バス通勤をしていてよく見かけるのが、バスの中で本を読んだり、DSやったり、携帯をイジッたりしている光景。いやーよく酔わないもんだ、といつも感心してしまう。
子供の頃からそれほどバスやら車で酔うという事はなかったが、それらの行為をしてしまうと一発でアウト。読書なんてとんでもない。
車やバスに乗るときは近くを見ずに遠くを見てなさい、と初めて車に乗った時に親から教えられたのである。おかげでこの36年間、車やバスに乗るときは必ず謎の遠い目をして景色を眺めていなければならない。決してタソガレていたり、カッコつけてるわけではない。
そうなると僕はどちらかというと乗り物酔いしやすい分類に入るのではないだろうか。いつも遠い目をして乗っていたおかげで、遠足などでゲロ袋に嘔吐してしまうような危機を免れてきたというだけで。
試しにバスの中で携帯をイジッたりしてみたが、やはり無理。おえっ。
これが先天的な遺伝子レベルで起こっているものなのか、後天的な経験に基づくものなのか、いつも考えてしまう。
それらの考察をするには、まず乗り物酔いが起こる原因を調べなければならない。
乗り物の動揺や急カーブ、急ブレーキ等によって、三半規管、特に耳系のアレが刺激された結果引き起こされる自律神経失調状態とのこと。ウィキペディアさんによると。
自律神経失調って、なんか聞いたことある。そんな状態になってるのか。思っていたより重々しいな。
そうなると、先天的な傾向にあるのだろうか。三半規管、特に耳系のアレが生まれつき揺れやすい人が酔いやすい人なのか。揺れやすいってなんだ。アレってブラブラしてるもんなのか。アレでブラブラしてるって、まるでアレがブラブラしてるみたいじゃないか。
だがこれがまるっきり先天的傾向にあると結論づけるのはまだ早い。
何故なら乗り物酔いをする原因の1つに、明らかに後天的傾向であると思われる現象があるからだ。
というわけで、なんだかダラダラと長くなったので後半へ。