クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

雪の日に読む小説・7(『笠地蔵』昔話)

2021-01-20 | 本と雑誌

東野圭吾の雪のサスペンス

には、

「笠原温子」という登場人物が 出てきました

その名前を、

じーっと 見ていたクリンは

あの、物語を 思い出しました


 かさこじぞう(かんじ:笠地蔵)です。

 

(ステキな民話ですよ 小説じゃないけど、いいですよね


では

あらすじ行かせていただきます


「・・昔あるところに、

貧乏な、

おじいさんとおばあさんが いました。

正月に食べる餅すら買えない・二人は、

 一生懸命菅笠(すげがさ)を あんで、

大晦日の町に

売りに 行きました

売れません

 トボトボ・・と 家路につく道すがら、

おじいさんは

村外れの六地蔵さんが、

雪に、埋もれているのを 発見します。

 

「なんと気の毒な、、」

と、

雪を払って

出来立ての菅笠を

お地蔵さんに かぶせた おじいさん

 菅笠は5つしかなかったので、

足りない一つは 自分のをぬいで、

かぶせました


 家に帰った・おじいさんは、そのてんまつを

おばあさんに 話し、

いつも通り、二人は仲良く

粟がゆを食べて、床につきました

 

すると、、、


 夜も 更けたころ・・

遠くから、

にぎやかな歌い声が 聞こえてきました

その声は、家の前で ピタリと止まると


「良いとし、むかえろよう

呼びかけてきたのです

 おどろいて 戸を 開けてみると、、

そこには

お餅や米俵、銭が たくさんおかれていて

少し遠くに

六地蔵さんたちが 

帰っていくのが 見えました



とさ


 クリンたち、昔から

このお話が 大好きで

幼ごころにも、

冷たいはずの雪に ほっこりとした・あたたかさ

を 

かんじていました

それは やはり・・


 この、おじぞう(地蔵)さんが

たたえる、

笑顔の あたたかみ


 「おじぞうさま、、

さむかろう。

クリンの笠を、おかぶりなせえ

 

(ファサッ)

 

 お返し・きたい(期待)

 

そこに、

しん(親)友・チット

が 

キョロキョロしながら、あらわれました


・・ねえ 私のUSB、見なかった

さっきから 探しているんだけど、

見当たらなくて・・

 

「みてないと思うけど。どんなの?」

 

 お地蔵さんのストラップが、ついてるやつ


 「あ、あれねこの下。」なんで、こんなところに隠しているのよ

 

 

おすすめ度:いっぱい

 



(次回は、『マッチ売りの少女』です これも「小説」ではないけど・・いいですよね大好きなんです「雪の日に読む小説」は、まだまだこの後、ちゃんとしたやつが10冊以上は、ご紹介できますので~

 
コメント (35)
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