クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

源光庵の円窓

2018-04-13 | 旅行記

 らくほく・たかがみね(洛北鷹峯)の、一番人気

と いえば、

 こちら、げんこうあん(源光庵)です

 ここは、そうとう(曹洞)宗の お寺

つまりは、ぜんでら(禅寺)なのですが、

 本堂の おざしき(座敷)に、2つのまど(窓)が

ならんで

あって、

 それが、人々を、ひきつけています

 左にある・まるいまど(窓)は、「悟りの窓」

右にある

四角いまど(窓)は、

生老病死・四苦八苦

を あらわす、

「迷いの窓」・・


 座ぜん(禅)とか、さとりとか・・、奥深い

世界が 

好きな

東西の ほう(訪)問者

が、

 世界中から、このまど(窓)の前に、あつまる・・

(けっこう、席とり競争あります

 とくに、人気なのが、「悟りの窓」

ほうなのですが、

 ぜん(禅)の世界における、丸い形は、

へんけん(偏見)のない、

清らかで

す(澄)んだ心のすがた(姿)

表しているそうで、

みんな、この丸いまど(窓)で

切り取られた

けしき(景色)を見て

心を 洗いにきているもようです。。


 「なるほどね~。そういえば、

うちのおにいちゃんも、

いつも言ってるわ。

 クリンの丸い顔と、丸くて澄んだ目を見ていると、ストレスが

どこかに消えてなくなる、って。」(チット)

 

 「あら~そう~・・」(お母さん)

 

「まあ、、

 丸っていうか、

 おにぎり型なんだけどね

 クリンの顔は」(チット)

 

 

 「ここで、そのせいかく(正確)なてい(訂)正は

いらないよ



 





 

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常照寺(京都)の桜・開花状況(3月下旬)

2018-04-12 | 旅行記

 らくほく・たかがみね(洛北鷹峯)には、

 「光悦寺」以外にも、みるべき・お寺が、いくつかあります

 そのひとつ、じょうしょうじ(常照寺)は、桜の名所

 なのですが、3月27日に おとずれたさいは、

まだ、2・3分咲きでした。

 

 ・・ちょ、ちょっと、クリン・・常照寺のレポート、

まさか、それだけ

 このお寺の主役は、桜よりも、『吉野太夫』

でしょ

 吉野太夫が 寺に寄進した、門のこととか、

灰屋紹益との ロマンスとか、

 ちゃんと、伝えなさいよ」(チット)

 「え~~~~・・。」


 「才ある・美女の、よしのだゆう(吉野太夫)

が、

おうじ(皇子)に

言いよられて

あげく、

当代きっての 

大金もちの 風流人

そうしそうあい(相思相愛)

るなんて、

 そんな話・・、世に知らしめるのは、

「気がすすまない。」(かるいライバル心


 

 

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光悦寺

2018-04-10 | 旅行記

 セイメイ(晴明)神社の 近くで、「本阿弥光悦の屋敷跡

という、

ひ(碑)を 見つけました


 ほんあみ・こうえつ(本阿弥光悦)とは、

江戸時代、

カリスマ的な

そんけい(尊敬)を あつめた

天才・げいじゅつ(芸術)家


 絵画・書道・工芸・やきもの(陶芸)・・

なんでも

できた

 そうごう(総合)・アートディレクター

クリエイター

ことだそうです。


 そんな、天才「本阿弥光悦」は、時の天下人・いえやす

(徳川家康)に

気に入られ

 京都の 北のほうに、広~い・土地を もらって、そこで、

「芸術村」を つくっていたらしい・・ と、きいたので

 クリンたち、行ってみることに しました

 らくほく・たかがみね(洛北鷹ヶ峰)という

場所。

その中心に、

 こうえつ(光悦)の 草あん(庵)だった、「光悦寺」が

あると いいます


 

「えっここ

 入り口が せまくて、通りすぎてしまいそうな

さりげなさ


だけど、中は、

 奥行きが、ものすごく・あって、どこまでも、どこまでも、、

 どこまでも、、歩いていけそうな、広大な

しき(敷)地です

(ちょっと・迷路状態です・・) 

