2024年3月25日発刊の『最新教育データブック123のデータで読み解く教育』(時事通信社)を見ていたところ、p.101に「大学・短期大学・大学院の正規課程における社会人受講者数(2017年)」というデータがありました。
通学制の大学の在学生は2,582,670人。そのうち25歳以上は27,871人と社会人の割合は1.1%となっています。
一方、通信制の大学の在学生は161,849人。そのうち25歳以上は138,332人と社会人の割合は85.5%となっています。
通学制の大学院修士課程の在学生は160,387人。そのうち30歳以上は14,459人と社会人の割合は9.0%となっています。
一方、通信制の大学院修士課程の在学生は3,116人。そのうち30歳以上は2,912人と社会人の割合は93.5%となっています。
通学制の大学院博士課程の在学生は73,909人。そのうち30歳以上は38,537人と社会人の割合は52.1%となっています。
一方、通信制の大学院博士課程の在学生は222人。そのうち30歳以上は216人と社会人の割合は97.3%となっています。
このように見ていくと、通信制における社会人割合は非常に高いです。逆に、通学生の大学は約99%が25歳未満。年長者が通学制の大学に行くのは特殊と思われても仕方がないかも。