昨日の夕方、妻の実家に着いた。
兄弟や従姉などが集まり賑やかな夕食となった。
今日はお墓参りを行い、近況報告と家族の見守りをお願いした。
写っている山の側面にそのお墓が有ります。
平らな土地にはお寺の本堂が有りましたが津波に流され、現在は高台に移転しました。
道の駅・高田松原は高田松原復興記念公園の中に東日本大震災津波伝承館と合体し綺麗に整備されていた。
その周辺を散策した。
建物の中央部から眺めた防潮堤です。
その先にある献花台には真新しい花が供えられていた。
防潮堤の上にも献花台が有り、同じように生花が供えられていた。
改めて震災の傷みと向き合いながら過ごしている方が沢山居られることを痛感し、ご冥福をお祈りしました。
防潮堤の上から施設側を見た眺めで、遠方に見える細長く白い建物が道の駅と津波伝承館の建物です。
防潮堤のその先には妻が通った中学校と奇跡の一本松が有ります。
更にその向こうには妻の実家が移転した高台が見えています。
海岸線はコンクリートで整備され砂浜は殆ど無くなり景色はすっかり変わっていました。
でも白い柵の内側には松が植林され、7万本の松原再生が進行しています。
通路の両側に広がる芝生で面白い物を見ました。
自動掃除機を少し大きくしたものが、芝生の上をモソモソと動き回っていました。
係の方に聞くと草刈り機だと言う。
クルクルと円を描く様に動くかと思うと次は直線的に動いたりと、勝手に動き回っていた。
見ていると草が伸びているところを感知して動いている様にも見えた。
この広大な敷地の草刈りを、2台のロボット草刈り機で管理とは驚きだった!!
市街地に目を移すと電柱ばかりが目立つ。
整地はしたけど建物が建っていない。
復興工事は殆ど終わったが、市街地の復興が進んでいるとは思えない。
核となる商業施設が集まっいる地域も人出は少なく閑散としており、賑わいが戻る気配は感じられなかった。
復興景気も終わり仕事が少なくなったと、地元の人々は口を揃えて訴える。
コロナ禍がそれに拍車をかけている。
これを改善するのが政治の力だと思っている。
我が身可愛さで、統一教会との癒着しか出来ない政治家は要らない。