今日、パルテノン通りを とおりかかると
はやくも広場中心に、
クリスマスツリーが立っていました
のみならず、
くすの木には、イルミネーションのでんしょくが かけられ、
どうぶつトピアリーや、光のすいぞくかん
も
ちゃくちゃくと
ジュンビ(準備)されていました。
たまセンターでは、
毎年ダイダイ的に
冬の夜をキラキラさせていて
しんさい(震災)があったけど
今年も
みんなの心にあかりをともすため
イルミネーションやるみたい。(今週土よう日から)
それにしても、
・・・・・・
はやい。
ついこのあいだまで「ハロウィン」でもりあがっていたのに。
よく見ると、
「雑貨屋」さんも「三越」も「京王プラザホテル」も、
クリスマスでいっぱいになっていました
出おくれ・クリン
ばんかいせねば・・
<三越の広告~「多摩の名店X’masケーキ特集」>
「多摩のスターパティシエの名作~ル・ジャルダンブルーのケーキ」、もはや「完売」!・・くっ
みつこしでは、
「おせち料理」のほうでも
「たん熊おせち」が
かんばいしてたりして、
クリン、世の人のうごきに
ついていけません
ボウゼンとするクリンにたいし、チットは
「そんなもんだよ」
と言って、今月はじめに出回った
「メトロガイド」を見せました。
そこにも、
かずかずの・おいしそうなホテルケーキのシャシン(写真)
とともに、「受付中」の文字が・・
・・・・・、
でももう、うりきれなんだろうなあ
昨日の夜の話ですが、
チットがめずらしく、夕はんを、
<たま・こった川ぞいのイタリアン「リバゴーシュ」>
また、
おにいちゃんもふざいで、
クリンはたべるものを
自分でよういせねば・なりませんでした。
何かあるかな・・
そういえば、チットが「冷蔵庫の蓋物に入ってるのは奈良漬だからね」と言って、
しごとに行く前のおにいちゃんに、
ちゅういをあたえていました
・・・・
どういうことなのでしょうか。
ナラづけは、
さいきん、クリン家において、
なにかと話だいのナラに
1300年前からねづいてる、すごい食べものだって、
きいてます
それに、
かんさい(関西)の人は
おつけものにこだわってる・らしいから、
おつけもの好きなクリンとしては、
ぜひ・トライしたいところ
こんなふうに
おつけものを、うつくしくディスプレーしている
ナラ
そこで
さいこうかくのつけもの、
「奈良漬」
気になる・・
ごはんをよそって、
フタをあけてみます。
・・・・・・。
なぜ、こんなことに・・
ナラ、おくふかすぎ
柿好きのチットは、
毎年きまって、よくうれた・柿の皮をむきながら、
「法隆寺の味がするんだよね」
って
とくい気に言います
しかし、
先週、朝日しんぶんの土曜版に、
「正岡子規が柿を食べた場所は、法隆寺周辺ではなく、
東大寺周辺の宿の可能性」
という、
ショッキングなコラムがのっているのを、
クリンは見つけてしまいました
これは、チットの
ウィット・バリューにかかわる・大モンダイ・・
なだけでなく、
と、
せつめいしている ホウリュウ寺にとっても、
チットと同とう(等)のダケキです。
あせるクリン に対し、
チットは言いました。
「柿には日本らしい郷愁があるからね。
子規も、東大寺より法隆寺のほうが、より柿に似つかわしく思えたから、
変えた可能性はあるみたいだけど、
この前見た、東大寺の柿も素敵だったから、
法隆寺を東大寺に戻して詠んでも、
平成の今なら同じだけ、
雰囲気出るんじゃないのかな。」
チットは
「奈良じゃなきゃダメって言うなら、
唐招提寺の辺りもいいよね」
とも 言いました
「かきくへば かねがなるなり とうしょうだいじ(唐招提寺)」
・・・・・
わるくありません。
昨日、
ながので見かけた けしきを思い出すクリン。
民家の柿の木と、こうようのお山も、
とても日本的でした。
「かきくへば かねがなるなり ぜんこうじ(善光寺)」
っていうかんじでも、
なかなか良いな
って、クリンはおもいました。
・・・・・
じゃあ、洋なしの場合はどうすれば・・・
<今日もらった、山形の洋梨>
「山寺の 鐘がなるなり ラ・フランス」 (おにいちゃん)
昨日は一時的に、
テディベアでクリンをなぐさめた おにいちゃんでしたが、
クリンのゆううつを、コンチ(根治)するには、
一日、家ぞくいっしょの
たのしい日をつくらねばならない
そして今日、
ながのへ
お車のひきとりに出向くさい、
「グリンもチットも、みんなで行くぞ」と、
心おどる・ていあん(かんじ:提案)を
してくれたのです
かえりはお車、ということになりますが
行きは、アシがないので、
とっきゅう・あずさ9号でまいります
クリン、とっきゅうははじめてです
ワゴンをおしてきた、おねえさんにも
あいさつしなきゃ。あれ?
