高麗・李朝系統の陶磁器はわからないことだらけです。
どうせスッキリしないのなら、いっそ、極め付きの「訳の分からない物」でドーンと行きましょう。故玩館には訳の分からない物がゴマンとありますが、その中で5本の指に入るものです(^.^)
李朝?の花台?です(^^;
横 23.8cm、奥行 27.7cm、高 40.6cm。重3.0㎏。 李朝時代。
骨董市で、李朝の花台として売っていました。
木の切り株・根を利用して作ってあります。
何とも奇妙な物ですが・・・
男の被り物からすると、やはり李朝でしょうか。
木はかなり古いです。意味ありそうでなさそうな曲線が見られますが、虫がなめた跡です(^.^) 虫が喰った小さな丸い穴もあちこちにあります。堅い材でこのような虫食い痕が見られる場合、日本でいうと江戸時代位の時代があります。
他にもいくつか穴があいています。これは虫食いではなく、人が開けたもの。しかし、何のための穴か不明です。
花台ということですから、花をおいてみました。
うーん、これをどう評価するか(^^;
そういえば、帽子に意味不明な黒パイプ(長1.5㎝)が取り付けられています。
一輪挿しに使ってみました(^.^)
『 李朝男に花』
これじゃあ、あまりに月並みですね。
ちょっとひねって、『無我の苦笑』
いまいちですね(^^;
ということで、展示会に出したとして、これはと思うタイトルをつけてやって下さい・・・・・大募集中(^.^)
木の切り株を利用したとはいえ、なんというか奇想天外な形をしていますし
何よりも顔が彫ってあるのが凄いセンスだと言えます
たぶん李朝なんだと思いますが、トルコ帽をかぶった男性のようにも見えなくもありません。
それにしても「珍なる品」ですね!。
ふっと力が抜ける~🍀
首相官邸にプレゼントして欲しい
ギスギスした人達に潤いを🎵
自分でもよくわからないのですが、なぜか、こういう物にひかれるのですね。
最近では、まともな品に手を出し難くなってしまいました(^^;
名前を、遅生から、珍品堂主人に変えねばなりません。それでは、故、秦秀雄さんに怒られそうですから、珍品堂小使にします(^.^)
いいですね~
表情にぴったりです。
見れば見るほど笑いが込み上げて来ます(^^♪
これで立派な芸術品になったと思います。
コロナで鬱陶しい時期に、ぱっと明るくなりますね(^_-)-☆
残念ながら、官邸には、この品を味わえる人間はいないでしょう。
誰が?何のために?
打算があっては、こういう物は作れませんよね。
粋なタイトルを募集してみましょうか。
正調・珍品堂主人ですな(^-^*)
やはり李朝の花台には高麗青磁が似合いますね(^_^)
高麗青磁に活けられた花を男が鑑賞しているところがピッタリですね(^-^*)
この李朝男、真面目なのかその逆なのかよくわかりません。
ただ、花をみつめる視線には、複雑なものを感じます(^.^)