新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

旧北海道の鉄道撮影紀行(10) 流氷の釧網線

2011年09月30日 | 釧網線

原生花園ユースホステルで一夜を過ごして久しぶりに朝食を食べてゆっくりとくつろぐ!

今日は快晴に恵まれ釧網線のSLを撮影に出かけるが先ず近くの北浜駅へ行き駅員さんと歓談すると遠来のお客さんが来訪したと言う事で

駅事務所に入れてもらいお茶をいただく。この頃は鉄道フアンも少なかったので各地の駅員さんや機関区で親切にしてもらった楽しい思いでがあります!

最近の北浜駅はTVの紀行番組で再三取材されるようで、流氷(海)に一番近い駅として紹介されており駅内には飲食店が入店しており美味しい食事を

提供してくれるとかで、無人駅が多い今の時代としては貴重な駅です。

流氷は海岸の波打ち際まで接岸しているので、雪原と流氷が白一面の銀世界になりその中を二条のレールが続いている。

流氷の上に乗ってSLを撮影したいので事前にユースホステルのペアレンツに訪ねると、朝は氷が締まっており大丈夫だろうとのことなので恐る恐る流氷に乗って

はるか彼方から流氷の先から来るSLが鉄橋を渡るところを撮影する。機関車はC58が牽引しており貨車と客車を連結した混合列車であって今としては

珍しい。次は丘の上に上がり俯瞰すると沖から岸まで張り付いた一面の流氷の中を黒い煙を吐きながらSLが通過していった。

この時期は3月とは言え北海道は真冬なので服装はアノッラク姿であったが、靴はキャラバンシューズを履いていたので(革製でなかった)付着した雪が

溶けて靴に滲みてきて次第に足先が冷たくなったので濡れた靴下を脱いで水気を搾り取ったと言う寒い思いをしたので、事後の旅行はキャラバンシューズの上に

オーバーシューズを着ける対策をとった次第です。

     

    流氷を前景に混合列車が行く!                小高い丘からC58客車3両の列車を撮影!

SLが来るまでの間に、盛上がった流氷群の風景を楽しむーーー当時は流氷が競り上がり流氷の密度が高かったような気がする(最近になって流氷を

見に行って感じたが以前んに比べて流氷が薄い状態であったのも地球温暖化の影響ではないでしょうか?)

帰りにユースホステル近くの濤沸湖に立ち寄り湖に浮かぶ湖面で遊ぶ白鳥の群れを観察していると、白鳥が「クー、クー」と言う鳴き声をあげて佇む物、

羽ばたくものなどの動きを見ていると一向に飽きない。その背景には雪を頂いた斜里岳の勇姿が聳え立っていました。

やがて夕日暮れ時になった時には、盛上がった流氷に夕日が沈む光景を体験することが出来ました。(燃える流氷と言った表現がぴったり)

  

   斜里岳をバックに白鳥が羽ばたく!               流氷に夕日が沈む最果ての風景!

北浜駅の駅員さんに別れを告げて、釧路方面の普通列車に乗って日が暮れた流氷群を車窓に見ながら釧路駅に到着した!

 

以下 次に続く!

 


寝台特急「日本海」撮影紀行(新疋田)

2011年09月29日 | 北陸本線

今朝も秋晴れの快晴の天気なので、早朝から湖西道路で湖西線、北陸本線沿線のロケハンするが既に稲穂は刈り取られていて秋景色と鉄道を撮影するのも困難なので

北陸本線の新疋田まで行き,定番の撮影場所であるプラットホーム先端から上り寝台特急「日本海」4002レを撮影する。(同業者10名ほど)

上り寝台特急日本海は青森から牽引してきた機関車は敦賀で機関車を交換するので、何の機関車が来るか楽しみです。

電気機関車の塗装色がローズピンク色か又はトワイライト色かどうかですが、やはり寝台特急日本海はローズピンクの方が良いと思います。

(トワイライト色の場合はトワイライトエクスプレスと同じになるので日本海は日本海らしく)

先に683系が新疋田駅の中線を通過してので、テスト代わりに撮影!

次に列車接近警報が鳴ると本番の4002レ寝台特急日本海号がほぼ定時で9連のブルートレインを牽引したローズピンク色の機関車EF81101号機が朝日を浴びて輝いて

通過して一路大阪へ向かって行った。

次の撮影ポイントは、移動途中に白いソバ畑を発見したので8002レトワイライトエクスプレスを撮影の準備をしていたら、少し目を離す間に通過していってしまった。

やむなく、次のサンダーバードを撮影する。(近江中庄付近)

白いソバ畑と赤い彼岸花が湖西路の秋色を表現していて美しい!

