昨日、展望台の係の方から早朝は雲海が出て素晴らしい景色だったと聞き、その景色を見たいと昨夜は室根山展望台の駐車場でP泊。
4時半ごろ目覚めて外を覗くと雲海らしきものは無い。
一応カメラを持って外で待っていると、夜明けと共に少しだけ霧らしきものが出て来た。
画にはならなかったが記念にと写真に収めた。
早朝の雲海は太陽が上がれば終了である。
天体望遠鏡で初めて星の観測と言う思い出をくれた室根山後にして、道の駅大谷海岸に向かった。
道の駅で朝食を摂り、少し休憩。
その後、岩井崎の潮吹き岩と竜の松を訪ねた。
震災直後に訪れた事が有り、思い出深い場所である。
大きなうねりが来ると岩にぶつかった波が、岩の隙間から噴水の様に吹き上げる。
今日は波が穏やかで控えめに吹き上げていた。
この隣に竜の松と呼ばれている松の木がある。
震災の津波が海岸の松を襲い、残った幹と枝が竜の形に見える事からこの名が付いた。
この後気仙沼の友人に連絡を入れると、これから地域の人達が集まり芋煮会を行うので、是非一緒に楽しもうと強く誘ってくれた。
飛び入りで参加させてもらう事になった。
訪れると公民館の中と外に張ったテントで20人ほどが集い、楽しそうに歓談していた。
焼肉は男性陣の出番、豪快に焼いていた。
芋煮と焼肉、焼き鳥、お握り等をご馳走になった。
昨夜の天体観測も今日の芋煮会参加も予定外だった。
2日続いて想定外の出来事が続いている。
これも車旅の醍醐味で、色々な出会いが思い出となって残る。