を学ぼうとしているのか、①過去の学習経験、②将来の展望、に触れながら、
>志願した学部(類)に関連させて述べなさい。(720字以内)

>2.自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要を簡単にまとめた上で、自身の
>視点から論評しなさい。(720字以内)

>3.なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。(150字以内)

都合1,500字程度の文章を書かないと慶應義塾大学通信教育課程には出願することすらできない。


この手の書類を読んでいると、出願したくなるのだが、今でも二重学籍なのだから、三重学籍は回避すべきであろう。いつの日か、通信最難関大学の慶應義塾大学に入学したいものである。
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豪雨!

2012年09月02日 18時02分13秒 | その他
現在、外は豪雨、雷鳴で大荒れである。

天気はいったいどうなってしまったのか?今朝も、ココスで朝食バイキングを食べた後、小平のダイエーに行ったところ、帰りには突発的な大雨が降っていた。

画像でも、結構、雨が地面に叩きつけられ、跳ね上がっているのだが、今の豪雨はそれ以上である。

もう、外出しないからいいのだが、明日の出勤時にこんな雨だと、働く前に疲弊してしまう・・・
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ココスで朝食!

2012年09月02日 17時44分02秒 | その他
今朝は近所のココスで朝食バイキング

1人799円ということで、高いのか安いのかよくわからない。しかし、平日に朝食バイキングを食べると699円ということとなっている。平日は、サラリーマン客が多く、回転が高いし、バカほど食べる人も少ないからだろうか?

「パンが自慢」とのことだったが、我が家はほどほどにしか食べなかった。やはり、ご飯の方がありがたい。バイキングのメニューも入れ替えが結構あって、「焼きそば」がなくなると、「パスタ」になっていたり、「コロッケ」が「あげシュウマイ」に代わったり。

飲み物もフリーで、自分でワッフルも作れて799円。我が家が訪れたときはすぐに席につけましたが、後から来たグループは少々待たされていました。見た目では、満員御礼って感じでした。

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57%だが・・・

2012年09月02日 06時59分34秒 | 生涯学習
『生涯学習57%が実践 過去最高、内閣府調査』という記事があった。

>内閣府が1日付で発表した「生涯学習に関する世論調査」によると、この1年間に
>文化活動や趣味、スポーツ、資格取得などの生涯学習を「したことがある」と答えた
>人は57・1%に上った。平成20年の前回調査より9・9ポイント増え、昭和63年
>から今回を含めて6回実施した調査で過去最高となった。「していない」は前回から
>8・9ポイント減の42・5%だった。

>高齢化社会の到来を受け、政府は生涯学習の振興に取り組んできた。文部科学省の
>生涯学習推進課は「若い人を中心に学び直す必要を感じる人も増えており、生涯学習の
>ニーズは高まっている」としている。

>年齢別では全ての年代で生涯学習実践派が増加。トップは20代の70%だった。

>生涯学習の具体的な内容(複数回答)を聞いたところ「健康・スポーツ」が30・4%で
>最も多かった。「音楽や美術など趣味的なもの」が25・7%、「資格取得など職業上
>必要な知識・技能」が15・2%で続いた。

>生涯学習をしていない理由のトップは「仕事が忙しくて時間がない」で43・4%。
>次いで「きっかけがつかめない」(20・9%)だった。

>調査は7月に全国の成人男女3千人を対象に実施。回収率は65・2%だった。

生涯学習について、3000人の調査で有効回答の57%が実践しているという結果は喜ばしい限りなのだが・・・そもそも、「健康・スポーツ」っていうのは、国際的に見て、生涯学習なのだろうか?あるいは、「音楽や美術など趣味的なもの」についても、本当に生涯学習なのだろうか?

『行政関係者のための新訂入門・生涯学習政策』という本のp.22に書かれている内容から。「実際、他の先進国においては、「生涯学習」ということばから連想されるものは、一般に「労働者の継続教育訓練」といったものであるようです。これに対して日本では、むしろ家庭の主婦の方がカルチャーセンターに通っていることとか、お年寄りがゲートボールを楽しんでいる-などといったことを連想する人が多いのではないでしょうか」と書かれ、「日本で「心の豊かさや生きがいのための活動」と呼ばれているものの多くは、むしろ余暇時間が長く生活にゆとりがある西欧や北米において、より活発に行われています。しかし、これらの国々では一般に、そのような活動は「余暇活動」などと呼ばれ、必ずしも「学習活動」には含められていないのです」とされている。

極めつけは、前文章に続けて書かれている一文である。「このため、先進諸国が参加する国際会議などでは、西欧や北欧の代表者から「人々が時間的・経済的ゆとりを『余暇活動』ではなく、『学習活動』に使うよう、政府が誘導策を講じるべきである」といった意見がしばしば述べられ、余暇活動も生涯学習(または学習活動)に含めている日本からの参加者を戸惑わせることが多いようです。」

つまり、我々は、欧米諸国が既に実現している余暇活動を増やすことが生涯学習と考え、その増加を歓迎している。一方で、余暇活動は生涯学習と考えず、どのようにそれを減らそうか真剣に考えている国も多々存在する。

この前提を踏まえ、それでも、やはり、「健康・スポーツ」や「音楽や美術など趣味的なもの」が大きなウエイトを占めている生涯学習の実践者が増えたことを、もろ手を挙げて喜べるかどうか。。。

無論、日本の「ユニーク」な生涯学習の方を評価する人もいる。また、生涯学習の実践が増えたのは労働時間が短縮された結果かもしれず、それはそれでよいことなのかもしれない。

でも、やはり、「資格取得など職業上必要な知識・技能」といったものを、このブログでは生涯学習の中心として考えたい。なんせ、私には「健康・スポーツ」や「趣味的なもの」に関する知識は持ち合わせていませんから。

それぞれの方が、それぞれの生涯学習に取り組むのがベストなので、私は、私の得意な分野で、生涯学習について語っていきたい。
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