  

  真っ白いソバ畑をとサンダーバード                                                          彼岸花とそば畑

 

昼からは、光線の方向が変わるので、場所を北側へ移動して黄金色の稲穂がまだ残っていたので8001レトワイライトエクスプレスを撮影する!

その後、鉄道を離れ風景写真の撮影場所として、琵琶湖畔の海津付近を訪れ穴太衆の石積みとして有名な石組みとコスモスを前景に白い雲と青空、青い湖水が美しい!

 

 稲穂とトワイライトエクスプレス                                                     海津湖畔の風景


旧北海道の鉄道撮影紀行(9) 北見ほか

2011年09月28日 | 石北本線

石北本線の常紋信号所でD51、9600の重連、プッシュブル撮影を終えた後、普通列車で一駅の留辺蘂で途中下車して構内にたたずむ

9600を撮影する。再び普通列車に乗って北見駅に到着する。北見はハッカの特産品で有名で池北線も接続している主要駅である。

石北本線は北見まではD51が入線できるが、北見から網走方面へは「じゅく重」の関係からD51より軽量のC58が担当していた。

早速機関区を訪れ撮影許可を得てから構内に入ると、C581をはじめ、ラッセル車、雪を冠った休車中の9600などを撮影する。

 

        北見機関区で駐留中のC58トップナンバー                      氷柱姿のラッセル車

 

再びC58牽引の普通列車に乗って美幌を経由で呼人駅で下車する。

呼人ー女満別で雪の石北本線を行くC58を撮影する。トンネルの上部付近から迫力あるSLをカメラに収める。

    

 

呼人から乗車して車窓を見ていると氷結した網走湖を左に見ながらやがて終着駅の網走に到着する。

網走駅から再びC58牽引の普通列車で北浜駅にようやく到着する。

北浜駅と言えば商都大阪の京阪電鉄、地下鉄の「北浜駅」を思いおこすが、釧網線の北浜駅は小さなローカル駅でありオホーツク海に面した風光明媚な

場所に立地する駅である。

今夜は駅近くの定宿である原生花園ユースホステルに宿泊する。ユースホステルと言っても民宿のような木造旅館を彷彿させるような宿屋であり、

ペアレンツである人懐っこいおばさんが出迎えてくれた。早速お風呂に入り今日一日(常紋信号所の撮影などで)の疲れた身体の芯から暖めて

やっと人心地がつく。夕食の後は久しぶりに畳の上で大の字になって睡眠をとる!

                  

                      原生花園ユースホステルのスタンプ

 


ソバ畑の鉄道 (北陸本線)

2011年09月27日 | 北陸本線

秋の風物詩は、黄金色に輝く稲穂、白いソバ畑、秋の七草などがあります。

夏の暑さも無くなり爽やかな秋風と味覚の秋は清々しいです。

今日は、一面の白いソバ畑を行く今は見られなくなった車両(485系雷鳥、419系各停)の走る懐かしい鉄道風景をご紹介します(北陸本線/王子保ー南条)にて!

現在は、683系サンダーバードや521系各停の車窓からソバ畑を楽しむ等、秋の情景をご覧いただけます!

  

     ソバ畑を行く485系パノラマ編成                 ソバ畑を行く419系3連


梅小路公園(藤袴と和の花展示)と鉄道風景

2011年09月26日 | ジュイフルトレイン

今日は、秋の七草の一つ「藤袴」を紹介します。

藤袴は京都の希少種の植物の一つであり、かってはどこでも見られた身近な植物が河川改修や水辺環境の変化やライフスタイルの変化で

山林や草地に手が入らなくなった影響であると言われています。

今回、梅小路公園の朱雀の庭にて鉢植えで数十鉢の藤袴が美しく展示されています。(入園料200円)

藤袴はにとって好物の花のようでアサギマダラなど色々の蝶が乱舞しています。

秋の七草の藤袴とススキの調和が美しいです!

