新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

石北本線、常紋峠を行くSL

2019年12月31日 | 石北本線

今年も、いよいよ大晦日を迎えました!

この一年間にわたって小生のプログをご覧いただきましてありがとうございました!

今年は、京都の四季、鉄道風景を始め、特には4月に18キップを使っての氷見線、

夏から秋は和歌山、桜井線の105系電車、11月は乗鞍、上高地、白馬の旅が印象深い撮影旅行でした!

 

プログをご覧の皆様にとって、2020年の新年が健やかで幸せな年でありますようにお祈り申し上げます!

 

今年最終のフオトは、白銀の北海道・石北本線の常紋峠を白煙を上げて行く懐かしのSL重連です!

 (常紋―生田原・・・本務機D51・・・後補機9600)

季節は、昭和46年3月初旬ですが、気温はマイナス10度の極寒の北海道です・・・


今日は、鉄道記念日

2018年10月14日 | 石北本線
今日は、10月14日・・・鉄道記念日です。
各地で記念日に因んだイベントが開催されていたようですが、
開設者は、快晴に恵まれた孫の運動会に見物していました。

今日のフオトは、鉄道記念日に因んで石北本線の常紋信号所を
行くD51・・・後補機9600です。
当日は、無風状態で、かつ速度が遅いのでキノコ雲状の
噴煙がまっすぐに上がっていました!


常紋の9600、D51重連

2016年02月13日 | 石北本線
2月の中旬になり温かい日が続きますが、来週は再び寒くなって気温が10℃ほど上下するので体調管理にお気をつけてください。

今日のフオトは、石北本線の常紋信号所にさしかかる上り貨物列車です。
9600が前補機、本務機はD51の重連で、二条の噴煙が高く排出されて急勾配に挑みます。

このころは、札幌から大雪6号で生田原で下車してD51+客車+9600後補機の発車を見送ったのち、ストーブが温かい待合室で待ち、次のD51牽引の各駅停車で常紋信号所へ向かいます。
信号場の小さなプラットホームに降りて、信号所の室中でお茶をごちそうになりましたが、その後は、鉄道フアンが増えて室内に入ることはできませんでした。よき時代でした。

因みに、現在はDD51も引退して新鋭のDF200が活躍していることでしょう!

昭和46年3月  石北本線(金華ー常紋信号所)

懐かしのおおとり

2016年02月03日 | 石北本線
今年も2月になりましたが鉄の出撃は時たま貨物列車を撮りに行く程度です。

今日のフオトは、雪の急勾配を行くキハ82系DC特急おおとりの雄姿です。
今や、JR北海海のDC特急といえば261系ですが!  キハ82系→181家、183系と続きます。
真っ白なキャンバスにえんじとクリーム色の国鉄色が映えます!

            石北本線(生田原ー常紋信号所)

暑中お見舞い!

2013年08月11日 | 石北本線

今日(8月11日)は、京都の最高気温が何と39℃になり蒸し暑く溶けそうな

暑さです。 皆様方には、暑中お見舞い申し上げます!

今日のフオトは、皆様方に少しでも涼しく感じていただくようにと考えて、

北海道の厳冬、石北本線の呼人駅で発車するキハ82DC特急オホーツク号

ご紹介します。

 

 


旧北海道の鉄道撮影紀行(9) 北見ほか

2011年09月28日 | 石北本線

石北本線の常紋信号所でD51、9600の重連、プッシュブル撮影を終えた後、普通列車で一駅の留辺蘂で途中下車して構内にたたずむ

9600を撮影する。再び普通列車に乗って北見駅に到着する。北見はハッカの特産品で有名で池北線も接続している主要駅である。

石北本線は北見まではD51が入線できるが、北見から網走方面へは「じゅく重」の関係からD51より軽量のC58が担当していた。

早速機関区を訪れ撮影許可を得てから構内に入ると、C581をはじめ、ラッセル車、雪を冠った休車中の9600などを撮影する。

 

        北見機関区で駐留中のC58トップナンバー                      氷柱姿のラッセル車

 

再びC58牽引の普通列車に乗って美幌を経由で呼人駅で下車する。

呼人ー女満別で雪の石北本線を行くC58を撮影する。トンネルの上部付近から迫力あるSLをカメラに収める。

    

 

呼人から乗車して車窓を見ていると氷結した網走湖を左に見ながらやがて終着駅の網走に到着する。

網走駅から再びC58牽引の普通列車で北浜駅にようやく到着する。

北浜駅と言えば商都大阪の京阪電鉄、地下鉄の「北浜駅」を思いおこすが、釧網線の北浜駅は小さなローカル駅でありオホーツク海に面した風光明媚な

場所に立地する駅である。

今夜は駅近くの定宿である原生花園ユースホステルに宿泊する。ユースホステルと言っても民宿のような木造旅館を彷彿させるような宿屋であり、

ペアレンツである人懐っこいおばさんが出迎えてくれた。早速お風呂に入り今日一日(常紋信号所の撮影などで)の疲れた身体の芯から暖めて

やっと人心地がつく。夕食の後は久しぶりに畳の上で大の字になって睡眠をとる!

