原生花園ユースホステルで一夜を過ごして久しぶりに朝食を食べてゆっくりとくつろぐ!
今日は快晴に恵まれ釧網線のSLを撮影に出かけるが先ず近くの北浜駅へ行き駅員さんと歓談すると遠来のお客さんが来訪したと言う事で
駅事務所に入れてもらいお茶をいただく。この頃は鉄道フアンも少なかったので各地の駅員さんや機関区で親切にしてもらった楽しい思いでがあります!
最近の北浜駅はTVの紀行番組で再三取材されるようで、流氷(海)に一番近い駅として紹介されており駅内には飲食店が入店しており美味しい食事を
提供してくれるとかで、無人駅が多い今の時代としては貴重な駅です。
流氷は海岸の波打ち際まで接岸しているので、雪原と流氷が白一面の銀世界になりその中を二条のレールが続いている。
流氷の上に乗ってSLを撮影したいので事前にユースホステルのペアレンツに訪ねると、朝は氷が締まっており大丈夫だろうとのことなので恐る恐る流氷に乗って
はるか彼方から流氷の先から来るSLが鉄橋を渡るところを撮影する。機関車はC58が牽引しており貨車と客車を連結した混合列車であって今としては
珍しい。次は丘の上に上がり俯瞰すると沖から岸まで張り付いた一面の流氷の中を黒い煙を吐きながらSLが通過していった。
この時期は3月とは言え北海道は真冬なので服装はアノッラク姿であったが、靴はキャラバンシューズを履いていたので(革製でなかった)付着した雪が
溶けて靴に滲みてきて次第に足先が冷たくなったので濡れた靴下を脱いで水気を搾り取ったと言う寒い思いをしたので、事後の旅行はキャラバンシューズの上に
オーバーシューズを着ける対策をとった次第です。
流氷を前景に混合列車が行く! 小高い丘からC58客車3両の列車を撮影!
SLが来るまでの間に、盛上がった流氷群の風景を楽しむーーー当時は流氷が競り上がり流氷の密度が高かったような気がする(最近になって流氷を
見に行って感じたが以前んに比べて流氷が薄い状態であったのも地球温暖化の影響ではないでしょうか?)
帰りにユースホステル近くの濤沸湖に立ち寄り湖に浮かぶ湖面で遊ぶ白鳥の群れを観察していると、白鳥が「クー、クー」と言う鳴き声をあげて佇む物、
羽ばたくものなどの動きを見ていると一向に飽きない。その背景には雪を頂いた斜里岳の勇姿が聳え立っていました。
やがて夕日暮れ時になった時には、盛上がった流氷に夕日が沈む光景を体験することが出来ました。(燃える流氷と言った表現がぴったり)
斜里岳をバックに白鳥が羽ばたく! 流氷に夕日が沈む最果ての風景!
北浜駅の駅員さんに別れを告げて、釧路方面の普通列車に乗って日が暮れた流氷群を車窓に見ながら釧路駅に到着した!
以下 次に続く!