ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

名前

2014-02-03 07:49:31 | その他
昨日の愛餐会(昼食会)、煮卵を失敗して、
卵サンドにしたのですがね・・・



それが不思議・・・。


昨日は、主食が少なくて、
パンにして良かったんですよ!!

もし煮卵にしていたら、
主食が更に減るところでした。

こういう状況は、やはり神様のご配剤!

良かった~!と思ったと同時に、

失敗をも益に変えてくださる神様に感謝しましたよ。





さて、先日も書きましたが、読書会でのこと。



「この土の器をも」の文の中に、
名前について触れた箇所がありました。

三浦綾子さんのご主人の光世さんが、
ある占い師に「名前を変えた方がいい」と何度も言われたが、
断り続け、最後には、占い師さんを承服させたという話。


私たちは、内容の分かち合いをする中で、
「名前」に対する願望が話題になりました。


「名前」って、必ず誰でも一個以上は持っているもので、
これがないと全く立ちゆきませんよね。
自分も他人も困ります。


そして、「名前」には流行があって、
最近は、読みにくい名前、意味がわかりにくい名前、
呼びにくい名前・・・がたくさんあります。
(キラキラネーム?)


私の時代は、「子」の付く名前が普通でした。
私も妹も「子」が付いています。


つまり、私たちの親世代(70代以上)は、
「子」が付く名前に「あこがれ」があったみたいですね。

読書会の時に、それがわかりました。


今の70代以上の女性のお名前は、「子」がつかない事が多く、
ひらがな、カタカナでの2文字が多かったようです。


だから、70代以上の方々が子どもの名前に選ぶのは、
「子」の付いた名前だったというわけです。



そして、私たちの時代は、「子」が付いた名前が普通だったため、
次の時代には、「子」が取れた名前を付けるのが流行しました。
主に2文字の名前が多い。昔と違うのは、漢字を当てている点。
(由香とか、恵美とか・・・)


そのまた次の時代には、2,3文字の「子」なしの名前が流行しました。
(さくら、彩花とか。
昔、私、「きらら」ちゃんて名前の子を受け持ちましたよ。)


そして、現代は、キラキラネームが多い中、
逆にあえて「子」を付ける親御さんも増えてきましたね。

その方が、何となく理知的な響きがあり、
流行に左右されない凛としたものを感じさせられるから?


時代によって、名前も変わりますが、
結局は、時代は巡る・・・。





「名前」でいつも思い出すのは、「赤毛のアン」のこと。

主人公アンの綴りは、「Ann」。
でも、アンはこれを嫌い、自分で「e」を付けて「Anne」としました。

「赤毛のアン」の原題は、ずばり
「Anne of Green Gables」です。


「e」のあるAnneは、どこか気品があり、崇高だと思ったようです。
「e」の無いAnnは普通すぎてつまらないと・・・。


日本人の私たちで言うなら、漢字の違いによって
名前の雰囲気も変わるって事ですよね。


わかりますね、その気持ちが。







ところで、「ここあ」という名前は、
私が飲むココアが好きだという事ではなく、

以前飼っていた犬の名前(cocoa)からもらったんですよ。


あ、ココアも好きですよ、もちろん。




ここあでした。