 その、すみから・すみまでが、

とにかく、キレイに ととのえられていて、 

 かんそ(簡素)にして、美的センスが 光る

 みどり・ゆたかな、気もちのいい・空間

それが、

こうえつじ(光悦寺)でした


 この日は、春のよう(陽)光に 包まれ

「洛北三山」が、わらい 小鳥がさえずって

いました


 (ピーチュクチュク・・・


 「いいところだね~ 生まれ変わるなら、ここの植物

に、なりたい

と、チットが かんたん(感嘆)し

 お母さんも、「そうしようかな~」と、

同ちょう(調)

 みんなで、だれが何に 生まれかわるのか 

話し合って

決めました

 「ねえ、あそこにある、アセビは どう

「う~ん、、お母さんは 椿になりたいわ

 「じゃあ、私は もみじ(紅葉)にしよう

このお寺、

秋は、

もみじが主役に、なりそうだし」(チット)


 「お父さんは、ヤツデが いいんじゃない


「クリンは、どうしようかなあ~




すると、

チットが 言いました。

 

 コケ(苔)が、いいよ

フッカフカで、

似てるから


 「・・・しつかん(質感)だけで、決めないでよ

 

 








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宝鏡寺(京都の人形寺)~晴明神社界隈の見どころ

2018-04-09 | 旅行記

「晴明神社」周辺の、見どころ

と 

いえば、

ほうきょうじ(宝鏡寺)が、

地味に、有名です


 


ここは、

「人形寺」として・知られ、

 こうしつ(皇室)から・たまわった、

数多くの 人形

ほかん(保管)・てんじ(展示)

するとともに、

 役目をおえ、捨てられてしまう あわれな

人形の、

くよう(供養)が もよおされる

寺として、

名が 通っています


 (※無料撮影コーナー


<境内にある、人形塚

 「 人形よ 誰がつくりしか

誰に愛されしか 

知らねども

愛された事実こそ

汝が 成仏の 誠なれ 」

(武者小路実篤の詩



 人形塚かあ・・。『私が死んだら、

一緒に、棺桶に入れて』

って

おにいちゃんに 頼んだら

断られた

 『グリンは、おにいちゃんと一緒に 天国に行くんだから

だって・・

と、

チットが お母さんに 

話していました。



(・・・そうなんだよね。。

  

 ごめん、チット。。



でも、なんで、今ここで、そのこと・思い出すわけ













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今日庵と不審庵

2018-04-08 | 旅行記

 京都・セイメイ(晴明)神社の 一角に、

「千利休の旧跡」っていうのを 見つけました 

 

すると、

チットが・・

そうよ この辺は、千利休が茶室を

かまえてた、

茶道の 

本拠地だからね

 ほら・・そこの、大きな家。

表札に

「千」って書いてあるでしょ?

 ここが、茶道の総本山 千家の本宅よ」(小声)

「ええっ マジっ

 もちろん、中は入れないし、のぞくわけにも いきませんので、

クリンたちは

 へい(塀)のまわりを、ぐるっと 一周して、

向こうがわに

まわりました

 すると、少し・表立ったかんじの「小川通り」

に 

出てきたのですが、

 ここが、とてもキレイに は(掃)き清められていて

 (うぉおお~~ さすが、茶道の せい(聖)地~~

と、

ビビるほどの うつくしさ・・


「用がない人は、足を踏み入れるのを 遠慮したほうが

よさそうなところね・・」(お母さん)


 クリンたちの目的地は、このとなりにある、

人形寺です。

 

でも・・

 茶道けいけん(経験)者の お母さんとチットは、

「千家住宅と関連施設」

きょうみ(興味)しんしんで、

「外観だけでも、チラッと見たい。」

この通りを 歩く

決心を、かためたのでした


 千家・住宅の中には、家元が 住んでいるだけでなく

文化財の お茶室が、あるらしい



まず、こちらが、

 うら(裏)千家を

代表する

茶室、

こんにちあん(今日庵)  で、


 こちらが、表千家を 

代表する

茶室、

ふしんあん(不審庵)です  (警備員さんが常駐してます



以上、外かん(観)レポートでした


「は~・・

 歩くだけで、きんちょうしちゃった~。。

ステキだったね~ ・・・でもさあ、


 なんとなく、イメージ的には 表千家が「今日庵」

で、

うら(裏)千家が「不審庵」

のほうが、

合ってない 

名前、逆にしたほうが・・

・・ちょっクリン バカなこと言わないで」(チット)



(・・・おこられました。)











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晴明神社にお礼参り

2018-04-07 | フィギュアスケート

 さて 京都旅行の メインテーマ ゆづ(羽生結弦選手)の

 オリンピック・金メダル

お礼まいりに、

SEIMEI(晴明)神社です

 

