ここあコテージ

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ブラックベリー&ビデオ「海嶺」

2014-02-28 08:29:57 | 映画・テレビ
昨日も暖かかったのですが、くもりでした。
今日は、こちらはくもりか雨のようです。


さて、2年越しのブラックベリーが冷凍してあって、



そろそろ限界を感じてジャムに。




ブラックベリーは、大きめの鉢に植えて、
もう6,7年ものです。

本当は、ラズベリーを植える予定が、
たまたま見つけたブラックベリーを購入。

栽培も簡単、手間いらず、鉢植えで大きくならず、
おまけにとげなしの種類なので、扱いやすい。
お花がピンクで、とてもきれい。


でも、実を食べると、ラズベリーより香りがしないんです。
そして、かなり酸っぱいのが欠点。


毎年、ジャムにしていますが、そろそろ飽きてきて、
我が家でも人気が今いち。
来年は、鉢ごと誰かに差し上げてしまおうか・・・
悩むところです。




1.5瓶出来ました。


これを昨日のパンケーキ(ホットケーキミックスで)に
かけて食べましたが、久しぶりでおいしかった~。







さて、私の昨日の腰痛は、短時間で良くなり、
ほっとしています。


で、読書会も祈り会も出席できたのはいいのですが、
読書会は、ちょっとした事情で、ビデオ上映会に変更。


観ることになったのは、30年近く前の【海嶺】。90分ほど。
これも、三浦綾子さんの小説ですが、実話なんですよ。




西郷輝彦さん、あおい輝彦さん、竹下景子さんなどの俳優さんたち出演。


映像は少し古かったけれど、内容がおもしろかったので
90分はあっという間でした。


日本が鎖国時代、船の難破で、北アメリカに漂流した日本人3人が、
日本に戻される途中の中国のマカオで、
ギュツラフ宣教師の聖書日本語翻訳を手伝い、
ギュツラフ語訳を完成させる物語。


約30年前に、私も観たことがありましたが、
当時はあまり感じなかった点もありました。


それは、彼らが日本に戻れると思っていた矢先、
当の日本から帰国を拒否されてしまう。

彼らは叫びました。
「お上って何なんや~? 国って何なんや~?」

今の日本を彷彿とさせられました。
なんとも切ない内容でした。


ところで、このギュツラフ訳。ヨハネの福音書ですが、

「はじまりに かしこきもの ござる・・・」で始まります。

(「初めに、ことばがあった。」)


「ござる」なんておもしろいですよね。

「ことば」を訳すのが大変だったようです。
本来、イエス様を指すわけですが、
当時は、3人も聖書の神についてはわかっていなかったし。


ギュツラフ宣教師が、「ことば」とは、単なる「language」ではなく、
「Word」であり、知恵に富み、創造者であり・・・と説明しました。


そこで、彼らの乏しい語彙の中から選んだのが、
「かしこきもの」でした。


聖書翻訳は、現代も行われていますが、
本当に大変なご苦労があるんですよね。

私たちに届けられている聖書も、
かつてはこんな苦労があって、こうして今があるということを
改めて考えた時でしたよ。




ここあでした。