午後からの観光は、
映画「天空の城ラピュタ」の世界といわれたり、
「トゥームレイダー」の撮影地だったり、世界的にも有名なタ・プロム遺跡へ。
西塔門入口。
西塔門から境内に入ると、左右は密林で生い茂っている、約450mほどの参道を抜けると、
おっとぉ~、遺跡から木が生えてるぞぉ・・・。
あの有名な、タ・プロム遺跡である。
12世紀末ジャヤヴァルマン七世が仏教寺院として建立。
後にヒンドゥー教寺院に改修されたらしい。
東西1000m南北約700mのラテライトの壁に囲まれた敷地の中にある。
こ遺跡は木々に覆われ発見当時の様子を残すために、
樹木の除去など修復してない状態を保つための
メンテナンスは行われているそうです。
しかし、中に入ってみると、これでもかっていうほど、激しく崩壊し、
崩壊の跡がそのまま散乱し、残されていた遺跡でした。
崩壊によって喚起された「ラピュタ」のイメージを、決定づけるものが、遺跡中を浸食する樹木です。
19世紀の後半に発見されるまで、数百年の間密林に眠り、
人々に忘れ去られて遺跡の残骸を、見守っていたのは、
壁に彫られたデバターだけだったのですよね。きっと、多分?
そして、人間が去った後、遺跡とともに生きてきたのが、
ガジュマルの木。
まるで大蛇が遺跡に絡みつき、また細かな血管むき出しのような姿は、
生命力といい自然の驚異が、この遺跡を保護・保存していたのでしょうか?迫力満点!
自然の生命力をみせつけられた、不思議な空間です。
そして、さらに奥に進むと、本日のハイライトでしょうか?
ぶっはぁ~、なんじゃぁ~、思わず笑ってしまいました。
これまた驚異的だ!
まるで巨大なタコが遺跡に絡みつき、闘い呑みこんでいるような姿は、
事前にガイドブックで確認していたものと、想像をはるかに超えていました。
まさに、浸食という表現がぴったりです。
自然の威力の大きさを改めて実感いたしました。
樹齢300~400年とも言われる、大蛇のような巨木に押しつぶされる事もなく、
負けずに建っている遺跡も、たいした根性ですよね。
何回見ても、凄い迫力に圧倒されて笑っちゃいます。
自然の力、人間の力を見せつけられた、森の中に埋もれた遺跡。
暑さの中、この迫力に圧倒され暑さをすっかり忘れていました。
さてお次は、バンティアイクディ寺院です。
パンティアイ(砦)クデイ(僧)「僧侶の砦」という意味らしい。
もともとはヒンドゥー教の寺院だったが、ジャヤヴァルマン7世により、仏教寺院に改造されたらしい。
遺跡群の参道には露天商が並び、民芸品とか飲み物が売られています。
オールド・マーケットにて、お土産タイム。
これといって買う物もなく、街中をお散歩。
夕刻の便で、ベトナムの首都ハノイへ空路移動。
シュリムアップ発 19時15分 ハノイ着 20時55分の便に乗る予定でしたが、
1便前の飛行機に空席があったため、変更しハノイまで1時間半程の移動となりました。
ハノイ空港からホテルまでは、バスの移動で約4時間かかり
1便早く到着する便に乗れたという事は、ホテルにも早く到着できとても楽です。
ベトナム航空は良く遅れるのですが、無事定刻どおり、ハノイ空港に到着。
しかぁ~し、ハノイ空港、手荷物カウンターでトラブル発生!
ツアーの人達のスーツケースは全て揃いましたが、
待っても、待っても、添乗員さんのスーツケースが流れてこない、
添乗員さん大慌てです。
空港外にはハノイ観光のガイドさんが出迎えで待機しているし・・・って事で、
ツアーで使っている旗を、ツアーの中の一人が持ち、
ハノイ空港の外で待機しているガイドさんのもとへ、
ハノイのガイドさんの案内でバスに乗り込み、バスの中で添乗員さんを待つ。
バスの中から道ゆく人達を眺めていると、流石 ベトナムの首都だけあります。
人の往来が激しいです。
無事、添乗員さんのスーツケースが見つかり、
ハロン湾にあるホテルへ出発。
深夜12時過ぎ、ムオン タン ハロンホテルに到着いたしました。
移動中、バスの中で寝ていましたがかなり眠いです。