さっぽろ(札幌)を はなれて、
くしろ(釧路)に まいりましょう
石川啄木と ともに、、
今日は、『雪中行』(石川啄木)
を たたき台として
たくぼく(啄木)がよんだ、「釧路短歌」の話をします
(※『雪中行』の内容は、ただの移動記録で、おもしろくないので、ご紹介はしません)
天才歌人・石川たくぼく(啄木)
は、21さい(歳)の時、
北海道へわたり、
「函館」から「札幌」、
そして「釧路」へと やって
しんきいってん(心機一転)の ためです
くしろ(釧路)には
3ヶ月くらいしか・いませんでしたが、
ここで
けっこう・良い歌を、よんでいます
「 さいはての 駅に下り立ち 雪あかり さびしき町に あゆみ入りにき 」
「 しらしらと 氷かがやき 千鳥なく 釧路の海の冬の月かな 」
しん(親)友・チット
は、くしろに 一年間
くらしたことがあり、
たくぼく(啄木)の
この2つ目の歌を、
実かん(感)を込めて あいしています
だから
今回、「雪の日に読む小説特集」でも
石川啄木を とりあげてあげたいな
と
思
よく考えたら
「しらしらと、、」の歌には、雪はふって・いないのでした
(※氷の海に、月が煌々・・なイメージです)
困ったクリンは、実家の
お母さん(釧路出身)に 相談しました
すると・・
「 あれもいいわよ。」
『 神のごと 遠くすがたをあらはせる 阿寒の山の雪のあけぼの 』
と、
お母さんは、
お気に入りの「啄木の歌」を
そく・教えてくれました
(※啄木が釧路を去る時に、船の中から見た景色を詠んだ句です 雪も降っています
)
それをきいて・・、久しぶりに、ほっかいどうに
行きたくなった
クリンたち「石川啄木特集」は、コロナ
完全終息ののち、
チットといっしょに
釧路に行っ
やりたいと 思います
(ちなみに・・うちのお母さんは釧路の高校生だったころ、
学校を代表して、
石川啄木の釧路時代の昵懇であった、芸者・小奴(こやっこ)に会っています
釧路放送局の企画で、
「高校生がインタビューする、小奴と啄木の歌」みたいな番組があり、
優等生だったお母さんが、駆り出されたのです
小奴さんはその時60歳手前くらい?だったそうですが、17歳のころのことを、17歳くらいの高校生にインタビューされて、どう思っていたのか・・
お母さんにも、そこら辺のことを問いただし、そのうち「クリン釧路紀行・啄木編」にて、まとめてみたいと思います
)
【『雪中行』自体の、おすすめ度:そんなに
】
(次回、「雪の日に読む小説特集」は、川越宗一の直木賞受賞作『熱源』を とりあげます
)