さて、山谷・・
「いろは会商店街」を
抜けたところに、
なみだばし(泪橋)交差点 が あります。
なみだばし、、
それは、
矢吹丈が ボクシングをならった、「丹下拳闘クラブ」が あった場所、、
すなわち『あしたのジョー』のファンにとっての、
聖地です
クリンたち、『あしたのジョー』世代では
ないのですが・・
10年くらい前に 再放送を たまたま見て
ドはまり したので、
(・・いったい、どれほど・ハングリーで、泥くさい街なのだろう)
と、
今回、おとずれるのを
たのしみに していました
が・・!!
「泪橋」という・はしはなく
思川も 埋め立てられちゃって
イメージとは ぜんぜん・ちがう場所だったので、
かたすかし
(※思川は、暗渠になっていました)
丹下のおっちゃんは、言いました。
「この橋はな、人呼んで、なみだ橋という。
・・・人生にやぶれ、生活に疲れ果てて、このドヤ街に流れてきた人間達が、涙で渡る悲しい橋だからよ。
三年ほど前のわしもそうだった。おめえもその一人だったはずだ・・・
だが、今度はわしとおまえとで、このなみだ橋を逆に渡り、あしたの栄光をめざして第一歩を踏み出したいと思う。
わかるか、わしの言うてる意味が・・・? 」
なみだばし(泪橋)の本当の由来は、そうじゃなくて
江戸時代
この先にある「小塚原刑場」に 連れていかれた
ざいにん(罪人)たちが、
(今生の別れかもしれない・・)
と
ナミダして わたったから
って、
ことらしいのですが・・
クリンたち、丹下のおっちゃんのことが 好きなので、
そういう、江戸時代のじじょう(事情)は
ムシします
(次回は、この「泪橋」も出てくる、宮部みゆきの小説『火車』を、取り上げます ブックレビューです)