無知の涙

おじさんの独り言

新年会

2022年01月23日 | 日常

東京都の感染者が8600人という数字をたたき出している中、新年会へ行って参りました。

明日から蔓延防止で酒類の提供は20時までの、21時閉店。

今日のうちに飲んでおかねば!!という駆け込み需要で超混雑してるのかと思ったら、ぜんぜんお客さんいない。

駆け込んでいるのは我々だけなのか・・・。そもそも居酒屋の駆け込み需要ってなんすか。


天狗。

酒飲めてた時代は本当によく来させていただいた。

金のないバンドマン時代も本八幡の天狗さんに入り浸り、300円くらいのコーンバターだけ頼んで延々飲んでても嫌な顔ひとつしない(してなかったと思う)良いお店。

何頼んでもおいしい。チェーン店居酒屋の中では最強だと個人的に思ってます。

ここの名物はホッケ。

海産物が軒のみ高騰していて手には入りづらい中で、まだ丸々大きなホッケを食べさせてくれる。

そうして飲んでいると、スーツで珍しいね!とHさん。以前はスカジャンで通勤してなかった?

どんな人?横須賀の方でもスカジャンで通勤する人あんまいないと思う。

そんなHさんも今年で66歳。荒木飛呂彦先生くらい見た目が変わらんのでつい忘れがちになるけど。

Hさんと出会ってもう21年、という事は、この仕事始めて21年が経つのか。恐ろしい。

誰でも出来る簡単なお仕事ですみたいな感じで前社長に誘われホイホイ付いて行ってしまい、簡単な仕事どころか自分には全く向いてない分野の仕事で本当に当時は参った。

知識0、経験0の人がアホみたいに入ってきたもんだから、最初は周りからだいぶ心無い仕打ちを受けた。でもまぁそれは仕方ない。現に足を引っ張るだけの存在だったし、いまその時の自分と同じような人が職場に入ってきたらはたして自分は親切に対応してあげられるだろうかと。

そんな毎日やめたいやめたいと思っていたところでHさんと出会い、どういうわけか飲みに連れて行ってくれるようになり、そこから段々と少しずつ良い方々とも巡り合うことができて、なんとか今日に至ることができた気がします。

今でもこの仕事難しすぎて適用できてねぇなぁとシミジミ思う事は多々あるけど、毎日やめたいとは思わなくなった。週1くらい。

ふとそんな昔の事を思い出していると、じゃあ最後に今年の目標を漢字1文字で言っていこうぜ!とHさん。

言い出しっぺのHさんから。「俺はじょそうの、じょ!」

この出オチ感。66歳にして女装に目覚めるとは。目覚めるなんて生易しい感じじゃない。覚醒のきらいがある。いよいよ本気だすのか。最近よく耳にするSDGB?SDガンダムみたいになっちゃってるけど大丈夫ですかね、性別のやつと持続可能なやつと混ざってんじゃないですかね。持続可能な女装?うーん。まぁ最近は性別にも捉われない風潮あるし、さすが流行りに敏感なHさん。

そうしてザワ・・・ザワ・・・していると、「ちげーよ!助走だよ。走る時に勢い付けるやつ」

ややこしい。普段からAKBとか歌ってらっしゃるから、そういう方面にも興味あるのかと。

自分と同年代のIさんは「健康の健」。

つまんねぇとHさん。人の目標を5文字でコキおろすのヤメてもらって良いですかね。

簡単なようでこれほど難しいことはない。病気すると分かるけど、何気ない日々がいちばん大切というね。

しかもこのコロナが猛威を振るう最中、健康が脅かされる率というのはコロナ前に比べて圧倒的に高いわけで。

家でPS4やっているか、プラモ作っているのが正解。

でも今年はキャンプ行きたいな。