 

       藤袴の鉢植え展示                      藤袴の花の蜜を吸う蝶

 

梅小路公園の東側のJR線路付近には小川が流れベンチが置かれ子供づれ、家族づれ、お年寄り、ジョギングの人達で賑わっており、

昼時にはお弁当を広げて寛いでいる家族連れの姿を見かけます。

線路には梅小路蒸気機関車館の体験乗車用SLが行き来しますが、今回はC612がオープン客車を牽引して活躍していました。

C612はかって奥羽本線で撮影したことのある懐かしいSLです。

またJR西日本の山陰本線の183系の特急電車が懐かしい国鉄色にお目にかかれる他、新幹線、東海道本線の電車、貨物列車など多彩な鉄道にお目にかかれて

楽しいロケーシュンで一日見ていても飽きない場所です。

  

梅小路蒸気機関車館の展示運転中のC612                  山陰本線の特急電車が流れる!


京都萩の旅(梨木神社、常林寺、下鴨神社)

2011年09月25日 | ジュイフルトレイン

9月下旬となり、京都市内の暑さも一段落して秋の風情となってきました。

秋の七草(すすき、おみなえし、、なでしこ、桔梗、葛、藤袴)ですが、萩の名所を自転車で巡ってまいりましたのご紹介します。

* 梨木神社ーーー京都御所の東側にあり名水としても有名でいつもペットボトルやポリタンクを持参して名水を汲みに来る人が絶えません。

                   9月中旬には「萩祭り」が行われ歌舞音曲が奏でられたりました。また萩の枝に「短冊」を結びつけて歌を披露しています。

                   今年は訪れた日は、まだはぎの花を少ししか咲いておらずこれから(9月末)が見頃かと思います。

        

         梨木神社の門から本殿を臨む                                                      萩の枝に短冊が結びつけている

 

* 常林寺ーーーー京阪電鉄の出町柳駅近くにある常林寺は小さな境内ですが、「萩の寺」として境内一面にピンクと白の萩が咲き誇っています。

                     萩のほか、すすきの穂も見られ見頃です!

 

   

               石畳の両脇に萩の花が咲き誇る                                               すすきと萩の共演

 

* 下鴨神社ーーー出町柳近くにある世界遺産の下鴨神社は、加茂御祖神社と言い鴨川の下にあるところから下鴨神社と称しています?。

                     京都三大祭りの一つ葵祭が5月15日に御所から下鴨神社を経て上賀茂神社に至る荘厳なお祭りです。

                 下鴨神社はいつも多くの参拝客で賑わっており特に若い女性の観光客が目立ちます。また神前結婚式がよく利用されており

                 うまく行けば初々しい新郎新婦、特に綿帽子姿の可愛い花嫁さんを見ることができます。

                        糺の森はうっそうとした樹木が参道の両脇に生い茂っておりその長い参道を歩くとやがて本殿に着きます。 

                 本殿右側の横に7月に行われる御手洗祭りで有名な御手洗川があります。冷たい御手洗川に入ってロウソクをお供えすると

                 無病息災が受けられるとかで多くの参拝客で賑わいました。

                       萩の花は御手洗川の側にひっそりと咲いております。  

  

     萩の花と朱色の建物                                                      可憐な萩の花

  

     7月の御手洗祭りの様子                                                    御手洗祭りでロウソクを奉納!(今年7月)


旧北海道の鉄道撮影紀行 (8) 石北本線(常紋信号所-2)

2011年09月25日 | 石北本線

現在の石北本線はDD51プッシュブル臨時貨物の撮影で話題になっていますが、これは数十年前のD51が活躍していた頃の紀行です!

昭和45年3月にSL撮影旅行に出かけた撮影紀行です。

常紋信号所は北海道の石北本線で遠軽ー北見間にあるスイッチバックのある信号所です。(現在はスイッチバックする列車は無いようですが)

常紋信号所の前後に25/1000の急勾配があり貨物列車などは生田原ー金華で9600形式のSLが補機として活躍していました。

今回は常紋信号所からトンネルを超えて生田原側に撮影に出かけました紀行です。

この常紋トンネルは全長507mあり完成まで3年間を要したが1914年に完成しました。この工事では過酷な労働を強いたので通称「たこ部屋」と称して

多くの犠牲者を出したのでトンネル内で幽霊がでる?との言い伝えがありました。

  

    常紋信号所で出発を待つ下り重連貨物                                      常紋トンネルに進入する後補機の9600

 

