無知の涙

おじさんの独り言

ぼくの夏休み

2018年07月20日 | 入院

43にして初手術&初入院。

18日の昼に腹痛を感じ、放置していても良くならなそうな気配を感じたので近くの病院へ行ってみることに。

どうもヘソあたりにポッコリした感触があるのが気になる。

病院はあまり混んでなく、すぐ順番がきた。中へ通され、症状を説明する。

ただの腹痛みたいな処理をされそうだったので、お腹のシコリを触らせてみる。これなんですかね。

触った医者もビックリして「なにこれ?大丈夫?」

いや、大丈夫じゃなさそうだから来てるわけで。

医者がビックリするってことは、それ相応の覚悟をし始めないとならないけど、それでいいかい?

中から女性が出てきて、唐突にローションを腹に塗りたくり始める。何か説明してくれないと店を間違えたのではないかという錯覚に陥る。

そのヌルヌルの腹に機械を這わしていると、なんと僕の内臓が画面に写し出されてきた。ははーん、さては最先端医療!

そしてその最先端の技術を駆使して腹の中を隅々までスキャンした結果、話題は例のシコリへ。

「ここに謎の膨らみがあってね、ここになんか謎の動脈みたいなのが入ってる感じなんだよね。なんだろう不思議だねぇ」

それはそれは大変不思議な光景でしたとさ。おしまい。って、こらっ。


ナゾナゾ遊びをしてるわけじゃないので、速やかに解答編へ入って貰えると助かるのですが。

「ここに何か管みたいのが入ってるのは分かるんですけどねぇ」と女性。


その管みたいなのがなんなのか見る機械なのではないんですかね。

「ほら、ここなんか顔みたいに見えるね」と先生。

ほんとだ!ここが口で、ここが鼻でこえぇって、小学生か。本当にあった心霊写真のコーナーじゃないので、やめてもらって良いですかね。最先端医療機器が泣くわ。

そうして出た結論が
「この膨らみは追々調べるとして、とりあえず腹痛に関してはよく分からないね」

よく分からないんかい。っていうか肝心なところ後回しにしちやったよ。その膨らみを追及しないから腹痛に関してよく分からないのだと思うのだが、気のせいですよね。