2010年7月18日 縦走2日目 晴れ
【大天井岳 ~ 常念岳 ~ 蝶ヶ岳】
6:15スタート 重たいザックを担ぎ 今日も一日 頑張りましょう ♪
遠くに富士山を望む
朝のスガスガしい冷たい空気に触れながら 東大天井岳までの緩やかな稜線をゆく
スタートして1時間程 雪渓が出現し
西を見れば槍ヶ岳
ほんの少しだけの雪渓歩き 下からあがってくる冷気が気持ち良い
涸沢カールに穂高
今年はカールの所の雪が多いねって誰かが言ってたけど
「ふぅ~ん、そうなの?」って感じ だって去年は知らないし
7:30 東大天井岳へ登る手前 絶景のパノラマに圧巻 アァ~ングリ ポッカ~ン
東大天井岳の登り 左右はハイマツの海
関西からバスで来た単独の女性とお話
横通岳を過ぎると 遠くに赤い屋根の常念小屋が眼下に見え ホットする 休憩が出来るぞぉ
四国から来た団体さん達とすれ違う
常念小屋で小休止 岩だらけの道を上る為 小屋で極冷えの「なっちゃん」を買って
水分・糖分を補う ゴクゴクゴク 冷たくて美味しくて顔が緩む
9:00スタート ザックを背負いながら 石コロだらけの急な登りを見上げ・・・
これ登るのねぇ~ サッサと登り上がってしまいたい そんな衝動でした
1/3程登ったところで後ろを振り返り そして上を見上げ まだまだねぇ~と、心で思うが
まだ元気です
常念小屋まで下りてきた尾根道
後 少しだ頑張れ・・・
小さな祠がある 常念岳 2857m 10:30着
山頂は狭い 人がウジャウジャしていたので 少し下がった場所で休憩
この日の目的を1つ達成 これから先もまだ長いが ここち良い疲労感を味わう
この稜線を歩き蝶ヶ岳へ 後ひと踏ん張り? イエイエ違います まだまだです
途中 常念岳を見上げた瞬間 威圧された この山を上って下りたんだと仰天!
そして・・・
蝶槍までの試練が待ち構えていた・・・
時は正午過ぎ 上からは容赦なく太陽が照りつけ とにかく暑い!
水分を摂り過ぎて食欲もあまりない
蝶槍までは樹林帯の中 風通しもあまりなくアップダウンを繰り返す
足が徐々に重たくなってきた 前の人から遅れてくる ヤバイ!バテテ来た
ウェストポーチに忍ばせて置いた ゼリー状のアミノバイタルを口にくわえ呑みながら上がる
無性にホットコーヒーが呑みたくてたまらなくなる
途中で無理やり胃に物を流し込み ホットコーヒーを呑む
どうにか乗り越え 辛い登りのピークを越した所で 前日の夜テント場で一緒になった
ギャルと遭遇し ヒュッテでまた会おうね・・・と挨拶して別れる
眼下に梓川が見える 広々とした場所に出た瞬間
あの樹林帯の中の登りから やっと解放された!
手を広げ解放された喜びを叫びたかった
写真を撮る余裕も出た
あの辛い登りは 一体なんだったのかぁ~
ヒュッテまで 後少しだよ・・・
でも・・・
テント場は 凄い混雑らしいです 張る場所があるのかな?
瞑想の丘を通り抜けると・・・
遂に!とうとう やったぁ~ \(◎o◎)/
ヒュッテ到着です 生き延びた・・・
テント場は 超満員 張る場所があまり残ってない
テント場から少し下がった場所に設営して
小屋の中の小さなスペースのテーブルでお疲れ様
近くには大天井岳テント場で会ったギャルも居た
2日目と云う事もあって話が盛り上り賑やかな宴会となった
・・・ 続く ・・・
素晴らしい天空山歩ですね。
常念から蝶はまだ歩いたことありませんが、素直な感情が伝わってきます。
テント場って最近特に混雑するような気がします。
テント人気なのでしょうか。
そう思って、平日に行った私の山はテント場独占でした。
混雑時は、山小屋よりテントの方が
ゆっくり、快適に過ごせますものね。
人気の山は、やっぱり平日が穴場ですかぁ~。