今朝の日経新聞朝刊31面の記事より。
「大学院で学びなおしたいと考えるビジネスパーソンが増えている」という一文で始まる記事。色々書いてある。今朝の電車の隣に座っていたサラリーマンも、この記事を読んでいた。
とはいえ、ほとんどのサラリーマンは、この記事をスルーしてしまうのだろう。社会人大学院生になる人が増えたとはいえ、未だに少数派なのだから。
「科目履修で下見」とか「先生を訪問・・・」とか見出しが躍るが、勢いで入学するなら、科目履修で下見ってのもいかがなものであろう。逆に、大学院に入る前に、通信制大学等で学ぶほうが効果的だと思っている。
この記事の最後に、立命館大の経営大学院で学ばれた方の記事がある。「大学院に2年通って学費に294万円、書籍代に100万円、飲み代に100万円使った。でも元は取れた」
合計約500万円ですか・・・私の場合、8年間にわたる4つの大学院で使った学費(受験料、入学金、授業料、SC代、交友会費等)を、すべてトータルすると358万9千円となっている。平均すると、大学院にかかった費用は年間45万円弱となっている。無論、交通費や飲み会代、あるいは、個別に購入した書籍は別払いなのだが・・・
しかし、立命館大を修了された某企業の人事企画課長がおっしゃるように「元が取れた」という実感は・・・全くない。やっぱり、日本企業においては、転職しない限り、入社後学歴が報われる可能性は低い。わずか、2年で取得できる修士の学位をありがたがる風習はないのである。
されど・・・大学院を修了し、転職した結果、給料がアップしても、それ以上の「アウトプット」がなければ、いずれはクビになる。そういう実力主義の世界で生きていく自信がなければ、転職といった冒険は避けるべきだろう。己の才能を信じることができなければ、今までの職場で、学位をひけらかすことなく、今までどおり生きていくしかないのだから。
私の場合は、生涯学習がメインであり、コストのかかる道楽に稼ぎを投下しているに過ぎない。ゴルフもせず、タバコも吸わず、パチンコもせず、いかがわしい場所にも立ち入らず、飲み会も職場と学校関係のみ・・・ということで、リストラされないための必要経費、あるいは、リストラされた場合の保険ということで、家族には出費を許してもらいたいのだが・・・
「大学院で学びなおしたいと考えるビジネスパーソンが増えている」という一文で始まる記事。色々書いてある。今朝の電車の隣に座っていたサラリーマンも、この記事を読んでいた。
とはいえ、ほとんどのサラリーマンは、この記事をスルーしてしまうのだろう。社会人大学院生になる人が増えたとはいえ、未だに少数派なのだから。
「科目履修で下見」とか「先生を訪問・・・」とか見出しが躍るが、勢いで入学するなら、科目履修で下見ってのもいかがなものであろう。逆に、大学院に入る前に、通信制大学等で学ぶほうが効果的だと思っている。
この記事の最後に、立命館大の経営大学院で学ばれた方の記事がある。「大学院に2年通って学費に294万円、書籍代に100万円、飲み代に100万円使った。でも元は取れた」
合計約500万円ですか・・・私の場合、8年間にわたる4つの大学院で使った学費(受験料、入学金、授業料、SC代、交友会費等)を、すべてトータルすると358万9千円となっている。平均すると、大学院にかかった費用は年間45万円弱となっている。無論、交通費や飲み会代、あるいは、個別に購入した書籍は別払いなのだが・・・
しかし、立命館大を修了された某企業の人事企画課長がおっしゃるように「元が取れた」という実感は・・・全くない。やっぱり、日本企業においては、転職しない限り、入社後学歴が報われる可能性は低い。わずか、2年で取得できる修士の学位をありがたがる風習はないのである。
されど・・・大学院を修了し、転職した結果、給料がアップしても、それ以上の「アウトプット」がなければ、いずれはクビになる。そういう実力主義の世界で生きていく自信がなければ、転職といった冒険は避けるべきだろう。己の才能を信じることができなければ、今までの職場で、学位をひけらかすことなく、今までどおり生きていくしかないのだから。
私の場合は、生涯学習がメインであり、コストのかかる道楽に稼ぎを投下しているに過ぎない。ゴルフもせず、タバコも吸わず、パチンコもせず、いかがわしい場所にも立ち入らず、飲み会も職場と学校関係のみ・・・ということで、リストラされないための必要経費、あるいは、リストラされた場合の保険ということで、家族には出費を許してもらいたいのだが・・・