のが「菅さんでは復興がすすまない」でした。
・普通の人の能力以下の人 2011/7/11 J−Castニュース
商科大学長がこう酷評した。
・「首から上の質が違う」「国破れてソーラーあり」 2011/9/ 4 J−Castニュース
「高飛車」「上から目線」発言が続いている。
質問され、「要するに首から上の質が違う」と言い放った。菅前首相は頭が悪い、バカ
といわんばかりだ。拍手喝采する向きもあるが、いくらなんでも、という声もある。
(中略)菅前首相の再生可能エネルギー政策をめぐっては、「このままでは『国破れて
ソーラーあり』になりかねない」と揶揄した。(全文こちら)
実現不可能と断ぜざるをえない 金子洋一参議院議員(民主党)
仙谷代表代行に手交しました。マスコミでも報道されましたが、誤解が多いよう
ですので、その全文をアップします。
賛同議員リスト
衆議院議員 吉良州司、長島昭久、石関貴史、北神圭朗、鷲尾英一郎、網屋信介、
勝又恒一郎、杉本和巳、長尾敬、山本剛正
参議院議員 金子洋一
平成23年7月13日
菅直人 内閣総理大臣殿『菅総理の即時退陣を求めるの議
国益を考える会
我が国統治の根本を踏み外し、国民生活、経済産業に致命的打撃を与える菅総理
の即時退陣を求め、新しい体制の下で推進すべきエネルギー・経済政策を提言す
る。
1.菅総理の即時退陣を求める
今回の佐賀・玄海原発の再稼動をめぐり、菅内閣の機能は完全に崩壊した。菅総理
は一旦自ら「浜岡原発以外は再稼動させる」と表明した。これを受け、海江田経済
産業大臣は安全性を確認の上、玄海原発を再稼動させようとした。しかしながら、
先日の予算委員会で、総理は海江田大臣の梯子をはずす形で、ストレステ ストの
導入を再稼働条件として突如打出した。これは、政策の正否以前の問題として、
もはや総理が内閣の一体的運営を自ら放棄したと言える。このような政府 に対する
信頼失墜は、震災被災地の住民にも蔓延しており、もはや菅総理の下での被災地復
旧・復興、原発事故の早期収束、国全体の復興は実現不可能と断ぜざ るをえない。
それ故、菅総理の即時退陣を強く求めるものである。
2.新しい体制の下で取組むべきエネルギー・経済政策
(1)原発政策、原発代替電源政策については、短期と中長期に分けて考えるべき
である。中長期的には、再生可能エネルギー普及促進策を早急に実行していくべき
であるが、ベースロードとしての短期原発代替電源としては、最新技術、高効率の
化石燃料電源、つまり天然ガス炊き複合発電や超超臨界圧石炭火力発電、 中長期代
替電源としては石炭ガス化複合発電などを促進するのが現実的である。これらの最
先端技術発電はインフラ輸出の対象にもなりえ、化石燃料ではあるが 地球温暖化に
も貢献できる日本の強みの技術である。
(2)このように短中長期の原発代替電源の充実を図りつつ、原発比率を下げてい
くことには全く異存はない。しかし、現実を見据えた際、今夏、今冬、 来夏の需給
逼迫を乗り切るため、更には国民の生活水準の安定と企業の安定操業のためには、
当面、安全性が確認された検査終了原発は早期に稼動させるべきで ある。すでに我
が国は、法人税率高、円高、電気料金高のため企業立地が厳しい状況にある。その
上、電力供給不安が重なれば企業は海外逃避し、結果、雇用が 失われ、地域経済、
国民生活は苦境に陥ってしまうからである。
(3)今次事故を受け、安全性強化策の不備、及び政策推進機関(経産省)と
チェック機関(原子力安全・保安院)が同一大臣の指揮下にあったことなど は猛省
が必要である。今後は原子力安全・保安院を中立的に独立させ、海外の専門家の知
恵と経験を活用する形で大胆に改革すべきである。同時に、国会の下に 原子力事故
検証委員会を設けて、中立透明な形で福島原発事故の検証と今後の対策を検討すべ
きである。
(4)最後に、復興に向けた総合経済対策も喫緊の課題である。電力供給制約がか
かる中で、経済活性化のための経済対策を早急に実行すべきである。就中、法人税率
の大幅引下げ、拡張的金融政策、企業の自由な活動と産業活性化を促進する規制
改革を強力に実行すべきである。
失墜した政府への信頼と統治機能を取戻し、国家の経営資産を総動員して被災地を
復旧・復興させ、国民生活と産業経済を安定且つ活力あるものにするため、今一
度、菅総理の即時退陣を強く求める。
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金子参議院議員の決議文に賛同した方々の前職をWikipediaで検索してみました。
吉良州司氏 日商岩井従業員
長島昭久氏 ヴァンダービルト大学客員研究員、アメリカ外交問題評議会上席研究員
石関貴史氏 群馬県議会議員、伊勢崎市議会議員、国家公務員(郵政省)
北神圭朗氏 大蔵省主税局、金融庁、大臣官房付兼内閣官房内閣内政審議室内閣事務官、
岩手県農林水産部企画課長
鷲尾英一郎氏 公認会計士
網屋信介氏 会社役員(メリルリンチ証券・ニッシンなど)
勝又恒一郎氏 住友銀行、松下政経塾を経て神奈川県議会議員
杉本和巳氏 みずほファイナンシャルグループ社員
長尾敬氏 明治生命保険社員
山本剛正氏 伊藤忠燃料従業員
金子洋一氏 国家公務員(内閣府)