には、
「笠原温子」という登場人物が 出て。
その名前を、
じーっと 見ていたクリンは
あの、物語を 思い出しました
かさこじぞう(かんじ:笠地蔵)です。
(ステキな民話ですよ 小説じゃないけど、いいですよね
)
では
あらすじ、行かせていただきます
「・・昔あるところに、
貧乏な、
おじいさんとおばあさんが いました。
正月に食べる餅すら買えない・二人は、
一生懸命
菅笠(すげがさ)を あんで、
大晦日の町に
売りに 行きました
が
売れません トボトボ・・
と 家路につく道すがら、
おじいさんは
村外れの六地蔵さんが、
雪に、埋もれているのを 発見します。
「なんと気の毒な、、」
と、
雪を払って
出来立ての菅笠を
お地蔵さんに かぶせた おじいさん
菅笠は5つしかなかったので、
足りない一つは 自分のをぬいで、
かぶせました
家に帰った・おじいさんは、そのてんまつを
おばあさんに 話し、
いつも通り、二人は仲良く
粟がゆを食べて、床につきました
すると、、、
夜も 更けたころ・・
遠くから、
にぎやかな歌い声が 聞こえてきました
その声は、家の前で ピタリと止まると
「良いとし、むかえろよう」
と
呼びかけてきたのです おどろいて
戸を 開けてみると、、
そこには
お餅や米俵、銭が たくさんおかれていて、
少し遠くに
六地蔵さんたちが
帰っていくのが 見えました。
とさ
クリンたち、昔から
このお話が 大好きで、
幼ごころにも、
冷たいはずの雪に ほっこりとした・あたたかさ
を
かんじていました
それは やはり・・
この、おじぞう(地蔵)さんが
たたえる、
笑顔の あたたかみ
「おじぞうさま、、
さむかろう。
クリンの笠を、おかぶりなせえ」
(ファサッ)
お返し・きたい(期待)
と
そこに、
しん(親)友・チット
が
キョロキョロしながら、あらわれました
「
・・ねえ
私のUSB、見なかった
さっきから 探しているんだけど、
見当」
「みてないと思うけど。どんなの?」
「 お地蔵さんのストラップが、ついてるやつ
」
「あ、あれね
この下。」「
なんで、こんなところに隠しているのよ
」
【おすすめ度:いっぱい
】
(次回は、『マッチ売りの少女』です これも「小説」ではないけど・・いいですよね
大好きなんです
「雪の日に読む小説」は、まだまだこの後、ちゃんとしたやつが10冊以上は、ご紹介できますので~
)