江戸中期に活躍した書家、細井広澤の六曲一双屏風です。
広げた状態:(175.2㎝x380.0㎝) x 2
閉じた状態:(64.2㎝x175.2㎝x10.6㎝)x 2
享保九(1724)年。
重厚な金具付き、重い屏風です。
【細井広澤】万治元(1658)年ー享保二十(1736)年、遠江生れ。江戸時代中期の書家、儒家、篆刻家。他に、兵学、歌道、天文、数学、測量などにも通じていた。また、赤穂浪士に協力をした。
右隻:
左隻:
細井広澤は、唐様の書で一世を風靡しました。
また、日本の篆刻の草分でもあります。
でも、達筆すぎて読めません(^^;
【追記】
故玩館には他にも多くの屏風があり、これ以上収蔵するスペースがありません。
つきましては、この屏風を所望される方に差し上げたいと思います。但し、これを梱包する気力、体力が当方にはありませんので、引き取りに来られる方に限ります。
「メッセージを送る」から御一報ください。
それが、今では、生活様式、建築様式の違いで、使用されなくなり、保管場所に困るようになってきてしまいましたよね(~_~;)
故玩館でもこれの収蔵スペースがなくなってきてしまいましたか。
残念ながら、私の所でも、大皿等の収蔵に困難を感じてきていて、引き取ることが難しくなってきています。
どこか良い引き取り手が現われますことを祈っております。
とても状態が良く価値のあるものに見えます。
それを読者プレゼントとはなんとも太っ腹ですね(^^)
広い和室があれば是非とも頂きたいところです(⌒-⌒; )
Kさんがおっしゃる通り現代の家だと厳しそうですよね。。。
それでもこれほどの時代があればとても貴重で拝見したいところであります(^^)
大皿もそうですね。
もはや大は小を兼ねません。
時代は、再び、「Small is beautiful」になってきたのですね。
実は、このまま人口が増えると地球はキャパオーバーになる、かといって、間引くなんて不可、ということで、秘かに人間を小さくする研究が行われています。
難しい時代になったものです。
まあ、伊万里でも急変したのですから、屏風ではなおさらです。
外人さんなら、いっぱいに広げて、壁にペタッと貼り付けます。我々には思いもよらない使い方です。
なかなかそういう発想転換ができないので、今回のブログになりました(^^;
(状態も良いですよね・・書を愛する方に引き取っていただきたく存じます🍀✨✨✨)
物に罪は無いのです。
人間の都合で、居場所がなくなりました。
燃やすよりはマシかと(^^;