写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年 秋の車旅・2日目(国見SAから室根山へ)

2022年10月01日 | 車旅紀行

東北道の国見SAの朝は朝靄がかかり、気温は16℃と寒いくらいだった。

しかし、走り始めると秋空が広がり快適なドライブ日和になった。

妻の高校時代の友人ご夫妻に連絡すると、何時も通っている温泉に出掛ける所だった。

急遽、その温泉で合流する事にした。

そこはひなびた温泉で地元の方たちの憩いの場所だった。

小さな浴槽は2~3人で一杯になり裸の付き合いにピッタリの場だった。

ゆったりとお湯に浸った後は畳の部屋で寛ぐ。

此処に集う方たちは皆顔見知りばかりのようで、楽しく語らうも良し、寝転んで休むも良し。

そして、温泉に何回入るも自由で終日過ごす事が出来る。

友人ご夫妻と3年振りの再会を楽しんだ後、少し先の室根山に向かった。

山頂近くまで車で登れ、そこには1億円の天体望遠鏡が設置された展望台があった。

ふるさと創生の1億円で造ったそうだ。

係の人に夜の7時から天体望遠鏡で星が観られると言われた。

その入場料は僅か¥310-だった。

その前に山頂まで登る事にした。

登ると言うより砂利道の散歩道を5分ほど歩くと頂上である。

そこには頂上を表す立派な石碑が建っていた。

案内板もピッカピカ

眼下には気仙沼の街並みが広がっていた。

車で夕食を摂り7時少し前に天文台に行くと、この時間帯は私達を含めて3人だけだった。

係の人が丁寧な説明と共に望遠鏡を動かし、目的の星にレンズを向ける。

最初に観たのは土星である。

土星の周りを取り囲む輪が目に飛び込んで来た。

次に観たのは木星である。

本体と共に4個の衛星もハッキリと確認できた。

月は手が届くのではないかと思うほどクレーターが鮮やかに観測できた。

生まれたばかりの星や終焉を迎えた星の残骸など、次々と色々な星の観測を体験した。

分かり易く丁寧な説明を受けながらの楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、1時間の観測は終わった。

その後、階下の部屋で15分ほどビデオ投影による星の解説もあり大満足。

充実した一日になった。

 


.風景写真

四季の風景写真