生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

働き方改革?

2018年01月27日 08時51分18秒 | ちょっと立ち止まって・・・

テレビで辛坊さんの「ウェークアップぷらす」で「働き方改革」を取り上げていた。

その内容を見つつ考え込んでしまった。「働き方改革」の一例として、ソフトバンク等の企業で「副業」が解禁されているそうだ。でも、まだ、許容しているのは15%程度で、多くの企業が「副業禁止」となっているらしい。理由は「本業がおろそかになるから」だそうで。

我が社も「副業禁止」。85%の企業の方である。ゆえに、その昔、とある公的団体からパネリストとして招聘されたとき、謝礼でもらったお金を会社に申告する際かなり労力がかかった記憶がある。というか、休みをもらうだけで、公文書を回覧し、所属長の許可や人事部への報告もあったのだから・・・ゆえに、それ以降は大学等から招聘されたり、執筆を依頼された場合は「無償」あるいは「一杯おごっていただく」ことでチャラとしてきた。あるいは「本」をもらったり。その方が気を使わないし、後腐れがないし、面倒くさくない。

それはそうと・・・先のパネリストは時給換算1万5千円ほど。自分の能力からすれば、過分な金額だが、その団体の実施する試験で日本一だったので、特別な存在だったのだろうな~(笑)。

とはいえ、そんな現ナマの「副業」より、産能の湘南キャンパスで、とある恩師の要請で学生さんを前に体験談を語った方が記憶に残っている。確か、有給休暇を取得して、小田急で伊勢原まで行って、バスに乗って・・・ようやく大学に到着!その時の「報酬」が、先生のサイン入り御著書と昼ご飯だった。その程度で十分うれしいものなのだから、安上がりな講師役である。

さて、思い出話が長くなってしまったが、先の「働き方改革」で「副業」が認められる方向にある理由が、「長時間労働を制限されると、残業代を見込んで生活設計をしている人が破綻してしまうから」という側面もあるとしていた!

世の中、残業代を見込んで生活している人が少なからずいる。というか、例えば銀行で住宅ローンを組む際も、根拠になる年収は残業代込みの金額である。その部分をカットされると、ローンの返済も厳しくなってしまうという構図。削減された残業時間で副業をして生活費を補填しなければならない人もいるのだ。

私としては「残業が減るなら夜間大学院にでも行って市場価値をアップさせよう」と思ってしまうのだが、ローンを組んでしまうと身動きが全くとれなくなってしまう。ましてや、「ローン有」「学費のかかる子供有」なんて状況だと自分への投資なんて夢物語である。だからこそ、まだ家を買っていない段階、あるいは子供が小さい段階で、お金のかかる生涯学習は計画しておいた方がいいのだ。

まあ、何に時間を投下するのかは各人の自己責任であるが、それなりの「自分自身の品格の裏付け」をキープしておけば、金にはならないものの「話してくれ」とか「書いてくれ」と依頼されることも無きにしも非ずなのだから。


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