無知の涙

おじさんの独り言

軽井沢秘話と萌え属性について

2007年11月06日 | 軽井沢メモリー

以前に台風の翌日に睡眠も取れないまま強制的に軽井沢へ行かされた時の話をしましたが、実はあの時に語られなかった秘話があるのです。

語られなかったというか、完全に忘れてて、昨日の夜にスーパーマーケットで高すぎるトマトを見ていたときに思い出しただけ、という話しもあります。

2日目に職場の所長が来て、それまでの段取りが全て無茶苦茶になったあと、ようやく庭の掃除を手伝い始めたのですが、庭には管理人の奥様と、管理人さんと、もう一人大きい男の人がいて、その近くに赤ん坊を抱いた女性がいたのです。

僕が熊手で落ち葉を掻き集めていると、奥様がやってきて「あそこで掃除してるの、うちの息子です」と紹介して頂きました。

それが大きい男の人でした。そのソバにいる女性がその奥さんということでした。

あれ?じゃ昨日あたりまえのように一緒に落ち葉を拾ってた男の人は誰やねん・・・と内心ツッコミたくてたまりませんでしたが、一介のお手伝いさんは余計なことを言うべきではないのです。

そして奥さんは言いました。「うちの息子と似てるわね

僕が?

正直、所長のせいですっかり遅れてしまった庭の掃除を元の軌道に戻すべく必死になっていたので、僕は息子さんの顔を確認している暇もありませんでした。

でも無視するわけにもいかないので、「失礼ですよぉ」と困ったように言いました。

その時に何やら微妙な空気が流れたのを察知したのですが、気にせずに作業を継続しました。

そしてリヤカーで運んでいた時にハッとしました。

僕が奥様の息子さんに似ている発言で、僕は息子さんに対して失礼ですよ・・・と言ったつもりなのですが、

もしかしたら、息子さんに似ていることに対して僕が不快に思って失礼ですよって言ったようなニュアンスで受け取られているのではないだろうか・・・。

うはっ、そりゃマズイよ!

どうしよう・・・。いや、さっきのは違うんです!僕に似てるなんて、息子さんに失礼だと思ったんですよ!

なんて今さら言うのか?1時間も前の話なのに。なんか余計にダメ押しをするとしか思えないし、もしも僕の思惑通りに相手に伝わっていた場合は、完全にワケの分からない話になってしまうし・・・

ああ、もうどうしよぉぉぉ!あの時ちゃんと「息子さんに対して失礼ですよ」って言っておけばぁぁぁ!

と完全に心の迷宮で迷子状態。

なるべく奥様と顔を合わせないように、そのあとは過ごしました。

それだけなんですけどね。

 

先日、マニアック方面の仲間たちと飲んでいたのですが、会話中に僕に対して「なに属性?」という質問がありました。

なに属性?

なんだろう・・・属性って。直訳すると属する性質ってコトだと思うので、

「んーどっちかっていうとアホかな?」

と曖昧に返答したところ、そういうコトでは無いみたいです。

あ、あれかな!と閃き。RPGとかの武器で火属性の武器とかあるよな、それなのかな?

「武器の属性とかのこと?」と訊いてみると、惜しい!ということです。かなり核心に迫っているようですが、もうなんかメンドクサイので答えを教えてもらうことに。

そしてアキハバーラ大王による図解付きのプレゼンテーションが始まりました。

でも長すぎてよく分かりませんでした。途中から彼のそのトーク能力を何か違うことに生かせないものか、とずっと思案していました。

分かりやすく言うと、自分の趣味趣向ってことですかね。メイドとか猫耳とかそんなん。

30歳を越えた男たちが居酒屋で集まってする話題か(-_-;)

人間で女性であれば、あとは僕らの問題というより、その人の問題なのではないだろうか?

メイドの服を着るのが好きな女の子を好きになれるのか、猫耳が好きな女の子を好きになれるのか?んーとなると、その許容範囲が属性ってこと?

それこそ分からないよ!!

しょうもない話題で混乱する僕がそこにいました。

そんなのよく分からない、というのが正直な意見なのですが、こういう場ではその手の返答をすると<空気を読めないヤツ>という烙印を押され、二度と呼ばれなくなってしまうので、ここは慎重に答えたいところです。

とりあえず他の人がどのような属性なのか聞いてみることに。

一人はショコタン

それって属性?属性って人物そのものにも当てはまるの?ならなんでも良いじゃないか、と思いましたが、これはアリだということです。

へー。

で次は

妹?血の繋がった?

もう家に帰って犬のように眠りたい気分になりましたが、ここは我慢です。

小倉ゆうこりんとか妹系なんとかとか言って売り出されていましたが、前から疑問でした。妹のような存在に何かしらの愛情を抱くのか?

その妹属性?の人に姉妹います?と訊いてみると、いないということでした。

やはり。

姉を持つ身として言わせてもらえば、そのようなコトは絶対にアリエナイと思うのですが。それが妹だとしても、状況は同じなんじゃないかな?と思います。

思春期を通過する上で、異性のキョウダイというのは、かなりお互いに敵対心を燃やすものだと思います。

まぁそれでも僕と姉なんかは比較的、僕が服従してる形でしたから、そうでもなかったですけど。でも友達の家とかの姉弟、兄妹のケンカはけっこう凄まじいケンカしてましたよ(^_^;)

恐らくその人は、ゆうこりんのような可愛い女の子が自分の妹で、しかも甘えんぼうのような感じで毎日が楽しい、みたいな完全妄想を抱いておるワケです。

甘いね。

砂糖水を凍らせば水アメが出来ると思っていた小学1年の僕より甘いね。

はい次!

次の人はメガネということでした。

あ・・・少し分かる気がする。普段メガネをかけていない女の子が、いきなりメガネをかけたりして、しかもそれがけっこう似合ってたりするとドキドキします。

普段は気にしないで話しかけられるのに、なんかもうドキドキし過ぎて話しかけられないみたいなことが前にありました。

へーじゃあ僕ってメガネ属性なんだ!なんか新たな自分を発見したみたいな感じです。

まぁ、それだけなんですけど。