常紋トンネルを超えるとSカーブの羊腸の線路が続きますが、撮影場所は深く積もった雪を踏み固めて一段高い場所に三脚を構える。

季節は3月とは言え北海道の山間部の気温はマイナス15℃以下になっており更に吹雪きになると体感温度はもっと低く感じるわけなので

強風の場合は雪穴を掘って風除けとしたこともあります。

丁度時間が昼頃だったので昨日買った駅弁を開けて口にしたところ御飯がまるで生米のように固かったと言うかお米が凍っていたわけで

空腹のために凍った御飯を食べてを飢えを凌いでSLの撮影に備えて待機する。

やがて9600+D51重連牽引の貨物列車が二条の煙が少し風に煽られて急勾配を上って来た。

 

   羊腸のSカーブからSLが姿を現した                                         重連貨物列車が急勾配に挑む

 

機関車のキャブ内では機関助手は連続投炭に汗を流し、機関士は加減弁を満開にして空転に備えて砂撒きハンドルを握りしめて一歩、一歩

と急勾配を上ってくる事だろう!

次にやって来た貨物列車は、D51の後に長大な貨物を従えて最後部に9600がパワフルに押し上げている。

次に吹雪の中からキハ82系DC特急が視界から見えてきた。

   

   D51と後補機9600で力を合わせて進む                吹雪の中からキハ82系DC特急が上ってきた

 

撮影を終えて再び常紋信号所へ戻り、短いプラットホームで待っていると下り普通列車がトンネルから出て来てスイッチバックの後、列車に乗り込み

急坂を下りきって金華に到着した。この駅は9600補機の解放、連結場所なので9600が待機していた。

  

  金華駅にて9600の入替作業                                                9600と貨車が待機する金華駅

 

以下 次に続く!


旧北海道の鉄道撮影紀行 (7) 石北本線(常紋信号所-1)

2011年09月24日 | 石北本線

夜行列車急行大雪6号で早朝に生田原駅で下車し駅待合室で休憩した後に、6:26発の523レ普通列車に乗り込む!

     

                  生田原駅で発車を待つ下り普通列車                           常紋信号所を出発してトンネルに入る下り普通列車

 

D51牽引の列車は急勾配を喘ぎながら登りトンネルに入ると間もなく常紋信号所に到着する。ホームは短く木製であり如何にも臨時駅と言った

風情であるが、この信号所は臨時駅的な扱いで客扱いをしてくれるので写真撮影にとっては有り難い。(残念ながら1975年に客扱い廃止)

下り列車は、生田原側から登ってきた後にトンネルを超えて常紋信号所がサミットであとは金華側に下り込む。一方上り列車は金華側から登ってきて

常紋(信)がサッミットトンネルに入り生田原側に下り込むと言う線路勾配であり、貨物列車は生田原ー金華間に9600の補機がついて牽引力を増している。

また、貨物に客車を連結した混合列車も運転されていた。(冒頭の写真は混合列車で後部に客車がついている)

先ずは、信号所のホーム上から上り列車を撮影すると、S字にカーブした急勾配を登ってくる貨物列車がやっときた。この列車は前補機として9600が

連結されており本務機はD51であり、いわゆる9600+D51の重連貨物列車である。

9600の動輪直径が1m24cm ;D51の動輪直径が1m40cmと異なるため排気のブラスト音の間隔も異なるので、ブラスト音のリズムが

ずれたり重なったりして聞こえるので録音派としては楽しい限りである。

 

       

   Sカーブの線路を上る上り貨物列車     9600+D51重連がやって来た、ブラスト音のリズムが楽しい!

 

次にやって来た貨物は前にD51後ろに後補機の9600が押しているが、なにしろ速度が遅いのと無風のため煙突から排出される煙は真っすぐに天高く上がり

写真的に素晴らしい情景である。

 天空まで上がるD51に煙り、後ろの9600は真っ白な煙(完全燃焼)

 

なお、この信号所で列車交換する場合は、勾配や線路長の関係から列車は一旦スイッチバックして駅構内に停車して行き違いをするので、8ミリ撮影派にとっては

楽しい撮影になるが、今のビデオと違って8ミリフイルムは3分で終わってしまうので最初からフイルムを回しっぱなしにすると肝心の場面はフイルム終わってしまうので

気をつけて撮影したものだ。(失敗はよくありましたが)

信号機は、今と違って腕木式信号機を使用していたので出発時は腕木が「ガターン」下がった後に、SLが汽笛を鳴らしてドレインを切って出発する。

この様子は、山間の駅において腕木信号機の音、汽笛の音、ドレインの音、ブラスト音がこだまするのを聞いていると鉄ちゃんとしての醍醐味を味わうことが出来た。

   

信号所での列車交換風景  (9600+D51重連下り貨物が待機)                    列車交換風景(上り貨物が金華方面へ下り込む)

 

以下、次に続く!

