意外と星を見るのが好きというロマンティックが止まらない一面も持ってるヘタレパチンカーです。
星を見るのが好きになったキッカケは、小5の時に「聖闘士聖矢」というマンガとの出合いでした。
僕的に小学生の時にハマった3大マンガの一作品です。
1985年よりジャンプ誌に連載を開始。「聖衣(クロス)」と呼ばれる星座型の鎧を装着し、派手な必殺技が炸裂するバトルがチビッ子たちのハートを鷲づかみ。
絶大な人気を博し、ドラゴンボール、キャプテン翼、北斗の拳などに代表される1980年代の「週刊少年ジャンプ黄金時代」の看板作品の一つでした。ヨーロッパを中心とした海外でも人気があり、世界的なヒット作品となりました。
僕はアニメが放映されてからハマリました。
その頃にはようやく我が家にもマトモなビデオデッキが登場しましたので、毎週欠かさずビデオに録画して、暇さえあれば繰り返し見ていました。
セイント星矢ごっこも流行りました。昼休みにはいつも誰がどの配役になるかで争われました。
因みに僕はフェニックス一輝役の争奪戦に加わっていました。争奪戦だけで休み時間が終わっていたような気もします。ごっこまでなかなか発展できない。
あんま登場しないんですけどね(-_-;)
黄金聖闘士が登場したあたりから、自分の星座の役のゴールドセイントになるのが多かったですね。
獅子座の人はアイオリア。カッコ良いですよねー↓。どうして獅子座に生まれなかったのか呪いましたよ。
射手座のアイオロスもカッコ良かったですね。↓
あと水瓶座アクエリアスのカミュも好きでした。
僕は天秤座なので、ライブラのセイント!!
これ!!↓
うそーん。
もう天秤座がイヤでイヤで仕方がなかったッス。このひと滝の前から動かないッスもん。
星矢と言えば、メンコも大ヒットしましたね。100円くらいで20枚くらい(だったかな?)の束を買って、コレクションしてました。
実際にメンコの戦場に出されるのはダブリの柄です。
金持ちのヤツなんかいると、デッカイ丸メンを投入したりしてきたりして。
あれは反則ですよね。
面積デカイから叩きつけても威力はありませんが、風圧で裏返しにされます。差しには弱いですけど。
小さい丸メンで差す、というのがデカイ丸メン攻略法でした。
そんなワケで「聖闘士星矢」に出合ってから、星座やギリシャ神話に興味を持ち始めました。
小6くらいから理科の時間に天体の勉強をするようになったのですが、もう珍しく真剣に勉強しました。
自ら進んで勉強をしたのは、国語と天体だけでしたね。
一度だけ小6の時に、『夜中にクラスのみんなで星空を見てみよう』のような会が開かれました。
いちど家に帰ってからクラスのみんなで集まるなんて初めてだったのでワクワクしましたね。
そんなに田舎ではありませんでしたから、夜に星を見てもそんなには見えません。
オリオン座、とか冬の大三角形とか、小熊座とかそんなのモノ。
先生も仕方なく見える星だけで、いろいろ説明していました。そして北極星を指さして
「あの星は、なに星か分かるかな?」とみんなに質問しました。
少し沈黙があって、一人の女の子が声高らかに言い放ちました。
「うんこくせい」
イタイケな少女の口から下ネタ混じりのオヤジギャグが放たれた意外性も加わり一同爆笑。先生もウケてました。
一同爆笑は良いけど、クラス内でギャグパートを担当している男子の一部にとっては敗北以外の何物でもありませんでした。
僕もその場で地団駄を踏み倒したいくらい悔しい思いをしました。くっそぉぉぉ!!油断してたよ!!と。
今でも星空を見る度に「うんこくせー」の一言が頭をよぎってしまい、ロマンティックが止まりまくりで困っています。