 おんみょうじ(陰陽師)・あべのせいめい(安倍晴明)

お家があった・場所に

たてられた、

神社の けいだい(境内)は、

 ゆづ・ファンと おぼしき・女性たちで、オリンピック

2ヵ月後の

今も

いっぱいです

 

(ガラン・・ガラン・・)

(ゆづを お守りくださいまして、ありがとう

ございました

 

「厄除けの桃」・・(ゆづも、さわったかな

 

 絵馬かけ所には、ゆづファンたちの 絵馬

 そして、ゆづの絵馬

 メドベちゃんの絵馬

シェイリーン=ボーンさんの絵馬

鈴木明子さんの絵馬

などがあり、

 すっかり、フィギュア・ファンの せい(聖)地と、化しています

 

 「ね~、クリン~。メドベージェワが来てるということは、

ザギトワも 

来るんじゃない

お忍びで

 4月はじめのスターズオンアイス、たしか大阪公演だし、

可能性あるよね

 世界選手権では、まさかの5位でショック

受けてるだろうから、

この際、

ザギちゃんへの 応援絵馬を 

奉納しようか

 

ついでに、

秋田犬「マサル」の 行く末も、祈願して~」(チット)

 

 「いいよ ゆづだけで

 

 

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大谷君のメジャーデビュー

2018-04-05 | スポーツ

「大谷翔平、

 メジャー本拠地デビュー初打席で

 3ランホームラン

 

「やったあ~~~~~

 

 

昨日も・・

 

「大谷、今日はメジャー最強のピッチャーから、またまたホームラン

 

「よっしゃあ~~~~ そして今朝も・・

 クリンたち、お気に入りの大谷君の かつやく(活躍)

を、

ライブ中けい(継)で

ずっと、

見守っていました

 

「うれしすぎる~~~ やっほ~い(お祭り騒ぎ

 

 

 ・・・まだ、京都旅行のキジ(記事)、かいてる

とちゅうだけど、

どうしても、

一言、

この件に ふれないでは

いられません




「・・実は、次、

『晴明神社』のこと、かく予定だったんだけどね

 「大丈夫ゆづには、黙っててあげるから」(おにいちゃん)

「そうして


 

 

 

 

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かわいい仏像(五刧思惟阿弥陀如来坐像)~京都・金戒光明寺

2018-04-05 | 旅行記

 京都・平安神宮から、歩いていけるところに、

「くろ谷さん」と呼ばれる、お寺があります

 こんかいこうみょうじ(金戒光明寺)です

 ぼち(墓地)の経営、とかに 力を 入れていて

 あまり、かん(観)光客を いしき(意識)してない

フンイキの、

じょうど(浄土)宗の お寺・・。 

 ここに、うちの家ぞくは、「ぜひ訪れたい

と、

たのしみにしていました それは、なにゆえ・・

 「そりゃもう、、かわいい仏さまが、いらっしゃるからよ~

 うちのチットは、ここにあんち(安置)されている

仏ぞう(像)が、

「日本で2番目に好き

という。

 

・・・・・

 

 

「いったい、どんな・・もしかして、あれ」  

 

 「石仏じゃん っていうか、あ、あたま、・・

大きいね

 

<五刧思惟阿弥陀如来坐像>

 (読み:ごこうしいあみだにょらいざぞう)

 

 ごこう(五刧)とは、「長~い年月・・」をあらわす・言葉

 この・あみだ(阿弥陀)さま、しゅじょう(衆生)を

救う方法を、

 それはそれは、長い間、すわりながら、かんがえて、

かんがえて・・

考えつづけて(思惟)いるうちに、  

 気のとおくなるような・時間がたってしまい

 悟りをひらいたころに、かみ(髪)の毛が、

メチャ

のびて 

しまっていた・・

のだそうです。。


(それで、この大きさ・・)

 「ありがたや~~~


 ボリューミーな・らほつ(螺髪)をもつ・この 仏さまは、

 とおとさ・ありがたさかわいさ

から、

コアなファン(信奉者)

かくとく(獲得)し

 近年、さまざまな形で、じょじょ(徐々)に

世に、

広められていってる

のだそうです

 

 

 

 

(クリンも、今回おみやげに、黒豆とコンペイトウを買いました ありがたくかみしめたいとおもいます



 




 

 

 

