水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

生きてるってことはね

2017年06月14日 05時00分37秒 | ぽつり一言
別に、望んで生まれた確証もなく 僕ら生きたくて生きているような振りして生きている 生きるためにする息だって、いつの間にかしてたようなもん でも、そんな受け身のような人生だって やっぱり、望んで生きているって宣言した方がかっこいいじゃん? 神様はね、そんな僕らの足掻きをみたいんだから! たぶんね このしているのか、されているのか分からない狭間で呼吸をするのが、正解。 . . . 本文を読む

美しい音色は、きっと、眠りの狭間に

2017年06月14日 00時34分25秒 | 詩編
後光のさらに後方で 踊っている妖精がいるのが見える それは、光の源である女そのものであったと記憶する ガタイ、画体という言葉が 私を意味づけする! 砂漠の試練を もたらす悪魔に慕情を抱いて 突き刺すような理屈という愛を 奏でるために、 僕は生きている。 と、結んで、何の愚かなことがあろう? 蜃気楼は、常に、最良の解答たりうる!(切迫 . . . 本文を読む

ビル風まとって走る君を

2017年06月13日 00時20分38秒 | 詩編
いつからだろう? 梟が鳴き出す夜のビルの隙間 僕の愚かさがほえ出す時刻に 君は決まって、眼を見開く 僕らの意識を繋ぐ夜空の星は 干からびる前に 僕らに愛を届けようと 必死だ 盛んに色づいた街のネオンが アルタイルの光のように 赤く染まってゆく 明ける前のささやかな押韻に 不束な意思を観る! 走る、君は決まって、ビル風まとって! . . . 本文を読む

鏡に映る虚像、もしくはアルケミスト

2017年06月09日 22時29分16秒 | 詩編
優雅な休息を挟んだ夕刻 ラッキーな僕の理解は 砂糖のように 高温によって溶けた 世界の果てで 音を鳴らすのは 稀代のアルケミスト ロクでもない思想を 頭脳に植え付けられて 藻掻く全ての人間を 救い出そうとしている それはまたそれで 愚かしいことだと 頭の片隅では分かっていることだのに 怖さからそれを かき消すように 僕は今 僕のなかでのたうち回る言葉に 手をこまねいている だから 明日を . . . 本文を読む

こころづよい味方

2017年06月09日 22時20分21秒 | 詩編
何かを得ていくということは きっと 何かを失ってゆくことなんだ その喪失は あたかも夜空に光る星のように 残像を私たちの目に焼き付けては 儚く燃え尽きてゆく われわれの存在とは 神にとっても そのような頼りない記憶の紙片のひとつではないのか 新しい歌を覚えて暮れた日の夕焼けの最中で シャイな少年がくしゃみしているのを認めた 彼こそは他でもなく 私にとってのこころづよい味方なのだ . . . 本文を読む

夢白く霞む砂漠のなかを

2017年06月09日 02時13分49秒 | 詩編
意味の明滅する意識の砂漠をさまよい歩けば 視界の向こうオアシスがちらつく ああ、あれは世界の残響だ! そう、叫ぶ輩がいる。 生産するのに時間のかかる言葉を 精肉店の店先に引っかけるだけの 所行は決まって明け方までかかる 流浪の民の寂寞を 奏でる音こそ悲しけれ 乱舞の後先を 夢想する武士らしい意識の流れの果てに 岸まで運ばれる記憶という椰子の実は、現実の流麗なエキスを含んで誰かにかじられる . . . 本文を読む

思い・想い・の踊り

2017年06月09日 01時47分23秒 | 詩編
烈火のごとき意志を隠し 劣化した未来を追いかける 理解なんてされなくたって 選びたいルートがある! 無才のごとき覚悟を持って 青二才さながら時をかける 絵も描ける…とか呟いて 賽の河原でうつつを抜かして 己の変わらぬ才能嘆いても backbeatが、それじゃあな!って冗談めかして窘める 夢が努々揺らいでも 変わらぬ才能武器にして いざ進めよ、時を超えて 並の域を超えて、聞こえてるんだろ?  . . . 本文を読む