 


旧北海道の鉄道撮影紀行(6) 石北本線(大雪6号)

2011年09月23日 | 石北本線

函館本線でC62重連急行二セコ号の撮影を終えて小樽経由の普通列車で札幌まで行く。

せっかく札幌に来たので、札幌駅で途中下車して地下鉄でテレビ塔近くまで行き、ラーメン横町の店に入り札幌ラーメンを賞味する。

札幌ラーメンは内地のラーメンに比べて味が濃厚で「もやし」がてんこ盛りで美味しかった。

やはり札幌のような寒い雪国では、より濃厚で温かなラーメンを食べる事により身体が暖まると言う風に地域柄良く合っているようだ!

(後日、夏場に食べると冬に食べた時程感激しなかった?)

身体が暖まってところで札幌駅に戻り石北本線経由で夜行列車の網走行き大雪6号に乗車する。

この大雪6号の前段は、函館12:28発の普通列車123レ(7両編成のうち途中倶知安で2両増結)として札幌21:45に到着する

札幌でこれに寝台車4両、郵便、荷物車各1両を増結して堂々12両(場合には11両)で編成された急行大雪6号 517レ札幌22:05に

発車して江別、岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川、上川、白滝、丸瀬布、遠軽、生田原、留辺蘂、北見に停車し、北見からは普通列車1527

として運転され終点網走7:58着となる長距離列車です。

当時の長距離列車(狩勝4、3号、大雪6号、利尻2号)の車両編成は次のとおりで寝台車も連結した堂々たる長編成の夜行列車です。(43.10ダイヤ改正)

小生は自由席の客車に乗り込み、室内は暖房が良く効いておりリュク、三脚を網棚に乗せて寛ぐ。

暗い車窓を見ながら車内放送のアナウンスを効いていると自分自身が何か遠い所へ行くような感じがする。

座席の隣が空いているので身体を横にして海老のように丸まって仮眠する!ーーーやがて遠軽に早朝4:09に到着して機関車交換の後4:20

に発車するが遠軽駅は行き止まる駅のために進行方向が逆になって進み、下車駅生田原に4;40(4:48発)に到着するーーー冬のこの時間は真っ暗!

  

     石北本線の主要機関区; 遠軽機関区にてD51群が待機                                                  遠軽機関区にてターンテーブルの9600形式

生田原から常紋峠越に備えて大雪6号の後部に9600型SLが後補機として連結される。やがて本務機D51のなが~い汽笛が鳴るが補機はなかなか

鳴らない。再びD51のなが~い汽笛の後に、今度は後補機の9600が答えて甲高い汽笛が鳴ると、ガックーンと客車が牽引されて一路北見へ向けて

発車していった。急行の発車を見送った後、生田原駅の待合室に入り暖房用ストーブにかじりついて暖を取り普通列車の始発まで待つ事にする。

    生田原駅を発車した大雪6号(後部に9600形式が後補機として連結されて常紋越えに挑む)

 

以下、次に続く!


山陰本線の秋風景  (彼岸花の咲く頃)

2011年09月22日 | 函館本線

京都府北部の稲作は早場米のため9月中旬で稲刈りを終えます。(近畿中南部はまだ田んぼは青く10月頃から稲刈り)

先日山陰本線の園部ー山家を行くとほとんど稲刈りを終えていましたが、お彼岸の頃に咲く「彼岸花」

田んぼの畦に咲き始めてきました。

                稲刈りを終えた田んぼの畦に彼岸花が咲き始めた(山陰本線 胡麻付近)

 

なお、近畿地方の中でも、奈良県の明日香村稲淵の棚田と言うのが有名でこの時期には多くのアマチュアカメラマンで賑わいます。

棚田と彼岸花のコラボレーシュンが秋らしい写真になるとか!

また、この時期は、毎年棚田で案山子コンテストなどが行われて家族づれで賑わいます。

  

          稲淵の棚田 と彼岸花風景                                                                    明日香村の彼岸花と稲干し風景