                  

                      原生花園ユースホステルのスタンプ

 


旧北海道の鉄道撮影紀行 (8) 石北本線(常紋信号所-2)

2011年09月25日 | 石北本線

現在の石北本線はDD51プッシュブル臨時貨物の撮影で話題になっていますが、これは数十年前のD51が活躍していた頃の紀行です!

昭和45年3月にSL撮影旅行に出かけた撮影紀行です。

常紋信号所は北海道の石北本線で遠軽ー北見間にあるスイッチバックのある信号所です。(現在はスイッチバックする列車は無いようですが)

常紋信号所の前後に25/1000の急勾配があり貨物列車などは生田原ー金華で9600形式のSLが補機として活躍していました。

今回は常紋信号所からトンネルを超えて生田原側に撮影に出かけました紀行です。

この常紋トンネルは全長507mあり完成まで3年間を要したが1914年に完成しました。この工事では過酷な労働を強いたので通称「たこ部屋」と称して

多くの犠牲者を出したのでトンネル内で幽霊がでる?との言い伝えがありました。

  

    常紋信号所で出発を待つ下り重連貨物                                      常紋トンネルに進入する後補機の9600

 

常紋トンネルを超えるとSカーブの羊腸の線路が続きますが、撮影場所は深く積もった雪を踏み固めて一段高い場所に三脚を構える。

季節は3月とは言え北海道の山間部の気温はマイナス15℃以下になっており更に吹雪きになると体感温度はもっと低く感じるわけなので

強風の場合は雪穴を掘って風除けとしたこともあります。

丁度時間が昼頃だったので昨日買った駅弁を開けて口にしたところ御飯がまるで生米のように固かったと言うかお米が凍っていたわけで

空腹のために凍った御飯を食べてを飢えを凌いでSLの撮影に備えて待機する。

やがて9600+D51重連牽引の貨物列車が二条の煙が少し風に煽られて急勾配を上って来た。

 

   羊腸のSカーブからSLが姿を現した                                         重連貨物列車が急勾配に挑む

 

機関車のキャブ内では機関助手は連続投炭に汗を流し、機関士は加減弁を満開にして空転に備えて砂撒きハンドルを握りしめて一歩、一歩

と急勾配を上ってくる事だろう!

次にやって来た貨物列車は、D51の後に長大な貨物を従えて最後部に9600がパワフルに押し上げている。

次に吹雪の中からキハ82系DC特急が視界から見えてきた。

   

   D51と後補機9600で力を合わせて進む                吹雪の中からキハ82系DC特急が上ってきた

 

撮影を終えて再び常紋信号所へ戻り、短いプラットホームで待っていると下り普通列車がトンネルから出て来てスイッチバックの後、列車に乗り込み

急坂を下りきって金華に到着した。この駅は9600補機の解放、連結場所なので9600が待機していた。

  

  金華駅にて9600の入替作業                                                9600と貨車が待機する金華駅

 

以下 次に続く!


旧北海道の鉄道撮影紀行 (7) 石北本線(常紋信号所-1)

2011年09月24日 | 石北本線

夜行列車急行大雪6号で早朝に生田原駅で下車し駅待合室で休憩した後に、6:26発の523レ普通列車に乗り込む!

     

                  生田原駅で発車を待つ下り普通列車                           常紋信号所を出発してトンネルに入る下り普通列車

 

D51牽引の列車は急勾配を喘ぎながら登りトンネルに入ると間もなく常紋信号所に到着する。ホームは短く木製であり如何にも臨時駅と言った

風情であるが、この信号所は臨時駅的な扱いで客扱いをしてくれるので写真撮影にとっては有り難い。(残念ながら1975年に客扱い廃止)

下り列車は、生田原側から登ってきた後にトンネルを超えて常紋信号所がサミットであとは金華側に下り込む。一方上り列車は金華側から登ってきて

常紋(信)がサッミットトンネルに入り生田原側に下り込むと言う線路勾配であり、貨物列車は生田原ー金華間に9600の補機がついて牽引力を増している。

また、貨物に客車を連結した混合列車も運転されていた。(冒頭の写真は混合列車で後部に客車がついている)

先ずは、信号所のホーム上から上り列車を撮影すると、S字にカーブした急勾配を登ってくる貨物列車がやっときた。この列車は前補機として9600が

連結されており本務機はD51であり、いわゆる9600+D51の重連貨物列車である。

9600の動輪直径が1m24cm ;D51の動輪直径が1m40cmと異なるため排気のブラスト音の間隔も異なるので、ブラスト音のリズムが

ずれたり重なったりして聞こえるので録音派としては楽しい限りである。

 

       

   Sカーブの線路を上る上り貨物列車     9600+D51重連がやって来た、ブラスト音のリズムが楽しい!