ロンリーナイツ

2017年06月07日 03時15分29秒 | 詩編
白紙の雑踏を 蹴って、明日へ駆けた 渋谷の荒野を 裸足で、ゆけば 何かが明らかになる気がした make some money を繰り返して 私は、いつの間にかこの街の部品として存在していた 盲目の労働者でいることが 賢明なことだ、と誰に教えられたわけでもないのに思い込んでいた つぎはぎだらけの意識を 弄んで、信号無視を繰り返した 次はきちんとこの道を横切って 君のもとへ何か温かい言葉を . . . 本文を読む

増える不得手な要素を数えて

2017年06月07日 02時56分28秒 | 詩編
ロクでもない 擦過傷を 首輪で付けた 凛とした香りを纏わせて 君は夜道を歩いていた 名無しのままで 作家の賞を 押しいただいた 烈火のごとき議論を喚んで タイマー片手に夜を読了した 理解からは 程遠い海岸で 一枚の絵画を描いた 別離するのは きっとそれからにしろよ 真っ白な夢想を濡らして 君は黙って夜空に翔けた 合掌! . . . 本文を読む

悲しくも、広がる荒野の向こう

2017年06月06日 03時34分19秒 | 今日、書いた詩
僕ら 意味もなく 駆け出した まだ駆け出しの 心一つで 少しも拭えなかった ダイヤの汗は 少しだけ 母なる海の匂いを 纏って居るようだった 真っ赤に照るお日様の 欠伸が聞こえたら 遠く観音様の独白も 聞こえてきそうなんだ、 白く霞む砂漠の果てから。 . . . 本文を読む

眠気眼の午後の煌めき

2017年06月05日 23時29分57秒 | 詩編
心がまどろっこしいのも 紛れもなく 唯、春の仕業 踊りまくって 疲れ果てた夜更けなんかに ささやかに贈られるような 白む欲望の亡骸なんてのを 抱きしめたままに 午後まで眠ってしまったんだ それを 微笑みながら 大切そうに抱き止める君の 跳ねた癖っ毛へ向かって 明るい空の中を緩々と 月が沈んで行く過程を 僕は、今日も穏やかに眺めて居る . . . 本文を読む

踏み入れた御世

2017年06月05日 07時21分10秒 | 詩編
踏み入れてみよ そして、夜が明けるまで待って その切ない魂よ 絡繰り明かさず 唐紅の欲望を仕舞い込んで 眠る今宵は bad night! 踏み込んでみな そして、夜が明けるまで舞って 幼気な妖精よ 皆々様にお報せ申す 現在近々発生する一騒動は To rock on the locksで 収まる模様 踏み出してみたら 案外呆気なく仕留められる獲物達に 今宵は只黙って、敬意を払うことにしよう . . . 本文を読む

は、名垂れたショウゲキハ

2017年06月05日 02時48分15秒 | 今日、書いた詩
僕ら目が見えなくなるまで 輝いた さあ宇宙へ 投げ出そう 数多の思想 僕ら目が見えなくなるまで 羽ばたいた 交わした約束も 反古にしてしまった 楽観の潔さに 頬摺りして 習わない経を読んだ like マスターベーション 終わらないリラクゼーション かかずらったイノベーション さあ 枕元で濡らそう 数多の理想を 僕ら目が見えなくなるまで 働いた そして 何処から来て 何処へ行くんだろ . . . 本文を読む

ああそしてついに

2017年06月04日 02時59分20秒 | 詩編
そう、your crazy eyes will open in the morning! yeah! その振れた頭で予告編を解体してみろよ! 静かに反抗する君の吐息が 拓く未来を見ろよ! 延々と続く怠惰な弁解に 辟易する不快な午後を抹消せよ! 平らかに広がる大地を蹴って 決定的な約束をするんだ、今。 . . . 本文を読む