大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

淡路島 ♯1

2020-02-06 13:57:50 | しま山100選
2020年1月31日(金)深夜-2020年2月2日(日)

淡路島へ。

淡路島の目的は、「しまやま100選」の本から選んだ、沼島にある「石仏山」に登る為。

そしてもう一つの目的が、「灘黒岩水仙郷」の水仙を見てみたかった事。

後、時間が許すのであれば、淡路島で釣りも楽しもう♪と、

ちょっと欲張りで大雑把な成り行き次第の行程ですけど・・・。


前夜、高速バスを利用した方が、朝一から行動ができるので、

行きは、バスタ新宿から夜行高速バスで三宮駅へ。

新神戸駅でレンタカーを借りて、いざ!淡路島を目指します。


まずは、腹ごしらえ。

淡路海峡大橋を渡って、淡路ICから2キロ程にある「道の駅 あわじ」へ。

淡路海峡大橋の真下にあり、広い芝生広場から大橋を真下から見上げる事が出来ます。


朝食として「明石焼き」と「穴子丼」を頬張り、大満足のご一行様。


目指す沼島のフェリー乗り場へ。

淡路島の中央を走る、高速道には乗らずに、

天気が良かったので海岸線沿いを洲本・由良・黒岩を抜け、

フェリーの乗船場がある土生(はぶ)へ。

へぇ~「土生」、これで「はぶ」と読むとは知らなかった。良い勉強になりました。


途中、沼島が見える。

フェリー乗り場近くの釣具屋さんで釣り餌購入。

沼島で釣りを楽しむ時間があるのかな?と思いきや、

約一名、散策しないで釣りを楽しむらしい。

 
所有時間10分程で、沼島港到着。

ウトウトする暇もなく、あっという間でした。

港は、綺麗に整備されていて、沼島の案内図もちゃんとありました。

ここで、釣り組と島内散策組とに分かれ、船の就航時間まで別行動。



上立神岩へ行きましょう♪

島内の地図を見ると、神社の裏手から登山道がある様で、

途中まで階段を登ってゆくが、この神社の裏手ではなく、

神社を通り越して、沼島小学校、中学校前を通ってゆく道でした。


島内を歩いていると民家の軒先には、手作りの手押し車が置いてあります。

沼島の生活必需品でしょう。

漁具や魚、生活用品の運搬には欠かせないものの様です。

帰りの船を待っている時、猟師さんが沢山の漁具を乗せて運んでいました。

後は、昭和初期のレトロな看板がまだ貼り付けてあったりと、

タイムスリップした感じでした。



小・中学校前まで来て、この道に間違えないこと確認して、舗装道を進む。

小学校・中学校の校舎は別々、

島内の人口からしてこの島の学校はとても立派に感じました。

島内滞在中、一度も子供の姿は見ませんでしたけど。


上立神岩

上立神岩は波打ち際まで降りて、間近に観ることができます。


来た道を一旦戻り、沼島灯台方面へ。

緩やかな登り坂、汗がジワジワと滲み出てくるポカポカ陽気。

しばらく歩くと、ふいに黄色の鳥居が目に飛び込んできました。

鳥居は、ここだけかと思っていましたが、


ずっ・・・と、並んでいます。

この神社の祭神は「鉄王稲荷大明神」で、

豊漁と航海安全の神で鉄王でもあるそうです。


灯台まで後少しです。


灯台到着。

この近くに山頂があるはずなのですが、

この前後の道沿いにも、山頂までの登山道は何処にもありません、

灯台の周りにも、山頂標識はなく・・・。

結局、この沼島灯台が「石仏山」山頂だったようです。


山頂を後にして、再び地味な登山道を歩きます。

途中、木々の間から聞こえてくる音にビビッてる人が居たりと、

ちょっと寂しい登山道でもありました。


島内には、このような石仏が点在しています。

調べてみると実はこれ、ミニ八十八ヵ所。

明治時代、戦争や伝染病で多くの人が亡くなったため、

その慰霊のために島内に八十八ヵ所が置かれました。


小さな島なので、お隣さんとの距離が近いです。

これなら、八十八ヵ所巡りも一日で終えられます。

もしかして、我々も巡っていたかも?




さて陽も傾いたころ、土生港に到着。

夕日がとても綺麗でした。


今回のお宿は、南あわじ市阿那賀にある、

活漁料理うずしお温泉 「寿荘」です。

温泉は、トロッとした良質の温泉で温まりました。

夕食も新鮮なお刺身に、この後天ぷらも。



そして一番の目玉は、鯛の塩焼き。

これは、抜群の美味しさでした。

ご馳走様(*^-^*)