クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

泪橋と、あしたのジョー(春の奥浅草を歩く・13)

2021-04-19 | クリン江戸散歩

さて、山谷・・

 

「いろは会商店街」を 

抜けたところに

なみだばし(泪橋)交差点 が あります。

なみだばし、、

それは、

矢吹丈が ボクシングをならった、「丹下拳闘クラブ」が あった場所、、

 

 すなわち『あしたのジョー』のファンにとっての、

聖地です

 クリンたち、『あしたのジョー』世代では

ないのですが・・

10年くらい前に 再放送を たまたま見て

ドはまり したので、

(・・いったい、どれほど・ハングリーで、泥くさい街なのだろう

と、

今回、おとずれるのを 

たのしみに していました

 

が・・!!

「泪橋」という・はしはなく

思川も 埋め立てられちゃって 

イメージとは ぜんぜん・ちがう場所だったので、

かたすかし

 

(※思川は、暗渠になっていました

 

 

 丹下のおっちゃんは、言いました。

 

「この橋はな、人呼んで、なみだ橋という。

・・・人生にやぶれ、生活に疲れ果てて、このドヤ街に流れてきた人間達が、涙で渡る悲しい橋だからよ。

三年ほど前のわしもそうだった。おめえもその一人だったはずだ・・・

だが、今度はわしとおまえとで、このなみだ橋を逆に渡り、あしたの栄光をめざして第一歩を踏み出したいと思う。

わかるか、わしの言うてる意味が・・・? 」


 なみだばし(泪橋)の本当の由来は、そうじゃなくて

江戸時代

この先にある「小塚原刑場」に 連れていかれた

ざいにん(罪人)たちが、

(今生の別れかもしれない・・)

ナミダして わたったから

 

って、

ことらしいのですが・・


 クリンたち、丹下のおっちゃんのことが 好きなので

そういう、江戸時代のじじょう(事情)は

ムシします

 

 

 

(次回は、この「泪橋」も出てくる、宮部みゆきの小説『火車』を、取り上げます ブックレビューです

 

 

コメント (16)
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