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平安神宮の桜・三月下旬の開花状況

2018-04-04 | 旅行記

 せっかく、春の京都に 来たのに、花も見ないなんて、もったいない

 そう思って、クリンたち、サクラの名所

平安神宮に、行ってみました 

 かんむ(桓武)天皇をまつる・平安神宮は、

 天皇がつくった・平安京の、中心にあった

だいだいり(大内裏)を、

 半分にちぢめて

作った、という

社でん(殿)を 有する

 都のおもかげ(面影)をのこす、神社です


 朱ぬり(塗り)の柱、みどりの瓦・・

そこに、はなやかさをそえる・うす紅色のさくら 

 3月25日、クリンたちは、しだれざくら(枝垂桜)を

きたいして

しんえん(神苑)に 入りました 

 「・・・あれっ

(ま、まだ、ぜんぜん・つぼみ) 

 300本のさくらが 咲き乱れているはずの

有料の 

しんえん(神苑)・・

 なのに 花は、あと・一週間は、ひらきそうに 

ありません


「そ、そんなはずないよぉ~~~

あ、あれは、何 (※梅でした。満開


 ・・・クリンたち、さいごまで、きたい(期待)して、

 奥へ、奥へと、歩きつづけました

 よく、「京都桜紀行」みたいな 番組で、

とりあげられる

 王朝・みやび(雅)な たてもの(建物)と、

 その池に あそぶ、きぞく(貴族)の生まれ変わりのごとき、

 しらさぎ(白鷺) 

 そして、池にうつるヤエベニシダレザクラ(八重紅枝垂桜)

花かげ(影)


それが、見たかったのに げんじつ(現実)は 

 うすら・ぼんやり、すもも色が 

けしきの中に

けぶる

ていど。。



 ヤエベニシダレザクラの 開花じき(時期)は、

わりとおそくて、4月上旬なのだそうです 

 完全に、はやまった・クリンたちでしたが、

 枝にむすばれた、さくら色のおみくじ

見かけて、

ちょっと、なぐさめられました・・ 



ちなみに、

 本数は、ほとんど・ありませんが、ソメイヨシノは

まんかい(満開)です

 

 

(結論 平安神宮の花見は、4月の一週目が、ベスト







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進々堂・京大北門前店(京都レトロ喫茶・6)

2018-04-03 | 旅行記

 

「京都レトロ喫茶めぐり」の さいごは、

上級者向け、

アカデミック・カフェ

ご紹介です。

 しんしんどう(進々堂)・京大北門前店

です

 

 日本で2番目に古い・「帝国大学」の 先生や学生が、

朝食をとったり

昼食をとったり

休けい(憩)をとったり

するために、

昭和5年から、ありつづけた このお店・・。


「進々堂」という名前の パンカフェは、実は、京都各所に

何けん(軒)か

あるのですが、

そちらとは、同じ母体ながら

戦後に

枝分かれして、

 京大北門前店だけが、昔のまま、何もかえずに

えいぎょう(営業)

しつづけて

いるのだそうです


 なお、このお店は「店内撮影禁止」のため、

クリンたちが 食べた、

「カレーのパンセット」などの

シャシンは

一切、

ありません


 大きなショーケースの中に、おごそかに ちんれつ(陳列)される

手作りのパンや、

どっしりとした、木の長テーブル、

木の長いす(椅子)・・

木目込みの床など、

 どこをとっても、絵になる空間で、それこそ、げいじゅつ(芸術)的な

おもむきさえ

ありました


だから、ちょっと

ざんねん なのですが・・

 かん(観)光客が、ブログのために、シャシンとったりしていい

ような、

そういう・店では

ないのです


 お客さんたちは、見るからに「京都大学関係者

か、

通いなれた人々で、


BGMのない

しずか~な・店内で、

 私語もひかえつつ、自分の時間を すごしていました


 たまに、ノートパソコンのキーボードを たたく音や、

奥の席で「商談」をする

ヒソヒソ声が

きこえてきますが、

 きほん、音といえば、オープンキッチンから

もれる、

美味しそうな音

と、

古いレジスターの、「チーン

っていう音

くらいなもので、

 とっても、ひっそりしています・・


 とうせい(統制)のとれた、せいじゃく(静寂)と、

自然光に まかせた

うす暗い・店内、


内せい(省)的な

ふかい、おちつき・・


そういうのが、体けん(験)できます


 こちら、パンが 有名なのですが、戦前、「自由の学園・京大」

において、

きょうべん(教鞭)を

とっていた、

けいざい(経済)学者の、

かわかみはじめ(河上肇)

