妻の実家にあるカーポートの屋根を
長男と次男と私で、造ることになった。
実は義父が生前元気だったころに頼まれて、
エクステリア屋さんにお願いをして作った貰ったカーポート。
いつだったか?
台風で屋根が枠ごと飛ばされてしまったのである。
連絡をもらいやってくると、
幸いにもご近所にも迷惑を掛けることなく、
庭先から全面道路に少し掛かるくらいに飛ばされていた。
「安物を建てたんで、飛んだんじゃないか?」と嫌味を言われた。
こちらとしては、安物を発注したつもりも無かったし、
エクステリア屋さんに確認しても、施工が悪かった訳でもなかった。
建てた場所が強風を受けやすい場所で、設計強度を超える風を受けたという事だったと思う。
まず、上の写真をご覧いただきたい。
右側半分は田んぼである。障害物は何もない。
台風の風は東から南そして西からと吹くのが多い。
左側には小屋があり、右後ろ(方位で言うと南東)からの強風が吹くと、
小屋に当りカーポートの方へと集められる、
そのうえ、カーポートの柱足元にはブロック塀が立っており、
そこに当った風は上へと流れる。
瞬間風速が大きかった場合、相当な負荷が屋根に掛かるはずである。
それで、
飛んだんだと思う。
無償で復旧すべきだという声も耳に入って来たのであるが、
こちらとしては、手抜き工事をした訳でもないのでやらなかった。
それで、そのままほったらかしだったのである。
本来ならば、アルミ枠でポリカ板での復旧なのだが、
とりあえず雨が凌げれば・・・という事で安上がりな方法にして・・・。
母屋にする木材は大工さんに貰ってきた。
4mものが良いんだろうけど、
次男によると、
先日親方とバイパスを軽トラに4mものの木材数本を載せて走っていたら、
捕まったのだそうである。
規則では車の全長の10分の1までは超過して掲載していいそうである。
木材数本を運んでいて反則金7000円。
毎回切符切られたんじゃ堪らんので、それ以後、4mものは3mと1mに切って運んでいるんだとか。
知らなかった。私も市内では、いつも4mを前後にはみ出して運んでいたので、
いつ捕まってもおかしくなかったという事である。以後注意しよう。
屋根材は買うしかないので、一番安い白い波板。
それを止める笠釘、母屋を既存のアルミ骨材に停めるための捻り金物を購入。
掛かった費用は約1万円。
猛暑の中、4時間たらずで完成。
あと、台風用の補強が少し必要なようであるが、後は次男に任せることにした。
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