なぜか・クリンのすがたをかくす、おにいちゃん・・・どうしてー?
クリンのゆめは、
「いつかおにいちゃんやチットと
「オリエント急行」にのること」であり、
それは、
クリン一家のもくひょうでも、あります。
今回はその、
よこうえんしゅう(予行演習)
クリンの車そうから(世界の車窓から)♪
ついでに、ざいらいセンの けいけんもつみます。
前日のキジで、
「クリンの季節到来」
と お伝えしましたが、
もうひとつ、
クリンは この季せつになると、
家ぞくから チョウホウがられるだけでなく、
ちょっとすごいことができる!ってことも、
言っておきます
<かくれみののジュツ>
おにいちゃんやチットが、
いっしょうけんめい クリンをさがします
おにいちゃん「グリーン!」
チット「クリンー!」
いたずら・クリン
・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。
こんな一人あそびに きょうじるのが、
ちょっとむなしく
かんじます
夜は人気ものでも、
ひるまはいっつも一人なクリン。
秋ふかまる、お外のフンイキに負けて、
そんなこと・おもう
クリンです
そんなクリンを見て、
おにいちゃんが
テディベアという くまちゃんを
クリンのあたまにのせてきました
チットが先月、
同りょうにもらった くまちゃんは、
「ILOVEYOU!」ってしゃべります
10月27日は、
テディベアの日だったそうです。
(「テッド」=セオドア・ルーズベルトのたんじょう日)
さびしい人に
くまちゃんをおくるといいよ!って
ことになってるみたいです。
クリンべつに、
そこまでさびしいってわけじゃないんだけども、、
でも、
だれかいるって、いいのかも・・
ベランダをほうきではいていたら、
スズメバチが、
ゴムの木のはっぱにとまったまま、
お亡くなりになっていました。。
今年は
スズメバチが大発生し、ニュースにもなっていて、
クリンも何度か あぶない目に会いましたが、
こんなふうに、さいごを見てしまうと、
あわれをモヨオシます。
「世は無常だからね」って
チットは言います。
・・・・・。
ツネならず、、
そういえば、こった川の桜のはっぱも、
いきおいよく、のびていた木や草も、
きゅうにおとろえて、
ちぢこまり、
しおれ、
ほそくなっています。
いきおいにも、さかんな時とおとろえる時があるって、
昔から
しぜんが人間に、おしえてくれてきてたんだ
そしてまた
こういうの、
えいこせいすい
と言うそうです。
クリン、
自分におきかえて かんがえてみましたが、
ズバリ!このところ、
えいこせいすい、してるなって、
われながら・思いました
クリンの場合、
しぜんとは 反対に
秋冬は、いきおいがさかんです
なぜなら、
とてもあたたかいと、
チョウホウ(重宝)されるから
「真夏でも一定の地位」
を たもっているクリンではありますが、
秋冬の天下にくらべれば、
かれ木のようなもの
10月くらいから、
夜ごと
チットとおにいちゃんによる、クリンうばい合いがはじまっています。
くにたち(東京都国立市)の有名人・「関保壽」さんの
てんらん会が開かれています。
「仏師」の関さんは、
「ガンテイ(頑亭)」っていう名前ももっていて、
ガンバっているおじいちゃま。(おん年92)
何十年も、仏さまをほって、
「中野法仙寺」に弘法さまや、仁王さまを、
「府中大国魂神社」に
こま犬を、
ほうのう(奉納)したりしています
ガンテイさんは、
仙人のようなたたずまいと、
ひょうひょうとしたお人がらが、
モンモンとしがちな文化人を 引きつけてやまぬ・らしく、
各界のちょ名人と
交流しているシャシンがたくさんありました
ヒトミさん(山口瞳)のエッセーでは、
「ドストさん」という名で、
主役をはってるそうです
本てんらん会では、「頑亭×嵐山光三郎対談」もありました。
アラシ山さんは、
近年、
「悪党芭蕉」という力作で、
去年、チットをカンタン(感嘆)させてた・お方ですが、
「不良中年」のすすめ、
というような本をかいたりして、
カッコイイじじいになろうぜ
と
世にうったえている・作家さんでもあります。
その人が
男の先パイとしてそんけいしているのなら、
ガンテイさんは
そうとうカッコイイに ちがいない
やぼ天の近くに住んでいるというのに、
ずいぶん、
イキ(粋)なお方なのね!
「郷土館」がある、矢川から谷保までは、トホ20分。
ひたすら、ひなびます。
そのお向かいには
「宅配牛乳屋」さんがあり、
タイムスリップしたみたい
ガンテイさんの、おじぞうさんがたたずんでいたら、
しっくりなじむ・田舎みちです