遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

猛暑で育つ夏野菜

2023年07月25日 | ものぐさ有機農業

大変な暑さが続いています。

日中の外出はほとんど不可能。

日課となっていた、朝5時からの草刈り機作業もしばし休止です。

この暑さの中で、野菜たちは大丈夫でしょうか?

中山道脇の畑をのぞいてみると・・・

夏野菜たちが、これでもかと繁っています。

蜂さされ用の朝顔も、負けじと蔓を伸ばしています。幸いにも、今年はまだ出番がありません(^.^)

今シーズンの夏野菜栽培の課題(自分に勝手に設定してる(^^;)は二つです。

①屋根無しで大玉トマトを作る。

②ピーマン、シシトウ類の青枯れ病を克服する。

トマトの畝です。手前の4株が大玉、残り10株は、中玉とミニトマトです。

ご覧の様に、十二分に繁茂。

ほとんどは教科書通りの脇芽欠き、一本育て、よくできています。

問題は大玉。例年、あと少しという所で病気になり、納得のいく生育をしたためしがありません。せっかく苦労して屋根をつけても水の泡(^^;  ならば、いっそ何も無しで行こうと決めたのです。その代わり、今年は苗の姿勢をこまめに正して、まっすぐに生育するようにしました。特に、大玉株は、徹底的に縛って垂直栽培。脇芽欠きは最小限に止めました。

その結果はご覧の通り。ものすごい茂り様です。どこに玉があるのかよくわからない状態です。しかし、側枝にもどんどん実がつき、一本の株に30個ほど生っています。

しかも病気にもならず、次々と完熟した大玉トマトが出来ています。どうやら①はクリアー(^.^)

次は、②の青枯れ病です。

ここ10年ほど、ピーマン類に青枯れ病が蔓延し、四苦八苦してきました。不治の病といわれる青枯れ病ですが、なんとかできないかと、これまでいろいろ手を尽くしてきました。そして、満を持して臨んだのが今年なのです(相変わらず大げさ(^^;)

結果は、

現在の所、12本中、3本がやられました。残りの9本は元気そのもの。②もなんとかいけるか?

詳細レポートはいずれブログで。

欠損株の所へは、ローゼルを植えました。ヨーグルト用ジャムの算段です(^.^)

瓜については、いつもの苗が入手できず、例年ほどの収穫(100個)は無理でしょう。

カボチャも当初は好調だったのですが、うどん粉病が出てからはさっぱり実がつきません。あわてて石灰を撒きましたが、回復は難しそう。

わずかの飛騨カボチャに期待するのみ。

で、今朝の畑の収穫です。

夏野菜とはいえ、この暑さのなかで、よくこれだけのみずみずしさを保てるものですね。


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14 コメント

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Unknown (tkgmzt2902(ちゃぐまま))
2023-07-25 14:24:43
どの畝を見ても、濃い緑の葉の繁り具合に目を奪われますが、それぞれに工夫と苦労があるのですね。
収穫の野菜!どれも緑色が濃く店頭にはない色。美味しそうですねぇ。生でも食べられそうですね。
豊かな生活とは、昔はこうだったのですよね。

一株育てるのも失敗ばかりで、今年は何も植えていなくて、やはり寂しいです。
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Unknown (1948219suisen)
2023-07-25 15:21:35
夏の健康のための何よりの野菜ですね。

遅生様はきっと健康で長生きなさると思います。
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tkgmzt2902さんへ (遅生)
2023-07-25 15:25:32
全くの素人が、手探りで始め、ん十年が経ちました。
自然相手ですから、年による出来(不出来)具合の差が大きいですね。プロならコンスタントに結果を出さねばなりませんが、お遊びですから、出来たらヨロコビ、ダメならザンネン(^.^)
精神衛生上、数少ない「ヨロシイこと」にあげられると思います(^.^)
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1948219suisenさんへ (遅生)
2023-07-25 15:32:38
植物相手ですから、人間関係に煩わされることは無いです。結果が思わしくない時は、全部自分で引き受けられます。これは健康に何よりなんでしょうね。
私は生来病弱で、ここまで来れたのが不思議です。一応、父の年齢を越えたので、後はオマケと考えれば気が楽!?(^.^)
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Unknown (ミルク)
2023-07-25 17:11:37
たくさんの収穫いいな!
うち、全滅です(泣)
腰痛をがまんして、畑やったんですけど((+_+))
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遅生さんへ (Dr.K)
2023-07-25 17:42:54
ほぼ、順調に、元気に育っていますね(^_^)
例年より暑いのに、余計に元気に育っているように感じますね(^-^*)
成績がいいですね(^_^)

我が家では、カボチャが自然に芽を出しましたが、たまたま、そこには何も作っていなかったものですから、そのままにしていましたら、幾つか実っているようです。苗を植えても育たないのに、自然に芽が出てきた、いわゆる「ドデカボチャ」は育つんですよね。皮肉ですよね。

ネットで調べて、「ローゼル」というものを初めて知りました。いろいろと珍しいものも作っているのですね。

収穫された物のうちの、インゲン豆のようなものは何と言う野菜ですか。
インゲン豆よりは長いですね。
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Unknown (たか)
2023-07-25 19:39:31
どの野菜も美味しそう!
そして瑞々しいです。
自家製の物は採り立てが直ぐに食べられるので
美味しさもスーパー物より格段に違います。
今年は主人が腰痛と痛風で畑に手が付けられませんでしたので
羨ましく拝見させて頂きました。
秋植えヲ頑張らなくては。
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ミルクさんへ (遅生)
2023-07-25 20:27:17
大変だったですね。
とんでもない量のゴミが出ますから。私の地方では、昭和51年、長良川の堤防が決壊した時がそうでした。
私の地方は、3大河川が集まっているので、小さな出水は毎年です。そのたびに、水につかった野菜は全滅。ガクッときますが、気を取り直します。

来年もあります。心機一転がんばりましょう。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2023-07-25 20:47:01
地球温暖化は農薬生産を増やすと主張する学者もいます。なるほどとは思うのですが、人間の方が参ってしまいますよね(^^; それに、北極の氷、さらに南極の氷が溶け出したらエライことになってしまいます。
自然発芽のカボチャはいいですね。こういう野性児は逞しいですから、子孫を多く残してくれること間違い無しです(^.^)
細長い豆は、以前のブログで紹介した十六ササギ(訛り無しではササゲ)です。円空の生誕地(新幹線岐阜羽島)付近が原産地で、中部地方では夏になくてはならない豆です。この倍位の長さです。今年は出来がいまいち。どの地方でもできます。丈夫で多産。ぜひ作ってみてください。
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たかさんへ (遅生)
2023-07-25 21:01:42
野菜は時の運、出来るも八卦、出来ないのも八卦、などと訳のわからない呪文を唱えながらやっています(^^;
まあ、いずれにしても素人のお遊びですから。

私も年季の入った腰痛をかかえているので、腰と相談しながらやっています。
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