大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

槍ヶ岳 3180mで会いましょう♪ ♯3

2010-09-09 00:36:09 | ~ 日本百名山 ~

【8月21日】 ばば平~大曲~水俣乗越~東鎌尾根~槍ヶ岳山荘~
槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘テン場

本日も朝から快晴 暑くなりそうです


ばば平から大曲分岐までは渓谷沿いの平坦な道のり
寝ぼけまなこのウォーミングアップにはちょうどいい足慣らしです

大曲分岐から水俣乗越までは急坂が続き視界はありません
途中 日光キスゲが咲いていたり 木いちごを食べたりと 辛い登りでしたが
なんとか高山植物に癒されながら 水俣乗越まで


水俣乗越で水分補給しながら小休止
乗越を過ぎると・・・
待ってましたぁ~と言わんばかりに どっかぁ~んと

槍ヶ岳が眼前に飛び込み 歓声があがり 
ここぞとばかりに シャッターチャンス
感動と共に あれに登るのかぁ~と、不安もよぎる

そして7月の三連休に縦走した 燕岳~大天井岳~常念岳の尾根を眺め
「凄い!あんなに歩いた訳?良く歩いたなぁ~ 歩けたなぁ~」と思う

そして・・・
北鎌尾根を見ながら 皆でAグループは大丈夫かな? どの辺に居るのかな?
って心配する


 東鎌尾根の鎖とハシゴ 
バランスを崩さないように 慎重に・・・右のハシゴはちょっと緊張
でも 昔だったら絶対に死んでも無理でした この右のハシゴなんて
随分 高いところに慣れたものだと 一人で感心しながら緊張感とスリル感を楽しみながらも
下りたら ホットした

ヒュッテ大槍で少々休憩
地図上ではヒュッテ大槍 水場のマーク ここで水の補給をするつもりでしたが
水場を探しても何処にもありません ヒュッテの人に聞くと 
「あの水場のマークは地図の間違えです」との答え えっ?マジ・・・?
1リットル200円で購入


一歩一歩進んで行く内に 
槍ヶ岳の穂先から「待ってたぜぇ~」って
挑戦状でも叩き付けられてる様な 鋭い声が聞こえてきそうだった!
次の難関は この槍ヶ岳の長いハシゴなんです さて どうなる事やら・・・


殺生ヒャッテを望み 槍ヶ岳山荘に到着


テント場は30張り位しか出来なく狭い そして囲われているので かなり使いずらいが
メンバーの6張り分は確保でき 設営

後は 16時の槍ヶ岳山頂での持ち合わせを待つばかり


15時 靴ひもを結び直して 槍ヶ岳へ 緊張です

思ったより足場はしっかりしていたので 怖くもなく普通に登れ
次のハシゴも 怖くもなく 無事山頂へ辿り着けました やったぁ~\(◎o◎)/

狭い山頂で 北鎌尾根から上がってくるメンバー2人を待っていると
遠くに岩と岩の間に動いてる人影を発見!
皆で「Yさぁ~ん、Kさぁ~ん 頑張れぇ~」 って叫ぶ・・
「おぉ~ぃ」って返事が返ってきた やったぁ~無事に辿り着いたんだ・・・ 


北鎌尾根から上がって来た二人の姿が見えた
山頂まで後 少し頑張って・・・

山頂で再会出来た事 無事に辿り着いた事に拍手で2人を迎え
 ハイタッチで喜びを分かちあえた 感動的な瞬間だった
山頂に居た 全く知らない人達も一緒に この2人に拍手した


そして 再会を祝し メンバーで記念撮影


テン場に下り またまた感動的な再会を祝し 乾杯!
たまりません この味は・・・


翌朝 早朝 ご来光を見る為に 再び山頂へ
真っ赤な朝焼けの東の空には 富士山

山頂から朝焼けに燃える 槍ヶ岳山荘

西には 影槍

そして メンバー6名の汗に滲んだ大事なザック

メンバー1名はこの後
槍~双六岳~笠ヶ岳と 後2日縦走して下山する為
皆で「気を付けてねぇ~」って お見送りして 我々も下山しました


愉快なメンバーに恵まれた 愉快な山行でした
また 一緒に行こうね (o^-^o)

下山後 温泉に入りお蕎麦を食べて 解散
中央高速の渋滞で八ヶ岳SAで仮眠し談合坂SAで仮眠
深夜になっても渋滞は解消せず 自宅に着いたのは深夜2:30
送ってくれた方が自宅に着いたのは 朝方の4:00過ぎだったとか
ありがとうございました 

メンバーの Nちゃんは電車がなくなり 途中でビジネスホテルに泊まったとか・・・
夏休みの高速は 何処も渋滞で大変だったようです

お疲れさまでした 


                             ・・・ 完 ・・・