別に、望んで生まれた確証もなく
僕ら生きたくて生きているような振りして生きている
生きるためにする息だって、いつの間にかしてたようなもん
でも、そんな受け身のような人生だって
やっぱり、望んで生きているって宣言した方がかっこいいじゃん?
神様はね、そんな僕らの足掻きをみたいんだから!
たぶんね
このしているのか、されているのか分からない狭間で呼吸をするのが、正解。 . . . 本文を読む
後光のさらに後方で
踊っている妖精がいるのが見える
それは、光の源である女そのものであったと記憶する
ガタイ、画体という言葉が
私を意味づけする!
砂漠の試練を
もたらす悪魔に慕情を抱いて
突き刺すような理屈という愛を
奏でるために、
僕は生きている。
と、結んで、何の愚かなことがあろう?
蜃気楼は、常に、最良の解答たりうる!(切迫 . . . 本文を読む
いつからだろう?
梟が鳴き出す夜のビルの隙間
僕の愚かさがほえ出す時刻に
君は決まって、眼を見開く
僕らの意識を繋ぐ夜空の星は
干からびる前に
僕らに愛を届けようと
必死だ
盛んに色づいた街のネオンが
アルタイルの光のように
赤く染まってゆく
明ける前のささやかな押韻に
不束な意思を観る!
走る、君は決まって、ビル風まとって! . . . 本文を読む
優雅な休息を挟んだ夕刻
ラッキーな僕の理解は
砂糖のように
高温によって溶けた
世界の果てで
音を鳴らすのは
稀代のアルケミスト
ロクでもない思想を
頭脳に植え付けられて
藻掻く全ての人間を
救い出そうとしている
それはまたそれで
愚かしいことだと
頭の片隅では分かっていることだのに
怖さからそれを
かき消すように
僕は今
僕のなかでのたうち回る言葉に
手をこまねいている
だから
明日を . . . 本文を読む
何かを得ていくということは
きっと
何かを失ってゆくことなんだ
その喪失は
あたかも夜空に光る星のように
残像を私たちの目に焼き付けては
儚く燃え尽きてゆく
われわれの存在とは
神にとっても
そのような頼りない記憶の紙片のひとつではないのか
新しい歌を覚えて暮れた日の夕焼けの最中で
シャイな少年がくしゃみしているのを認めた
彼こそは他でもなく
私にとってのこころづよい味方なのだ . . . 本文を読む
意味の明滅する意識の砂漠をさまよい歩けば
視界の向こうオアシスがちらつく
ああ、あれは世界の残響だ!
そう、叫ぶ輩がいる。
生産するのに時間のかかる言葉を
精肉店の店先に引っかけるだけの
所行は決まって明け方までかかる
流浪の民の寂寞を
奏でる音こそ悲しけれ
乱舞の後先を
夢想する武士らしい意識の流れの果てに
岸まで運ばれる記憶という椰子の実は、現実の流麗なエキスを含んで誰かにかじられる . . . 本文を読む
烈火のごとき意志を隠し
劣化した未来を追いかける
理解なんてされなくたって
選びたいルートがある!
無才のごとき覚悟を持って
青二才さながら時をかける
絵も描ける…とか呟いて
賽の河原でうつつを抜かして
己の変わらぬ才能嘆いても
backbeatが、それじゃあな!って冗談めかして窘める
夢が努々揺らいでも
変わらぬ才能武器にして
いざ進めよ、時を超えて
並の域を超えて、聞こえてるんだろ? . . . 本文を読む
開く
想いの扉を
真っ白な記憶の草原で
何分間か立ち尽くす
真っ黒な砂の熱さを
思い出す
ざっくばらんな話題は
砂
手のひらから
するするとこぼれ落ちる
後悔の音階を
鳴らし続ける日々は続く . . . 本文を読む
白紙の雑踏を
蹴って、明日へ駆けた
渋谷の荒野を
裸足で、ゆけば
何かが明らかになる気がした
make some money を繰り返して
私は、いつの間にかこの街の部品として存在していた
盲目の労働者でいることが
賢明なことだ、と誰に教えられたわけでもないのに思い込んでいた
つぎはぎだらけの意識を
弄んで、信号無視を繰り返した
次はきちんとこの道を横切って
君のもとへ何か温かい言葉を . . . 本文を読む
ロクでもない
擦過傷を
首輪で付けた
凛とした香りを纏わせて
君は夜道を歩いていた
名無しのままで
作家の賞を
押しいただいた
烈火のごとき議論を喚んで
タイマー片手に夜を読了した
理解からは
程遠い海岸で
一枚の絵画を描いた
別離するのは
きっとそれからにしろよ
真っ白な夢想を濡らして
君は黙って夜空に翔けた
合掌! . . . 本文を読む
僕ら
意味もなく
駆け出した
まだ駆け出しの
心一つで
少しも拭えなかった
ダイヤの汗は
少しだけ
母なる海の匂いを
纏って居るようだった
真っ赤に照るお日様の
欠伸が聞こえたら
遠く観音様の独白も
聞こえてきそうなんだ、
白く霞む砂漠の果てから。 . . . 本文を読む
心がまどろっこしいのも
紛れもなく
唯、春の仕業
踊りまくって
疲れ果てた夜更けなんかに
ささやかに贈られるような
白む欲望の亡骸なんてのを
抱きしめたままに
午後まで眠ってしまったんだ
それを
微笑みながら
大切そうに抱き止める君の
跳ねた癖っ毛へ向かって
明るい空の中を緩々と
月が沈んで行く過程を
僕は、今日も穏やかに眺めて居る . . . 本文を読む
踏み入れてみよ
そして、夜が明けるまで待って
その切ない魂よ
絡繰り明かさず
唐紅の欲望を仕舞い込んで
眠る今宵は bad night!
踏み込んでみな
そして、夜が明けるまで舞って
幼気な妖精よ
皆々様にお報せ申す
現在近々発生する一騒動は
To rock on the locksで
収まる模様
踏み出してみたら
案外呆気なく仕留められる獲物達に
今宵は只黙って、敬意を払うことにしよう
. . . 本文を読む
僕ら目が見えなくなるまで
輝いた
さあ宇宙へ
投げ出そう
数多の思想
僕ら目が見えなくなるまで
羽ばたいた
交わした約束も
反古にしてしまった
楽観の潔さに
頬摺りして
習わない経を読んだ
like
マスターベーション
終わらないリラクゼーション
かかずらったイノベーション
さあ
枕元で濡らそう
数多の理想を
僕ら目が見えなくなるまで
働いた
そして
何処から来て
何処へ行くんだろ . . . 本文を読む
そう、your crazy eyes will open in the morning!
yeah! その振れた頭で予告編を解体してみろよ!
静かに反抗する君の吐息が
拓く未来を見ろよ!
延々と続く怠惰な弁解に
辟易する不快な午後を抹消せよ!
平らかに広がる大地を蹴って
決定的な約束をするんだ、今。
. . . 本文を読む