家に帰ってテレビをつけると、金ローでゲド戦記が放映されていたので観てみました。
子ヤギがとても可愛いかったです。
以上。
いや以上ではなく、声なんとかならんのかなぁ。
ジブリは監督の意向なのか声優を使いたがらないが、非常にもったいないといつも思ってる。
「自然な演技というものを意識してのこと」とかどうとか聞いたか見たかしたけど、言いたい事はよく分かる。でもそれが却って不自然を生んでいるキャラ、場面があるよな、と思うことがある。もちろんハマっているケースもないわけではないが。
このゲド戦記は割と気になる部分が多かった。ほんともったいないなぁ。作画気合いれてるのに、画に声が乗ってこないというのは。
声優の演技が過剰だと思うのなら、抑えめにしてもらえば良い話かなと。アマにプロの真似はできないが、プロはアマの真似ができる、という意味で。
ストーリーはけっこう面白かったけど、僕の理解力が乏しい所為でいまいち分からない部分が多かった。
あの主人公の影は結局なんだったのだろうか。自らの弱い面が生み出した幻、と思っていたが、最後にまるで意志を持ってるかのような行動をして消える。ヒロインに諭され目を覚ました際に、主人公は己の闇を打ち払う、それを象徴してるのが抜けなかった剣を抜くシーンだったのかなと。
深いように見えて、やけにアッサリ乗り換えたな。こんなに何もかも上手くいくなら、魔法使いが世界を滅ぼそうとするのも悪くない、といった感じでした。
あと、タイトルが「ゲド戦記」なのに、いまいちゲド感がなかったです(なんだそれ)。