遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

やっぱり青枯病にやられました

2020年07月17日 | ものぐさ有機農業

7月8日のブログで、大雨で畑が冠水した記事を書きました。

こんな状態が半日続きました。

 

 

今は、何もなかったかのようです。

黒マルチが泥をかぶって、灰マルチになっているだけです(^^;

 

しかし、「冠水した野菜は青枯病になるのでは」の予想が、ピッタリ的中してしまいました。

青枯病予防として、一応、コンパニオンプランツのネギを植えてあるのですが、それ位ではおっつかないほど、土中で病原菌が繁殖したようです。

 

甘長シシトウです。

冠水後、4日目位から葉が萎れてきました。

次の朝はピンとなり、おお助かったか、と思うのは欲目。夕方にはもっと萎れます。このような事を日々繰り返して、今日で5日目、もう抜いてしまった方がいいでしょう。

 

同じく、万願寺唐辛子。

 

とんがり大ピーマンもこのありさま(^^;

 

キュウリです。

一見無事に見えますが、一本もなっていません。冠水まではそれこそ爆実り。毎日、朝夕、バケツに一杯ずつ、必死でさばくのが日課だったのですが、今は暇な事この上なし(^^;

 

中玉トマトも早めに抜きましょう。

 

気を取り直して、東端の瓜の周りをぐるっと囲みました。

ヌートリア避けです。夜間に出没しては、垂れさがった大ナスをカジッていきます。地の上の瓜などは、一晩でやられてしまいますから、やむなくこんな作業をしたのです。

青枯病で、畑は歯抜け状態です。枯れた野菜を抜いた後に同種の苗を植えても、すぐに青枯病が出ることは目に見えています。さて、何を育てるか、妙案がうかびません。

大水とヌートリア、今年は祟られっぱなしですね(^.^)


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念ですね (ミルク)
2020-07-17 10:03:19
丹精込めて作った野菜が、残念なことになって
お見舞い申し上げます。
私も菜園やってますが、冠水しなくてもトマトが数本
枯れてきてガッカリしているところです(泣)
害獣も出没ですか@@ こちらは、カモシカがたまに出没します。
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Unknown (tkgmzt2902)
2020-07-17 10:54:31
「あ~っ(´O`)°゜」
「エーッ(´д`|||)」
という言葉しか出てきません。むなしいですね~。
水に浸かったときから、きっと回復するだろうと期待していました。これだけきれいに植え付けされ、育てられていたのに残念です。見ている方も諦めきれません。

ゴーヤとキュウリを育てるだけでもストレスがあるのに、ほんとにもたったいないです。
細かい記録と写真を参考にさせてもらいます。
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遅生さまへ (くりまんじゅう)
2020-07-17 12:01:55
せっかく丹精込めた野菜が残念ですね。冠水しても水が引いたら
元に戻ると素人は思いますが 青枯病になりますか。
この前の豪雨から 産直の野菜が値上がりしました。

ヌートリアとは ペットで飼っていたものを野に放しそれが繁殖した
ということですか。アライグマ被害にあっているblog友もいます。
こちらの農家はハクビシン被害です。県内でも山間部は
野菜や果物がサル被害にあっています。どれも困りますねぇ。
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ミルクさんへ (遅生)
2020-07-17 14:32:44
コメント、ありがとうございます。

トマトやピーマン類は、もともと、青枯病にかかりやすいですね。この病気は、手立ての方法がないようです。有用菌の多い、健全な土が一番大切なのですが、冠水のように酸素不足の状態では、それもダメなようです。

野生動物が増えたのは天敵がいなくなったからではないでしょうか。
ヌートリアは、戦時中に防寒用の毛皮をとるために飼われたものが、戦後に増えたと言われています。食べ物はいくらでもあるので、すごい勢いで増えています。川辺で気持ちよさそうに、数匹で日向ぼっこをしています(^^;
アライグマ、ハクビシン、キツネも出没。
無料のサファリ状態です(^^;
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tkgmzt2902さんへ (遅生)
2020-07-17 14:55:14
人間の力では天には勝てませんから、仕方がないです。

青枯病は防ぎようがありません。
ピーマン、トマト、キュウリなどは弱く、ゴーヤは強いです。

まー、農家ではないので、作物が出来るのも八卦、出来ないのも八卦です(^^;
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-07-17 15:03:54
直ぐに水が引いたんですね。
でも、やはり、青枯病というのにやられてしまいましたか(><)
残念ですね(><)

次を考えるしかないですね。
私は、二番手のインゲン豆とキュウリの種を蒔きました。
また、ブロッコリーの苗作りを始めました。

ヌートリアというのは、水にも強いんですか。
この大水でも減らないんですね(><)
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くりまんじゅうさんへ (遅生)
2020-07-17 15:05:00
出水はどうにもなりません。
もはや、天を仰ぐのみです。天には勝てませんから。

ヌートリアは、戦時中に防寒用の毛皮をとるために飼われたものが、戦後に増えたと言われています。

耕作放棄地が増えたので、もう野生動物の天国です。
アライグマ、ハクビシン、キツネもいます。ほとんどが夜行性なので、朝気が付いたら、見事にやられていたということになります。
サルほど利口ではないのでまだマシですが。でも、時には、サルよりもさらに利口なヒトも出没するので油断ができません(^^;

こうやってグルリと囲うと、動物園と一緒で、どちらが囲われているのかわからなくなります(^^;
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Dr.Kさんへ (遅生)
2020-07-17 16:42:13
ははは、見事に予想的中です。ポジティブな予想(夢想)ははずれますが、逆はいつも大当たりです(^^;

インゲンマメとキュウリの種まきにブロッコリーの苗づくりとは地道ですね。頭が下がります。

ヌートリアは水生動物です。ビーバーみたいなもんです。土手に穴を掘ってすんでいます。大水の時は、ちゃっかりと陸地に避難しているのでしょう。
それよりも、地中のモグラはどうなるのかなーとゆうべ考えていました(^.^)
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Unknown (kibori-more)
2020-07-17 22:25:45
悲しい…
厳しい自然との共存…受け入れるしかないのですね…
でもやっぱり辛いです…(ToT)
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kibori-moreさんへ (遅生)
2020-07-18 06:01:11
昔なら、飢饉の襲来でしょうかね。
考えてみれば、コロナ籠りで、大半の時間を食べ物関係に使っています。そこへ豪雨。
天には逆らえません(^^;
昔の人が、天候がどうなるかを、非常に気にしていたのもわかりますね。そんな資料を見つけたので、いずれまたブログで紹介します。
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