友ちゃんブログ

適当で、いい加減・・・それが理想

電話が一番

2016年08月08日 00時36分47秒 | お仕事

昔勤めていた建築会社が、住宅メーカーの代理店販売をやっていた。

そのメーカーの特建材の担当課長に連絡する場合は、

必ず電話でのやり取りだけだった。

不在なら取りあえずFAXを入れておけば・・・と思いがちだが、

その担当課長はFAXでのやり取りは一切受け付けてくれなかった。

 

こちらの設計・現場監督の仲間内では、

「なんで〇〇課長は電話でしか受け付けてくれんのやろうか?」

「FAXで受け取った方が寸法・個数の間違いも無いやろうにね」

 

在る意見が出た。

「昔、FAXのやり取りで大失敗をやらかしたんじゃ?」

「たとえば?」

「個数を一桁間違えたみたいな。100個を1000個で発注したとか」

「寸法なら、500mm(50cm)を5000mm(5m)とか・・」

「FAXだと、証拠が残るやんか」

「なるほど、そういうこともあるか」

「電話でのやり取りなら、録音してない限り、『そうは聞いてない』『確かに貴方は〇〇と言った』って言い逃れ出来るじゃん」

「つまりは保身のために、直接電話だけしか受け付けないって訳か」

 

それが事実かは分からないが、そういう考えも一理である。

また、

十数年ぶりに取引を再開した美装屋の社長さんも、やり取りは電話だけだと言っていた。

「電話で直接依頼を受けない限り、仕事は受けん。それが一番確実」と言っていた。

確かに、

FAXでの連絡は一方方向の通信であると言える。こちらの用件だけを伝えたに過ぎない。

相手が受諾したかの確認は取れない。

そうそう、むかし連絡しにくい相手に夜中にFAXで用件を伝えた事があったなぁ。

後日相手から「電話してこんで、FAXで逃げて・・・」と笑いながら嫌味を言われたことがあったなぁ。

 

 

ライン、メール、などなど、いろいろ通信手段はあるものの、

やはり、人間相手の商売なら、

せもても直接話をする電話で、なのかも。

 

 

 

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