クリア時間108時間。バグってやり直しも含めると116時間ほど。
到達レベルは62。
PS4限定にした事により、移動もバトルもほとんどロードがなく、ストレスなし。PS4買ったから手の平返すような物言いになりますが、確かにここまでのボリュームで、これだけロードも早くなるのならPS4一択しかなかったのかなと思います。
終盤、画面のカクツキやバグなんてのもありましたが、無事にクリアできてよかった。
バトルは序盤こそザコにも苦戦するが、今回ブレイクが強くてそれなりに育って来るとサクサク進むようになる。
崩しが相変わらず気持ち良い。この崩しがある事で単なるボタン連打のマンネリ戦闘にならずに済んでいる。それらの戦術リンクに加えて個人の特性に合わせたオーダーというものが今回新たに使えるようになり、BP消費且つターン制限はあるものの有利に戦闘を運ぶ事が可能。今回ほとんどアーツに頼らなかったけど、アーツが駆動時間なしで使えるオーダーなんてのもある。
ストーリー面としては、ようやく話が進んだし、これまで謎だった鉄血の子供達の過去が明かされたり、ハーメル村やクロスベルに行けたり、これまでのシリーズを全て遊んでいる軌跡ファンとしては十分に楽しめる内容になっていたと思います。
個人的に旧7組より新7組の方が好きなので、それも楽しめた要因として大きかったかと思います。旧7組は人数が多いくせに個性のない優等生ばかりで、正直つまらん。まぁ、そもそもエリートお堅い学校という設定なので仕方ないけれど。
分校は最初から本校にそぐわない手に負えない連中という設定なので、一筋縄ではいかなそうな、面白いキャラが色々いて見ていて面白かった。特にアッシュが良い味だしてて好きです。リィンに暴言吐くたびに、よしもっとやれと。
最初は閃1と同じ流れに辟易したけれど、何だかんだプレイしているうちに帝国という舞台にはこの士官学校というシチュエーションが絶妙に合ってるのだなと思いました。
帝国の層の厚い各世代と若者たちが一緒になって行動することが不自然でなく、各地を廻ることで帝国の歴史背景なんかも自然と教えられ、それぞれの視点で1つの物語を追えるという、この着眼点は相変わらず素晴らしいと思います。空は遊撃士、零碧は警察、閃は学生、その国や州が抱える問題をどの立場から見るのが物語として一番相応しいか掴んでいる。
閃2はその学生という立場がアダとなった気もしますが。
残念ながら終わり方にかなり非難が殺到しているようですが、まぁどうなんでしょうね。少なくともこれから1年は待たされる身としては文句のひとつも言いたくなりますが、こればかりは作り手の見せ方で、今に始まったことでもないし、気に入らないのであれば黙ってこのシリーズを追いかけるのを辞めるしかないように思います。
今回ボリュームもかなりあって相当大変だっただろうし、これだけ頑張って文句ばかりじゃ製作陣も報われない。少なくともこれくらいストーリーの続きが気になるRPGは現時点で他にないし、8000円でここまで遊ばせてくれたら個人的には☆4つあげたい。
今回は全体的に音楽がパッとしなかったのと、難しい言葉使えばそれらしく見えるだろうというテキストの稚拙さが散見されたので-1。
薫陶と意気や良し、言わずもがなです!がどうしても気になって仕方なかった。
曲も閃といえばこれだよね!っていう曲がないような気がする。零碧で言うとこのInevitable Struggleみたいな曲。
イース8でも改めて思ったけど、BGMってほんと大事。
なんだかんだクエストも書物もさっぱりコンプリートできてないので、攻略本出たら2週目行こうかと思っていますが、発売されそうな気配がない。発売されないということはないと思うので、それまでイース8のトロコンの為に難易度インフェルノに挑戦してようかと思います。