 

次にやって来た貨物は前にD51後ろに後補機の9600が押しているが、なにしろ速度が遅いのと無風のため煙突から排出される煙は真っすぐに天高く上がり

写真的に素晴らしい情景である。

 天空まで上がるD51に煙り、後ろの9600は真っ白な煙(完全燃焼)

 

なお、この信号所で列車交換する場合は、勾配や線路長の関係から列車は一旦スイッチバックして駅構内に停車して行き違いをするので、8ミリ撮影派にとっては

楽しい撮影になるが、今のビデオと違って8ミリフイルムは3分で終わってしまうので最初からフイルムを回しっぱなしにすると肝心の場面はフイルム終わってしまうので

気をつけて撮影したものだ。(失敗はよくありましたが)

信号機は、今と違って腕木式信号機を使用していたので出発時は腕木が「ガターン」下がった後に、SLが汽笛を鳴らしてドレインを切って出発する。

この様子は、山間の駅において腕木信号機の音、汽笛の音、ドレインの音、ブラスト音がこだまするのを聞いていると鉄ちゃんとしての醍醐味を味わうことが出来た。

   

信号所での列車交換風景  (9600+D51重連下り貨物が待機)                    列車交換風景(上り貨物が金華方面へ下り込む)

 

以下、次に続く!

 


旧北海道の鉄道撮影紀行(6) 石北本線(大雪6号)

2011年09月23日 | 石北本線

函館本線でC62重連急行二セコ号の撮影を終えて小樽経由の普通列車で札幌まで行く。

せっかく札幌に来たので、札幌駅で途中下車して地下鉄でテレビ塔近くまで行き、ラーメン横町の店に入り札幌ラーメンを賞味する。

札幌ラーメンは内地のラーメンに比べて味が濃厚で「もやし」がてんこ盛りで美味しかった。

やはり札幌のような寒い雪国では、より濃厚で温かなラーメンを食べる事により身体が暖まると言う風に地域柄良く合っているようだ!

(後日、夏場に食べると冬に食べた時程感激しなかった?)

身体が暖まってところで札幌駅に戻り石北本線経由で夜行列車の網走行き大雪6号に乗車する。

この大雪6号の前段は、函館12:28発の普通列車123レ(7両編成のうち途中倶知安で2両増結)として札幌21:45に到着する

札幌でこれに寝台車4両、郵便、荷物車各1両を増結して堂々12両(場合には11両)で編成された急行大雪6号 517レ札幌22:05に

発車して江別、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川、上川、白滝、丸瀬布、遠軽、生田原、留辺蘂、北見に停車し、北見からは普通列車1527

として運転され終点網走7:58着となる長距離列車です。

当時の長距離列車(狩勝4、3号、大雪6号、利尻2号)の車両編成は次のとおりで寝台車も連結した堂々たる長編成の夜行列車です。(43.10ダイヤ改正)

小生は自由席の客車に乗り込み、室内は暖房が良く効いておりリュク、三脚を網棚に乗せて寛ぐ。

暗い車窓を見ながら車内放送のアナウンスを効いていると自分自身が何か遠い所へ行くような感じがする。

座席の隣が空いているので身体を横にして海老のように丸まって仮眠する!ーーーやがて遠軽に早朝4:09に到着して機関車交換の後4:20

に発車するが遠軽駅は行き止まる駅のために進行方向が逆になって進み、下車駅生田原に4;40(4:48発)に到着するーーー冬のこの時間は真っ暗!

  

     石北本線の主要機関区; 遠軽機関区にてD51群が待機                                                  遠軽機関区にてターンテーブルの9600形式

生田原から常紋峠越に備えて大雪6号の後部に9600型SLが後補機として連結される。やがて本務機D51のなが~い汽笛が鳴るが補機はなかなか

鳴らない。再びD51のなが~い汽笛の後に、今度は後補機の9600が答えて甲高い汽笛が鳴ると、ガックーンと客車が牽引されて一路北見へ向けて

発車していった。急行の発車を見送った後、生田原駅の待合室に入り暖房用ストーブにかじりついて暖を取り普通列車の始発まで待つ事にする。

    生田原駅を発車した大雪6号(後部に9600形式が後補機として連結されて常紋越えに挑む)

 

以下、次に続く!