無知の涙

おじさんの独り言

龍が如く5 プレイ経過3章

2019年07月10日 | ゲーム

■ストーリー

2章
冴島は集落を後にし、月見野へと辿りついた。親友・真島吾朗を殺したと思われる北方組・組長の北方と接触する為である。

それは親友の復讐を果たす為などではない。誰かに殺されるという事は、そいつよりも弱かったんだから仕方ない。冴島はそう考えていた。

冴島は知りたかったのだ。親友が最後にどのような表情で、どのような言葉を口にしながら死んでいったのか、ただそれだけを北方の口から聞きたくて死線を何度も越え、ここまで来たのであった。

警察の包囲網を掻い潜り、どうにか北方と接触する事に成功するが、北方の口から語れた事実に冴島は慄然とする。

冴島は真島が北方に盃交渉を持ちかけ、それに反発した北方に殺害されたものだと思い込んでいたが、そのような単純な話ではなかった。

いつの間にか自分を覆い包んでいる闇の深さに気付く間もなく、冴島と北方は何者かの襲撃を受ける。

襲撃者を撃退したまでは良かったが、そこで警察に包囲され、冴島は連行されてしまう。

護送車の荷台には冴島の他にもう1人、大阪府警を名乗る刑事が乗り込んでいた。

大阪府警はシリーズ2の東城会と近江連合の抗争の際に本庁に借りを作ってしまい、それ以降本庁に頭が上がらなくなってしまったのだという。

そこで今回の東城会を巡る一連のヤマを大阪府警が解決し、本庁に対して名誉挽回を図りたいのだと。

そこで刑事は冴島に交渉を持ちかける。

警察の犬となってこれから神室町へ行き、東城会に何が起こっているのか調べて情報を提供するか、このまま刑務所へ戻り、カヤの外で一切の真相を知らぬまま服役を続けるか。

 

3章

澤村遥が大阪にある芸能事務所ダイナチェアでアイドルとして活動を始めてから半年が過ぎようとしていた。

このダイナチェアの社長、朴美麗こそが桐生を沖縄の養護施設から追い出した張本人である。

朴もかつてアイドルとしてスターダムを駆け上がっていたが、事務所に内緒で結婚していたことが露見してしまい、事務所は朴を売り出すことに躊躇し出した。

そんな中、朴は自身が子を宿していることに気づく。しかしアイドルとして夢半ばの朴は生むことができなかった。

中絶した事が旦那に知られ、旦那は自分が朴の夢の邪魔になっていると思い、その元を去った。

気が付けば何もかもなくっていた。アイドルとしての夢も、愛した人も。朴は失望のまま表舞台から去った。

朴は自分の果たせなかった夢を遥に重ね、社長として時に厳しく、時に母親のように暖かく遥を育てていた。

しかしその朴がある日突然、謎の自殺を遂げてしまう。

朴は1年半前、沖縄で遥と出会った直後にその才能を見抜ぬいた。

遥は必ずアイドルとして大成するであろうことを予見し、いずれ東京で大々的に活動する資金としてスカイファンナスの秋山から3億という巨額の借り入れをしていた。

朴亡き後、その借金の返済についてダイナチェアの社員から相談を持ち掛けられ、秋山はダイナチェアを訪れる。

そこで悲しみに暮れる遥と再会を果たした。

遥も秋山も朴が自殺したとは考えていなかった。何者かに自殺に見せかけて殺害されたのだろうと考えていた。

遥と秋山は朴の死の真相に辿り着くために立ち上がった。

 

9割いかついオジサンたちしか出てこない1部、2部と打って変わって遥を操作するという小休止のような癒し章。

とうぜん街中で「てめぇ!」だの「ブッ殺す!」だの言いながら絡んでくる奴もいない、とっても平和な日常。

と思ったのも束の間、だんだん重い話になっていき、すぐまたいかついオジサンを操作することになるちょっと忙しいで章。

まぁ龍が如くはバトルしてナンボなので、遥だけだと確実に飽きるから丁度よい配分かと。

 

◼️アナザーストリー

優勝すれば大手レーベルからのCDデビューが約束されているといわれるプリンセスリーグ。

遥はその決勝までコマを進めていた。

決勝の相手は人気、実力ともに遥より数段上にいると目される期待のアイドルユニット。

亡き朴が夢見ていた東京、日本ドームでのライブ。そこまでの最短距離は優勝しかなかった。

遥か遠く東京のステージに立つために澤村遥の戦いが始まる。

 

アイドルとしての仕事を受け、それを上手くやり遂げると事務所の規模と遥のパラメーターが少しずつ上がってゆく。

事務所育成というのか、育成ゲーム要素が強い。

且つライブ等のリズムゲームと握手会のタイミングゲー、クイズに会話選択という、7割リズムゲーでもある。

リズム苦手な人はけっこうシンドイ気がするけど、難易度選べるからそうでもないのかな。

元ドラマーとしては、これくらいのリズムゲーは特にどうという事もないので、単調で飽きてしまう。最初はすげぇ面白いんですが。

途中で秋山とプレイヤー交代制で進めることになるけど、秋山のアナザーストーリーは無し。

 

□バトル

秋山は完全スピードタイプ。4ではちょっと決め技に欠けてるような感じで戦闘がダラダラしてあまり爽快感のないバトルになりがちでしたが、今回はそこらへんが完全に補われていて、かなり楽しく操作できる感じに仕上がっている。

パワーを補うのではなく、とことんスピードを特化させ、手数というか秋山の場合は足数ですが、それが大幅に多くなっている。通常攻撃からの派生技なんかもあったり。倒れてる相手にもサマーソルトが当たるし、起き上がる最中にマシンガンキックでハメに近い感じにもなる。

より技を強化するために章ごとに用意されている「修行」が、秋山だけ異様に難易度高い気がする。

修行の内容はチェイスバトルに通常のバトル、射撃バトルと一見なんの変哲のない内容だが、2週目は難易度が格段に上がる。

特に最後のバトルで、対戦相手がマシンガン持ち、さらに周囲に2名子分がいて、そいつらもマシンガン持ち。3人から取り囲まれてマシンガン攻め。攻撃する為に動作を止めれば即マシンガンの雨アラレ。しかも子分は画面の外から攻撃してくるので、攻撃タイミングすら分からない。

1人のマシンガンならなんとか対処できるだろうと子分を先に倒しても、すぐ復活してしまう。久しぶりにコントローラー投げつけそうになった。

終盤でようやく登場する川越シェフのイベントでスタミナゲージ2段階にしないとほぼクリア不可能に思える。スタミナ2段階にして回復ドリンクがぶ飲みでようやく撃破したけど、恐ろしい。ある意味ラスボスよりこいつのほうが厄介な気がする。

ドリンクがぶ飲みはいいけど、秋山社長ぜんぜん金持ってないので、ドリンクがばがば買う事もできない。サイドストーリーもないので、金を稼ぐ場もない。

スロットは論外で麻雀で稼ぐかと思ったらボロ負け。どうやっても勝てない。必ず振り込んでしまう。仕方なく雀荘出た瞬間に「今日のあなたは不幸」メール。

そういうのもっと早く言ってくれませんかね・・・

5はこの「幸・不幸」の状態異常みたいのがあり、不幸状態だとまず運要素が絡むものは勝てない。PS3のときそんなのあったけ。