が、

 げんろん・だんあつ(言論弾圧)で、ごく(獄)中に いたさい、


「一度口にしたしと思ひし進々堂のパン・・」

と、

日記に したためた

という、

れきし(歴史)好きには

(おおっ)と思う、

エピソードが あります


・・・・・


つまり、

 家でも、しずかに 食べなきゃいけないような、

おもみのある

パンだということです。。


しんしんどうのホームページ()には、

そのほか、

 内村かんぞう(鑑三)や、大杉栄、

 しんじゅく(新宿)・中村屋、など、そうそうたる名前が

出てきますので、

れきし(歴史)好きな人に

おすすめしたい

お店です


・・・


それにしても、

京都のレトロきっさ(喫茶)

って、

すごい・おくぶかいな~・・ 







(京都レトロ喫茶、第一弾、完)




 

 

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築地(京都レトロ喫茶・5)

2018-04-02 | 旅行記

「フランソア喫茶室」と

ならび、

京都カルチャーを 支えてきた

シニセ(老舗)の ひとつに、

 「築地」が、あります

 「つきじ(築地)」といっても、魚市場とは

かんけいなく

 大正時代、しんげきうんどう(新劇運動)のきょ(拠)点と

なった、

「築地小劇場」

に 

ちなんだ 名前です


(※歌舞伎=「旧劇」に対し、近代演劇=「新劇」と呼んだ


 メイン通りから、ほんの少し奥に

入っただけで・・

 この、しずけさ

 中世ヨーロッパの古じょう(城)と、ウィーンの酒場が 

まざったような、

じゅうこう(重厚)な 店内、

 タバコのけむりで いぶされた・かべ(壁)・・ 

 でも、れきし(歴史)ある・家具は、せいけつ(清潔)に

たもたれ、

あめ(飴)色・つやつや

 時が止まってるように見えて、決してすたれちゃいない

(※写真はミックスジュース)

 

 金ぶち(縁)カップも、ステキな お店です


 「内装が凝ってるよね!あそこのキャビネットに入ってるの、何だろう?」

「レコード・コレクションだよ。名曲喫茶ね

(チットとお母さんの会話)



このお店が、

「京都で初めて提供した」

という

ウィンナーコーヒーを 

のみながら・・

 クラシックおんがく(音楽)に 身をゆだねる・クリンたちでした






(次回のレトロ喫茶は、「進々堂・京大北門前店」です)





 

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フランソア喫茶室(京都レトロ喫茶・4)

2018-04-01 | 旅行記

「ソワレ」と 

人気を二分する、

河原町の シニセ(老舗)

 「フランソア喫茶室」にも、

おじゃましました

 

 ここは、昭和の初め、多くの文化人が つどった

京都一の

サロンカフェです


 京都のきっさ(喫茶)店には、たいてい、洋画

かけられて

いますが、

ここ「フランソア」は、

 ズバリ 「落穂拾い」の画家、ジャン=フランソア=ミレー

の名が、

店名に なっていて、

名画が 

たくさん あります

 ピカソ・シャガール・ローランサン・・

 ステンドグラスに、しずかにひびく、バロックおんがく(音楽)・・


 そして、赤イス(椅子)に こしかけて

いただく、

上品で クラシカルな 

コーヒーゼリーは、


 この店で、反戦ざっし(雑誌)「土曜日」を へんしゅう(編集)していた

という

昭和の「リベラリスト」

のみならず、

 21世紀の しんし(紳士)・しゅく(淑)女の

おしゃべりも、

高尚なものにして

くれるはず・・


 クリンたち、そう思っていました。


・・・が


 たまたま、となりに座っていた、20さいそこそこの

おぎょうぎ(行儀)わるい

若者たちが、

 「老人が嫌い。」「麻生太郎が大好き。」「働かないで

ビットコインで儲ける。」

という、

すごい・内容を

声高に 話しつづけるので、

クリンたち、

なえました・・

 


 「あ~、もっと、ゆっくりしたかったのに~

なんでよりにもよって、この店に来るかね

「携帯電話禁止なのに、スマホゲームしてたよね


(愚痴るチットとお母さん)



 はんかがい(繁華街)の人の流れは、「老舗喫茶」をも

こうして

のみこむのでした・・





(次回の 老舗喫茶は、「築地」です。)

 

 

 

 

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