今日の現場は市内の中学校体育館。
ステージにある掲揚バーを吊っているワイヤーが切れたんだそうだ。
『総合な学習の時間』の発表会が近いとかで、15日までには完了させたい!との事だった。
話を受けたのが一週間前。
何とか業者さんも日程を合わせて頂いた。
朝一番の体育館は冷えてるね。
ステージにローリング足場を組んで作業。
朝からメニエールの症状が少し出ていたので、慎重に上った。
すると作業面とは反対には、
シャトルが引っかかっている。
しかも、半端な数ではない。
「引っ掛かるものには引っ掛けたくなる。鳥居に石を乗せたがるのと同じかもよ。そういうお年頃」
「何かの願掛けか?」
なんて話をしたが、ステージの上でも練習しているからだろう。
ついでに降ろしといたが、買い物袋一杯あった。
相当昔のから最近のであろうシャトルまであったので、担当の先生に渡した。
もしも本当に願掛けだったら、至らんことをした、すみません。
よく見るとコート側の屋根鉄鋼組にもあちこちと。
これが降りてくるのは何年先だろうか?
いや、相当大きな地震か、体育館解体の時かな。
ローリング足場の解体中に、体育の授業ではなさそうな生徒さん達が入って来た。
「あの台をステージに並べたいんですが、ステージはつかえますか?」と先生。
「はい、もうすぐ片付け終わります。台は並べられても結構です。ただ、完了の写真を撮らせてください。」
「分かりました」
背中に多くの視線を感じながら完了写真。
コーラスの練習だった。
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